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2009年11月2日(月)

『RWC2009』各国の戦いぶりはどうだったのか? 対戦レポート(前編)

文:電撃オンライン

 昨日の速報でお伝えした通り、11月1日パシフィコ横浜で開催された“Ragnarok Online World Championship 2009”(RWC2009)は、開催国である日本代表ギルド“Dekopin”が見事優勝し、世界最強ギルドの座を手にした。

 会場ではその他にも、スフィア&JAM Projectのライブ、イベントステージで行なわれたコスプレ大会、『ECO』や『グランディア オンライン』のスペシャルステージなどで盛り上がっていたが、そちらについては別途レポートするとして、ここでは第1試合から決勝戦まで、試合の様子をお伝えしよう。とは言え今年のRWC2009は、第1試合~三位決定戦、決勝戦までなんと全14試合を1日で消化する超ハードスケジュール。さすがにすべての試合内容を詳細に記すことは難しいが、可能な限り解説していこう。

『RWC2009前編』 『RWC2009前編』
▲全試合を実況してくれた、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの中村さん(写真右)。とても助かりました、ありがとうございました。

 RWC2009の細かいルールは公式サイトを見ていただくとして、第1試合~3位決定戦までは3本中2本先取したギルドが勝利。決勝戦に限り5本中3本先取となっている。また試合の合間のセッティングタイムでキャラクターの職業をチェンジすることは認められるが、メンバーを交代することはできない。

●第1試合A ドイツ vs. 中国

『RWC2009前編』

 開場時間がずれこんだため、少々遅れて10:30に第一試合A、ドイツ vs. 中国の1本目がスタートした。メンバーはドイツ、中国ともにハイプリースト、ハイウィザード、パラディン、チャンピオン、プロフェッサー、クラウン、チェイサー(英語クライアントではストーカー)という、RWCではもっとも定番の職業構成だ(以下、これを基本構成と呼ぶ)。使用マップは障害物の多いTYPE2である。

 先に中央を取るか、外側から攻めるかで動きが大きく変わるTYPE2で、先に中央に陣取ったのはドイツチームだった。まずドイツ側チャンプの阿修羅覇凰拳で中国チームのハイウィザードが戦闘不能に。その後もドイツのチャンピオンが活躍し、阿修羅覇凰拳で中国のチャンピオン、チェイサー、プロフェッサーを連続で倒し、1本目は7-0でドイツが勝利した。

 2本目のクラス構成は同じで、今回も最初に中国チームのハイウィザードのHPが少し減った瞬間、ドイツチームのパラディンが出すプレッシャーをくらい死亡。ここから中国も負けじと積極的に前に出るが、チャンピオンを失い続いてクラウンも失う結果に。最後に残ったパラディンが白ポーションがぶ飲みで試合時間残り4分まで耐えたが、生存人数でドイツが2本先取し、ストレート勝ちとなった。

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●第2試合B ブラジル vs. 台湾

『RWC2009前編』

 どちらもRWC2007/2008の経験国。ちなみに最短ルートでも日本へのフライトは20時間を越えるというブラジルの選手は、来日をもっとも楽しみにしていたらしい。また時差などの都合もあり唯一前々日に到着し、ちょこっとだけ日本観光を楽しんだそうだ。対する台湾は、RWC2007/2008に出場したギルドを打ち破って、今年新たに台湾代表となったギルドだ。ブラジル、台湾ともに基本構成のマップはTPYE2。

 1本目、両チームともパラディンのプレッシャーを前面に、チェイサーとハイウィザードのツインストームガストという定番の戦術だが、ややブラジルに勢いがあり台湾は押され気味の序盤。しかしブラジルのプロフェッサーとハイウィザードが戦闘不能になると、台湾の猛攻をくらい一気に全滅。7-0で台湾が勝利した。

