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2009年12月25日(金)

『乃木坂春香の秘密』最終回収録を終えた能登さんたち6人のコメントをお届け

文:電撃オンライン

 先日最終回を迎えたTVアニメ『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』。その最終回アフレコに参加した声優陣からコメントが到着した。

 コメントをくれたのは、乃木坂春香役の能登麻美子さん、綾瀬裕人役の羽多野渉さん、乃木坂美夏役の後藤麻衣さん、天宮椎菜役の佐藤利奈さん、桜坂葉月役の清水香里さん、七城那波役の植田佳奈さんの6名。最終回のアフレコを終えたばかりの能登さんたちに、全12話の収録を終えた感想を語ってもらったので、今までしっかり放送をチェックしていた人や、これからDVD&Blu-ray Discを買う予定がある人はご一読いただきたい。

『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』

――最終回の収録を終えた今の率直な感想をお聞かせください。

能登さん:たくさんのキャストが出演した本当ににぎやかな最終回でした。ふりかえってみると、第1話も温泉のお話だったんですが、今日収録した最終話も温泉のお話。温泉に始まり温泉に終わるという(笑)、『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』らしい、本当に楽しい最終回を迎えることができたと思います。

羽多野さん:まったく最終回という感じはしないんです。とにかく集中しながら全12話を一歩ずつ……という思いで演じてきましたが、終わってみればアッという間でした。もっともっと裕人を演じていたい、今はそんな気持ちでいっぱいです。

後藤さん:私もまだ最終回という実感がわいていません。たぶん、少し時間がたった後に、じわじわと寂しさがやってくるのでしょうか。またいつか、このメンバーで、集うことができたら……そう思っているところです。

佐藤さん:アッという間に最終回まで走り抜けた、そんな感じです。今日、収録させていただいた第12話も、あいかわらずのお約束ごとが満載で『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』メンバーの表情もイキイキしていて、まだまだ作品も続いていきそうな……そんなステキな最終回でした。

清水さん:1クールって本当にアッという間でした。振り返ってみると男性の夢と妄想が濃厚に! ギュっとつまっている全12話だったと思います(笑)。特に最終回はあらゆる願望を集めたシチュエーションで『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』らしい最終回になったと思います。

植田さん:春香さんと裕人さんのモヤモヤした感じが本当に『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』っぽいなと思いながら2期が始まったのですが、そのままのムードで最終回まで来てしまいましたね(笑)。2人に対しては「結局どっちなのよ!」とツッコミたい気分です(笑)。

――最終回の見どころをお聞かせください。

能登さん:もちろん全編を通して見どころがいっぱいなんですが、私的にはメイドさん達が全員そろった姿をもう一度見られたことがすごいうれしかったです。そこは絶対にオススメだと思います。

羽多野さん:とにかく登場人物がたくさん出てきますので、一瞬たりとも見逃さずに観てほしいですね。収録スタジオにも入りきらないほどの出演者が集まって収録をしました。『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』らしいにぎやかさを楽しんでいただければと思います。

後藤さん:健気な春香お姉ちゃんの姿がてんこ盛りです。ファンの皆さんも裕人さんと一緒にキュンキュンしていただければと思います。

佐藤さん:自分のキャラクターについての見どころを言いますと、椎菜の暴走っぷり(笑)でしょうか。最終話らしい椎菜の猛アタックに期待してください。

清水さん:最終回でようやくメイドらしい仕事ができたと思います。一瞬ですけど(笑)。ファンの皆様には、葉月のメイドとしての姿をぜひ見ていただきたいですね。それとキーワードは雪山での“ダグラスくん”です。私の中ではこれがすごくツボでした(笑)。後は……見てのお楽しみです。

植田さん:春香のお父さんとお母さんも見どころのひとつだと思います。特にお母さんである秋穂さんの本当の怖さが垣間見える場面。秋穂さんの恐るべきパワーを見てもらいたいと思います。

――全12話を振り返って、それぞれのキャラのお気に入りシーンをお聞かせください。

能登さん:特に印象的なのは、第1話で春香が自分から椎菜ちゃんに「みんなと一緒に温泉に行きたい」って言い出すシーンですね。第1期シリーズの春香にはなかったことですから。ここまでみんなとなじめたことがとてもうれしかったです。それと第4話のクリスマスでの裕人とのプレゼント交換。あれは、キャストの間でも物議をかもしましたが……お気に入りのシーンのひとつです(笑)。

