2009年12月22日(火)
任天堂は、DS用ソフト『ラストウィンドウ 真夜中の約束』を、2010年1月14日に発売する。価格は4,800円(税込)。
本作は、DS用ソフト『ウィッシュルーム 天使の記憶』のホテル・ダスクの出来事から1年後を描いたアドベンチャーゲーム。新しい舞台は、1980年のロサンゼルスにあるケイプウェスト・アパートメントだ。物語は、1カ月後に取り壊しが迫ったこのアパートに住む元刑事カイル・ハイドに、謎の人物から“レッドスターを探せ”という依頼が突然舞い込むところからスタート。アパートを探索して住民たちの話を聞きながら、謎を解いていくことになる。
アパートの隠された13年前の過去に絡む“レッドスター”とは何か? そして謎に包まれた父親の死の真実とは? アパートを探索する中で、2つの過去がゆっくりと重なっていく。
▲独特な味わいがあり、情緒が漂う世界観。 | ▲タッチペンを使った移動や探索。 | ▲じっくりと考えながら解いていく謎解きも。 |
主人公は探索の中で、住人たちに聞き込みを行う。相手の心理を探りながら会話を続け、重要な情報を引き出していこう。住人たちはさまざまな秘密を持っており、アパートを探索することで複雑な人間関係が浮かび上がってくる。
▲会話の最中には、次の話題につながる選択肢が出現。 | ▲適切な選択肢を選ぶことよって、新たな情報を得られる。 |
▲不審を感じた時には、さらに追求することも。新情報を聞き出せる可能性がある一方、面倒ごとに巻き込まれてしまうこともあるので、時にはあえて聞き流すことも必要だ。 | ▲選んだ問い掛けによって不快感を与えると、相手が心を閉ざしてしまう。こうなった場合は、それ以上先へと進めなくなりゲームオーバーとなる。顔色をうかがいながら慎重に選択肢を選ぼう。 |
ゲームを進めていくことで、小説『ラストウィンドウ』ができあがっていく。細やかな情景描写や、時々のカイルの心情、アパートの住人のさまざまなエピソードなどが描かれ、ゲーム本編とは違った視点でストーリーを追える。
▲袋とじ(ゲームヒント)……本編で行き詰まった時に見れば役に立つ秘密のメモ。各章の最後に付属し、次章の進め方や謎を解決するための糸口を、それとなく読めるようになっている。 |
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