 2本目でブラジルはチャンピオンをジプシーに変更する珍しいクラス構成を選んできた。チャンピオンは、凍結したりHPが減ったままリカバリーの遅い敵を、阿修羅覇凰拳で確実に落とすためのアタッカーであり、試合の鍵を握る重要なクラスでもある。このクラスチェンジに対し慎重になったのか、2本目はゆるゆるとした展開に。ブラジルはジプシーのスキル、スクリームとクラウンの寒いジョークを連発し、台湾メンバーの凍結を狙い、スキを狙ってはクラウンがアローバルカンを連打。狙いが決まり台湾はハイウィザードを最初に失い、続けてハイプリーストが死亡。ブラジルもチェイサーが戦闘不能に。この状態で台湾は気丈にもブラジルメンバーを凍結させるが、台湾のチャンピオンが出す阿修羅覇凰拳で仕留めきれない。また、ブラジルのプロフェッサーが素晴らしい判断と動きでディスペルを駆使し、台湾のチャンピオンを何度も妨害。生存者6-5のまま試合は残り2分となり、さらに残り20秒で台湾のチャンピオンが戦闘不能。ブラジルはやや苦しい戦いながらも2本目で勝利し1-1となった。

『RWC2009前編』 『RWC2009前編』

 そして最後の3本目、注目は台湾チームのジプシー対策だが、ブラジルは再びチャンピオン抜きのジプシー構成、台湾も基本構成のままである。ブラジルのジプシーは運命のタロットカードを、クラウンはブラギの合間にアローバルカンを連打し、これをまともにくらった台湾のハイウィザードがいきなり死亡。さらに台湾はプロフェッサーも失う。ブラジルは運命のタロットカードで、単体対象だが相手のHPを1にする“死神”が発動するなど運も味方し、絶好調に。7-2と優位に立ったブラジルはセイフティウォールを使うなど余裕の態度で、残った台湾メンバーを追い回さず時間切れを狙い、2本先取したブラジルがこの戦いをモノにした。

●第3試合C ロシア vs. U.S.A

『RWC2009前編』

 ロシアもアメリカもRWC出場経験はあるのだが、代表ギルドのメンバーが異なるため、いずれも世界大会は初体験となる。しかし昨年もロシア vs. U.S.Aというカードが組まれ、何やら因縁の対決に見えなくもない。ロシアもアメリカも基本構成でマップはTYPE2。

 1本目、ロシアは勢いよくマップ中央へ躍り出たものの、開始早々でプロフェッサーとクラウンが倒れるという、手痛いミスをおかした。先述の通りTYPE2は障害物が多いため、一旦後ろに引こうとしたタイミングでメンバーが障害物に分断されてしまい、そのチャンスを見逃さなかったアメリカ代表により、各個撃破されたしまったのだ。ロシアのパラディンがリフレクトシールドでアメリカのチャンピオンを返り討ちにし、一矢報いる。しかし、その後もアメリカは狙ったキャラクターを一点集中攻撃という戦術で、ロシアのチェイサー、チャンピオン、ハイウィザードを順番に倒していく。ディボーションで耐えるがそれも時間の問題で、この試合はアメリカがやすやすと手にした。

 お互いクラス構成を変更せず2本目が開始。またもやロシアは障害物でL字型になった部分の内側へ、アメリカは外側から攻める1本目と同じスタイルとなった。しかしロシアは開始まもなくアタッカーのチャンピオンが戦闘不能。その後、ロシアはプロフェッサー、クラウン、ハイプリースト、チェイサーをほぼ連続で失いチームは崩壊。アメリカが2本先取という結果になった。

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●第4試合D 日本 vs. インドネシア

『RWC2009前編』

 試合の前にJAM Project ライブステージを挟み選手は休憩時間に。再開された第4試合めはいよいよ、我らが日本代表ギルドの試合。「悲願の一勝を……」と取材者の立場を忘れ、心の中で祈っていたのは秘密(!?)である。ちなみにインドネシアはRWC2004/2007/2008とすべての出場経験があり、特に去年は3位となった実力派でもある。日本もインドネシアも定番構成でマップはTYPE2。

