2009年12月15日(火)
本日12月15日、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』テーマソング発表会が都内で開催された。
▲左から、発表会に駆けつけたRYO the SKYWALKER、Zeebra、シリーズ総監督の名越稔洋氏、Mummy-D(RHYMESTER)、DJ Hasebe a.k.a Old Nick。 |
2010年3月18日にセガから発売されるPS3『龍が如く4 伝説を継ぐもの(以下、龍が如く4)』に、テーマソングを提供するのは、2008年に発売された『龍が如く 見参!(以下、見参!)』以来2度目の楽曲提供となるZeebra。4人の主人公の視点で物語が描かれる『龍が如く4』の曲を手掛けるにあたり、Zeebraの呼びかけに応えたMummy-D、RYO the SKYWALKER、DJ Hasebe a.k.a Old Nickの3名が集い、本編と同様、4人の男たちによってテーマソング『Butterfly City Feat. RYO the SKYWALKER & Mummy-D』が完成したという。
▲Zeebraによると、テーマソングを4人で作る経緯として、セガから「長年やってきた戦友のような人と一緒に、4人で共作を」という話があったそうだ。RYO the SKYWALKERも「記念すべきコラボレーションになった」と語る。 |
▲楽曲をプロデュースしたDJ Hasebe a.k.a Old Nickは、ゲームにあわせてハードな曲にするだけでなく、「ドラマティックな展開をして、MC1人1人の個性が出るような感じ」に曲を仕上げたそう。 |
楽曲制作の経緯や方向性だけでなく、Zeebraたちの語る完成までのエピソードでは、コンセプトがきちんと決まるまでと、曲が完成するまでに二転三転して時間がかかった、という苦労話なども話された。紆余曲折を経て完成した楽曲を聴いた名越氏の感想は、「現代劇にあてはめて本領が出るというのはずっと感じていた。本当にいいものをいただいたなと思った」という満足を感じさせるコメントだった。
▲発表会では、楽曲が実際にライブで披露された。4人の熱い男たちの手掛けた曲に注目だ。 |
さらに会場では、曲作りの話だけでなく、「名越氏に初めて会った時の印象は?」という質問も4人に投げかけられた。「今日、実際に会えてすげーうれしい」、「黒いな」、「ゲームの制作の方と聞いて納得した」などさまざまな感想が聞かれ、『見参!』の時に初対面を果たしたZeebraは、「まずは衝撃的ですよね(笑)」と漏らし、セガ本社で素敵な部屋に通された時も、そこが名越氏の部屋だとはなかなか信じられなかったというエピソードを笑顔で語ってくれた。
▲ちなみに『見参!』の時は、宮本武蔵と自分をなぞらえることによって楽曲を作り、ゲームの曲としていいものができただけでなく、自分の代表曲にもなったと語るZeebraさん。 |
また名越氏は、「毎回、キャスティング、アーティストを含み、大きなコラボレーションをするというのもこの作品の特徴です。作品自体、シリーズの中でベストなデキだと私自身信じておりますし、楽曲の方もそれに負けない素晴らしい楽曲ができたと思います」と述べ、ゲームおよび楽曲に対する自信をうかがわせていた。
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