2009年11月25日(水)
2010年春にセガから発売予定のPS3『龍が如く4 伝説を継ぐもの(以下、龍が如く4)』に搭載される、さまざまなシステムを紹介する。
『龍が如く』シリーズといえば、人間の生々しい感情までも描いたドラマが展開するメインストーリーの他に、寄り道的な要素として多数のサブストーリ-が収録されているのも特徴だ。これまでは桐生の意外な一面や、町で暮らす人々のエピソードを描いたものが多かったサブストーリ-だが、今作『龍が如く4』では4人それぞれの側面を描くとともに、新たな3人の主人公から見た角度での新たな神室町が表現されるという。
またアクションバトルに関しても、主人公が4人になったことで、それぞれ違うスタイルでの戦いが楽しめる。以下に4人のバトルスタイルや、それぞれのヒートアクションの一例を紹介しよう。
▲伝説の龍、桐生一馬。これまでに続き爽快で多彩なアクションが使え、伝説の喧嘩奥義の数々を繰り出せる。 |
▲スタイルはこれまで通りの桐生だが、新技もいくつか追加される。上の画像は、倒れている敵を強引に引き起こして連続バックドロップを叩き込むヒートアクション。 | ▲こちらも新技の1つ。挑発で相手の心を乱すことでスキを作らせ、そこに強烈な一撃をお見舞いする。 |
▲スピードと多彩な蹴り技が特徴の秋山。スピーディな動きで相手を翻弄し、さまざまな連打操作により、華麗に敵へ連続技を叩き込むことができる。 |
▲秋山専用のヒートアクション。ガードレールを利用して、相手の顔面に強烈な脚技を叩き込む。 | ▲敵を踏み台にして高く飛び上がってから、複数の相手に同時に回転蹴りを浴びせる大技。 |
▲冴島は、パワフルで豪快なアクションが特徴。溜め操作を使うことで技がさらに強力なアクションへ進化し、一撃で敵をなぎ倒すことが可能だ。また、他のキャラクターでは持てないようなバイクやドラム缶などの巨大オブジェクトも、武器として扱える。 |
▲敵を担ぎ上げ、助走をつけて頭から壁にぶつける。冴島の怪力を生かした豪快なヒートアクション。 | ▲相手を宙高くに放り投げ、落ちてきたところに強烈なラリアットを叩き込む。 |
▲さばき技やつかみ技を得意とする谷村。ガード操作や、つかみ操作により敵を無力化し、ヒートアクションへつなげると大ダメージが狙える。 |
▲刑事である谷村は、敵を逮捕することができる。巧みに相手を押さえつけて手錠をかけてしまえば、それで相手を無力化してしまう。 |
また、『龍が如く 見参!』で採り入れられた天啓システムも4人それぞれのシチュエーションが用意されている。以下に、谷村が新たな技を閃(ひらめ)くまでの流れを例に、システムを説明する。
▲街中でカップルを見かけた谷村が、2人の行動を目で追うと……男は鬼の形相をした嫁に出くわしてしまう。 |
▲怒りに震える嫁が包丁で夫に切りかかる! 椅子で包丁をしのいだかと思いきや、椅子が真っ二つに割れてガードががら空きに。 |
▲すかさず嫁が飛び蹴りをブチかます! 夫がダウンし、勝ち誇る嫁。一連のシーンを見ていた谷村は、手帳へ一心不乱に何かを書きなぐり、新技を閃く。 |
最後に、『龍が如く3』で導入されたチェイスバトルを紹介。今作『龍が如く4』では、新たに追加されたエリアである屋上や地下も舞台となる。さらに、物を投げたり、立ち止まって応戦したりするアクションも追加された。
▲屋上を舞台にしたチェイスバトル。ビルとビルの間をジャンプして飛び移り、相手との距離を詰めたり、引き離したりできる。 |
▲チェイスバトルでは相手の体力をゼロにすれば勝ち。タックルで体力を削るだけでなく、今作からモノを投げて体力を削ることも。 |
▲逃げていた敵が突然立ち止まり、振り返って攻撃を仕掛けてくることもある。うまく回避できれば、反撃で大ダメージを与えられるチャンスだ。 |
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