 1本目、日本チームが一足先に中央に飛び出し、画面右上からインドネシアチームがやや遅れて出てくる形に。攻めの日本と守りのインドネシアと、インドネシアはやや慎重な動きだ。まず最初に日本のチャンピオンが、阿修羅覇凰拳でインドネシアのプロフェッサーを倒し、ランドプロテクターの守りを無くしたのだが、その後の展開が驚くほど速かった。プロフェッサーとチャンピオンの連携がよほど良かったのか、日本のチャンピオンは素早くSPを回復させ、阿修羅覇凰拳を連発。ステージ上の解説がまったく間に合わない勢いでインドネシアチームを全滅させた。

 続く2本目、クラス構成はどちらも1本目と変わらないが、1本目よりは積極的に中央へ出るインドネシアチーム。中央付近でランドプロテクターが隣接する接近戦となった。しかし展開は同じで、最初の阿修羅覇凰拳が決まってから、日本チームは怒涛の攻めに入り、今回もまたどのキャラクターが倒されたのか確認できないほどのスピードで日本チームがインドネシアチームを全滅させ、ストレート勝ちとなった。

 会場からは自然に歓声と拍手がおこり、日本チームの健闘を称えていたのも嬉しいできごと。ステージ上の選手も「地元で戦えてよかった」と思っていたことだろう。

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●第5試合E ベトナム vs. マレーシア

『RWC2009前編』

 RWC初参加となる実力未知数のベトナム代表と、RWC2004以来となるマレーシア代表。と言ってもRWC2004は今で言う1次職しか使えない古いレギュレーションのため、実は現行のRWCレギュレーションにおいては、初参加とまったく変わらない経験となる。

 使用マップはTYPE2。メンバー構成だが、マレーシアはチェイサーの代わりにジプシーを、一方のベトナムもチェイサーをなくしスナイパーを加えていた。過去のRWCにおいてもスナイパーを選択したギルドはあったが、正直活躍したとは言いがたい。国内大会のRJCでもやはりスナイパーを含むギルドが決勝にまで姿をみ見せたことはなく、世界大会の場数を踏んでいないベトナムだから、と思ったのだが……。

 1本目、ベトナムチームがマップ中央へ先に到着。マレーシアはジプシーのスクリームと運命のタロットカードを案の定連発し、死神カードを出す最高のチャンスが到来したのだが、連携が悪く止めをさせないという始末。その間にマレーシア側のプロフェッサーがスタンした瞬間、すかさずベトナムのチャンピオンが阿修羅覇凰拳を決めて落とした。さらにハイプリースト、ジプシーも倒したまではよかったのだが、圧倒的有利にも関わらずベトナムもあまり連携が良くなく、阿修羅覇凰拳を出すもぎりぎりで倒し損ねるなど試合は長引き、それ以上は見せ場のないままベトナムが1本目を先取した。

 ここで1台のPCが不調で再起動する小さいアクシデントがあったが、大事にはならず2本目へ。クラス構成はそのままで、マレーシアはとにかくジプシーが運命のタロットカードをガンガン発動していたのが印象的。序盤で阿修羅覇凰拳を打ちに踏み込んだマレーシアのチャンピオンが、逆に返り討ちにあってしまった。アタッカーを失っただけならば逆転も十分ありえるのだが、ベトナムチームのスナイパーがファルコンアサルトの猛連打で追撃し、マレーシアのハイウィザードを仕留める。ベトナムの勢いは止まらず、チャンピオンの阿修羅覇凰拳で次々とプロフェッサー、クラウン、ジプシー、パラディンを倒し、ベトナムが第5試合は勝利した。