羽多野さん:裕人はどちらかというと大事なことは言わないで心にしまっておく、そんなキャラだったりするんです。でも第11話で初めて春香に対し、飾らない言葉で気持ちを伝えることができたんです。僕自身、このシーンの裕人に恋愛の極意を学ばせてもらいました(笑)。

後藤さん:みんなで初もうでに行ったときに、春香お姉ちゃんに手書きのおみくじを渡して頑張って、と励ますシーンがあるんですね。その応援の仕方がすごく美夏ちゃんらしくてカワイイなと思いました。

佐藤さん:椎菜としては恋愛の運気が上がったり下がったりで、結局、それがずーっと続いていました(笑)。印象的だったのは裕人が家に看病に来てくれたところですね。それと第11話の椎菜が裕人の背中を押して、春香のもとに向かわせるシーン。そのシーンの椎菜はとても素敵だったと思います。

清水さん:春香さまが幼いころのクリスマスの記憶を思い出すシーンがあるんですが、葉月がサンタをやっていたんですよ。お父さんお母さんじゃくて、葉月がサンタというこのシーンを見て、そんな昔から春香さまのことを見守ってきたことがわかって、なんだかとてもうれしかったですね。それと春香さまから「一緒に葉月さんもお風呂に入りませんか?」と誘われるシーンがあるんですが、その春香を見て「昔から見てきた娘も立派になったな」って、ほのぼのした気分になりました(笑)。シーンとしてはそんなに多いわけではないのですが、この2つは好きなシーンですね。

植田さん:美夏さまと下着のファッションショーをしているシーンがあったんですけど、そのシーンが本当に色っぽくって。『乃木坂春香の秘密』らしいにぎやかでちょっとエッチなこのシーンがお気に入りです。

――最後に応援してくださったファンの皆さんにメッセージをお願いします。

能登さん:第1期は春香と裕人の恋模様を中心に描いていたんですが、第2期ではさらに魅力的なキャラクターがたくさん出てきて、作品としての広がりをお見せすることができたと思います。こうして第2期まで製作できたのは作品を応援してくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

羽多野さん:この第2期ではこれまで描ききれなかった部分がしっかり掘り下げられていて、ファンの皆さんにはさらに深く作品を楽しんでいただけたのではないでしょうか。改めて、ファンの皆さんと作品にかかわられたスタッフの皆さんには感謝をしたいと思います。ありがとうございました!

後藤さん:皆様の応援があって、第2期を始めることができ、そして無事に最終回まで迎えることができました。本当にありがとうございました。これからもぜひ応援よろしくお願いします。それと、Webラジオ『乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお! ねくすと!!』もまだ続いていますから、そちらもあわせて聴いていただけたらと思います。

佐藤さん:それぞれのキャラクターの恋模様も、まだまだ続いていくようですが、それは今後のお楽しみとしておきましょうか。私自身はキャラクターの宝庫ともいえるメイド隊の序列に興味津々です(笑)。いつかメイド隊のそれぞれのキャラにクローズアップしたお話も見てみたいですね。

清水さん:メイドに妹に金髪にと『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』には、きっとアナタ好みのキャラがいるに違いありません(笑)。アニメ本編だけじゃなく、N’sの活動もありますから、引き続き作品を応援をしていただけるとうれしいです。個人的にはメイド隊のスピンオフ作品を狙っていますから(笑)、ぜひメイド隊の応援もよろしくお願いします。

植田さん:第2期はこれで終わってしまいますが、気になるストーリーの展開は、原作でチェックしていただければと思います。来年早々にはN’sの最新アルバム『Happy?』もリリースします。音楽やWebラジオ、そしてイベントなど、『乃木坂春香の秘密』という作品は絶えず動き続けていくと思いますので、これからも変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします。

――ありがとうございました!

(C)五十嵐雄策/アスキー・メディアワークス/『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』製作委員会

データ

▼『乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪』第1巻
■メーカー:ジェネオン・ユニバーサル・エンタテインメント
■発売日:2009年12月23日
■価格:BD 7,035円(税込)/DVD 5,985円(税込)
 
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