2009年10月16日(金)
セガから10月29日に発売されるPS3/Xbox 360用ACT『ベヨネッタ』の新情報が公開された。
『ベヨネッタ』は、セガとプラチナゲームズがタッグを組んで開発する“クライマックス・アクション”ゲーム。爽快感抜群のド派手なアクションを簡単操作で楽しめることで話題の作品だ。今回は、前回の記事で紹介していないキャラクターやシステム、新たなトーチャーアタックなどの情報を公開する。
ジャンヌ |
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ベヨネッタと同等の魔力を使う、謎を秘めた女。行く先々で姿を現し、一緒に天使を相手に戦うこともあれば、ベヨネッタに戦いを挑んでくることもある。その目的や正体は不明だが、ベヨネッタの過去の謎についてなんらかの情報を握っており、そのためにベヨネッタを追っているようだ。
漆黒の拳銃を手にするジャンヌ。巨大な鳥のような魔獣は、ジャンヌが召喚したのだろうか? また、バイクに乗って疾走するシーンも! |
どうやら、2人の間には少なからず因縁があるようだ。どのような過去を秘めて、どういった物語が展開していくのか!? |
前回紹介したように、ベヨネッタは拷問器具を使ったトーチャーアタックを駆使して天使を狩っていく。今回はその中から“大車輪”と“チェーンソー”の画像を掲載する。
その重量で得物を叩き潰すのに使われる拷問道具。潰しても絶命に至らない獲物に対しては、更にこれを高速回転させ、獲物の身を削り取るという。
魔力で鋭い刃を高速回転させて、獲物をぶった斬るのがこのチェーンソー。獲物により大きな苦痛を与えるよう、無数に並んだ刃の切れ味はむしろ鈍くなっている。
今回紹介するのは、キルゴア中佐という武器。両手両足に装備することができ、すさまじい火力を発揮するようだ。
ベトナム戦争で狂気に走って殺りくの限りを尽くし、地獄へ堕ちて悪魔となった男・キルゴア中佐の魂を宿したグレネードランチャー。強大な魔力を帯びたグレネード弾を発射し、天使をせん滅する。
手と足に武器を装備できる本作。プレイヤーはベヨネッタの手足に何を付けるかを、設定でき、2パターンを登録しておける。パターンの切り替えはステージ中でも可能だ。 |
ベヨネッタは、魔力を使いさまざまな特徴的な動きを披露する。ウィッチタイムは敵との攻防時に、ウィッチウォークは敵との距離を詰める時に見ることができる。
魔女に伝わる魔導術の真髄。感覚を研ぎ澄まし、超高速行動を可能にする技。敵の攻撃をギリギリで回避することで発動し、ベヨネッタ以外の動きが遅くなる。
ウィッチウォークを使えば、建物の壁や天井などを、まるで地面のように移動できる。このウィッチウォークは、ワンボタンで解除することが可能だ。
他にもバイクをかっ飛ばすベヨネッタや、巨大なムカデのような大魔獣を召喚する様子を見て取れる。こちらについては、続報に期待しておこう。 |
テンパランチア |
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“四元徳(カーディナルバーチュズ)”のうち、“節制(テンパランチア)”を表している。城のようにそびえる胴体に、巨木のような2本の腕を備えている。この力が世界に働く時、それは一国を飲み込むほどの巨大な竜巻となって現れるといわれる。怒りか、喜びか、天の意思を推し量ることなど人間にできるはずもなく、竜巻に見舞われた人々は、それが治まるのをひたすら祈り続け、己の節制を天に誓ったという。
フィアレス | ||
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天使のヒエラルキーにおいて第4位に数えられる主天使。神の裁きと表現される雷を操り、人々に神の威光を知らしめることを役割とする。自然現象として認識されている雷のほとんどはこの天使によるもので、おごれる人間の振る舞いが天の逆鱗に触れた時、その怒りが稲妻となって天に轟(とどろ)くといわれている。
ハーモニー | ||
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統治、主権、支配を意味する主天使の中でも、“調和”の名を持つこの天使は、特別に平和の象徴ととらえられている。我々の世界に現れる時には、オーロラのような光に見えるといわれるが、それはヒレのような羽を大きく広げて人を包み込もうとしているハーモニーの姿である。三叉の矛を持って悠々と空を飛ぶ姿で描かれることが多く、天界でも空の守護を担っているといわれる。
グレイス&グローリー | ||
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炎を纏(まと)うグレイスと雷を操るグローリーは双子の天使で、常に2体1組で神を護衛している。この天使はともに気性が荒く、天使の兵卒を率いる軍神として描かれることも多い。その腕に備えた巨大な爪の如き神具が、彼らのその荒々しさを象徴している。人間たちの間で、双子が他の人間よりも霊力が強いと信じられているのは、この天使たちの祝福があるためと信じられている。
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