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●第6試合F フランス vs. タイ

『RWC2009前編』

 RWC2007/2008の覇者であるタイとフランスの試合。フランスはRWC2004/2007は不参加で、初出場した昨年のRWC2008は2回戦敗退という結果を残している。クラス構成はともに基本構成でマップはTYPE2。

 1本目、先にマップ中央へ出るが、タイの持ち味である積極的な攻めにじりじりと押されるフランス。やがてフランスのハイウィザードが倒れたのをきっかけに、ハイプリーストとプロフェッサーを失ってしまう。タイも日本チーム同様に阿修羅覇凰拳の回転数がとにかく早く、さらに残影から常にチャンスを伺い、1発も無駄にせず確実に狙った相手を落とす腕のよさが際立っていた。勢いを失わないタイがまずは順調に1勝した。

 続く2本目、タイはここで大胆なクラスチェンジを行なう。なんとチャンピオンとチェイサーの代わりにスナイパーとアサシンクロスに変更してきたのだ。今大会初のアサシンクロス登場となり、これには解説者も「遠距離かつ瞬間最大火力を重視したのでしょうか?」と、かなり驚いていたようだ。その予想は見事にあたり、プレッシャーなどで少しずつフランス側のメンバーのHPを削ったところに、スナイパーがファルコンアサルトを集中的に浴びせかけ次々に倒し、試合は今大会最短ではないかと思われる1分強でタイが勝利をおさめた。

 なお、前日のウェルカムパーティにおいて、タイ代表ギルドが「今までにない新しい戦術を考えてきた」というのは、おそらくこのスナイパー&アサシンクロスを投入したメンバー構成のことを言っていたのだろう。しかし、こんな早い段階で手の内をさらしてしまってよかったのかが気になる。

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■韓国 vs. タイの試合に注目が集まる2回戦! そして日本の第2試合の行方は…?

 スフィアのライブステージとコスプレステージを間にはさみ、RWC2009は第2回戦へと進んだ。ここからはシード権を得ていた韓国代表とフィリピン代表の試合も行なわれた。

『RWC2009前編』
▲ここまでの途中経過が分かるトーナメント表。日本の第2試合対戦相手はベトナムである。

●2回戦第1試合G フィリピン(シード) vs. ドイツ

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 フィリピンとドイツはどちらも基本構成。ここから使用マップは傷害物が少なく、中央に水があるTYPE3へ変更される。正面からのガチ対決になりやすく、ウィザードのスキル“ウォーターボール”を使えるのが大きな特徴のマップだ。

 1本目、お互い積極的に踏み込めずやや膠着してしまった試合序盤。流れが変わったのは、ドイツのチャンピオンが阿修羅覇凰拳を打ちに行き、逆に戦闘不能になったため。フィリピンが攻めの姿勢に転じ、残りのメンバーを次々倒して鮮やかに勝利した。

 2本目ではフィリピンが最初から強気に出たせいか、ドイツチームは少しずつ壁際に追い込まれていく。ドイツは最初に守りの要プロフェッサーを失い、そのままハイプリースト、クラウン、チャンピオンが連続して、少し間をおいてチェイサー、ハイウィザードが戦闘不能。最後は防御力の高いパラディンが残ったが、結局全滅という形でフィリピンがストレート勝ちをおさめた。

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●2回戦第2試合H ブラジル vs. U.S.A

『RWC2009前編』

 基本構成でやってきた両ギルドの1本目、アメリカチームはいきなりハイウィザードが死亡し、試合の流れはブラジル優勢かと思いきや、ブラジルも主力のチャンピオンを失い人数は6-6に。アメリカチームはメンバーほぼ全員が凍結するという大きなピンチを迎えるが、ブラジルはチャンピオンの不在がアダとなり、このチャンスをまったく生かせなかった。逆にブラジルチームはハイプリーストとパラディンが倒れ、1本目はアメリカが勝った。

 2本目でブラジルは対抗策としてか、ジプシーを投入。アメリカは引き続き基本構成である。この狙いが当たり、運命のタロットカードからウォーターボールの連携が決まって、アメリカ側のパラディンが死亡。アメリカチームはやや引き気味の体制を取らざるを得なくなった。ブラジルはスクリームとアローバルカンのコンビネーションも素晴らしく、1名失うも6-0でブラジルの勝利となった。

 コレで勝敗が決まる3本目。ここを落とすと後が無いのはお互い様だが、強い攻勢を見せたのがアメリカ。ブラジルはクラウンを最初に倒されてしまいブラギによるブーストがなくなり、パラディン、ジプシーも次々に戦闘不能。終わってみれば、7-0でアメリカが勝ち残り、2回戦を突破した。

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●2回戦第3試合I 日本 vs. ベトナム

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 日本は基本構成だが、対するベトナムはチェイサー抜きのスナイパー構成で試合に挑んだ。まず日本はベトナムのパラディンに集中攻撃をしかけ、チャンピオンが阿修羅覇凰拳を繰り出すも3回とも耐え切られてしまう。しかし、ベトナム側の意識がパラディンを守ることに集中したそのスキをついて、日本は素早くターゲットを変え、ハイプリーストとプロフェッサーを倒すことに成功した。支援と守りの両方を失ったベトナムは一気に体勢が崩れ、チャンピオン、スナイパー、クラウンを連続して失い、異例のハイスピードで日本が1本目をおさえた。

 どちらも1本目と同じ構成で始まった2本目。ストームガストの吹雪の中、パラディンがプレッシャーを打ち合う定番の戦いで始まったが、日本のチャンピオンが阿修羅覇凰拳をまず決めた……と解説し始めたところで、続けて二人、三人と猛烈な勢いでベトナムチームを倒し、今回もまた誰が戦闘不能になったのか確認すら追いつかないハイスピードで日本のストレート勝ちとなった。

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●2回戦第4試合J タイ vs. 韓国(シード)

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 本大会最大の注目カードが、このタイ vs. 韓国の試合である。何しろRWC2007/2008の1位、2位ギルドがぶつかるため、下馬評では事実上の決勝戦などと囁かれていたのだ。

 試合はマウスの不調が見つかり、交換を終えてからスタート。両ギルドともにメンバーは基本構成である。タイはパラディンが突っ込んでプレッシャーを出し、積極的な攻めの展開を見せる。また、タイ側チャンピオンがパラディンを狙って阿修羅覇凰拳を連発し、韓国メンバーの意識がパラディンに向いたそのスキに、タイはプロフェッサーとチェイサー、クラウンを戦闘不能にした。これで完全にタイ有利の流れとなり、1本目を勝利。

 しかし過去の大会で韓国は必ずラウンド1はあえて負け、相手のクラス構成やダメージ値からステータス配分などを予想し、次の試合からは打って変わった強気の試合を見せるため、この時点では油断できない。そして2本目、クラス構成は同じままで互いに素早く中央へ飛び出した。判断力と確実なプレイヤースキルではタイが一歩リードしていたようだ。韓国チームはプロフェッサーを最初に失い、ランドプロテクターの守りがなくなった状態でハイプリースト、クラウン、チェイサーが死亡。タイが韓国を完全に圧倒する形でこの2回戦をものにした。

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 これにてRWC2009の第1および第2試合がすべて終了した。ここまでの結果を見ると、初参戦の国が予想外の実力を見せたり、過去の試合から注目されていない国が勝ちあがってくるなど、なかなか興味深い展開となっている。

 ここから先は準決勝、三位決定戦、決勝戦が待っているわけだが、RWC2009レポート前編はここで終了。続きは後編にてお届けしよう。(麻生ちはや)

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データ

▼『ラグナロクオンライン』
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種:PC(対応OS:Windows 2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2002年12月1日
■プレイ料金:1,500円(税込)/30日

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