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2009年12月25日(金)

アニメノチカラ第2弾『閃光のナイトレイド』来春よりテレビ東京などで放送決定!!

文:電撃オンライン

 テレビ東京とアニプレックスが共同で行っているオリジナルアニメ作品制作・放送プロジェクト“アニメノチカラ”。その第2弾『閃光のナイトレイド』が、2010年春より放送される。放送局はテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知。

 『閃光のナイトレイド』の舞台となるのは、さまざまな国々が入り乱れて絢爛なムードが漂う1931年の上海。世界大戦の狭間にあたる1931年という時代背景を生かしつつ、国や軍、そして信念のために私欲を滅して懸命に生き抜いてゆく男たちの“カッコよさ”が描かれていくという。本日判明した情報を以下に記載していくので、興味がある人はぜひチェックしてもらいたい。

■ 『閃光のナイトレイド』イントロダクション ■

――1931年、魔都“上海”。

 日清戦争、日露戦争、第1次世界大戦を経て、中国大陸へと進出した日本陸軍。その中に歴史上葬られた特殊スパイ組織“桜井機関”が存在した。覇権国家が群雄割拠する上海で、特殊な能力を持つ彼らは決して表舞台に出ることなく、さまざまな事件の裏で暗躍する。

 そんな最中、とある陸軍の一部隊がこつぜんと姿を消す。それはやがて世界を揺るがす大事件への序章であった……。


■ 『閃光のナイトレイド』登場人物 ■

『閃光のナイトレイド』

◆三好 葵【みよし あおい】(画像左から2番目)……とある有力政治家の落とし種。陽性でくったくない性格。多少、軽率に見えるところもあるが、正義感は強く一本気なところもある。欧州留学を経験、そこでリベラルな価値観や国際感覚を培う。外遊中、婚約者が早逝。失意の時期に桜井機関に誘われ応諾する。上海では諜報員としての素性を隠すため、葛とともに、写真館を経営。能力はサイコキネシス。時間制限がある。

◆伊波 葛【いは かずら】(画像左から1番目)……士族から高級軍人へと続く武人の家系に生まれる。厳格な祖母に育てられ、武人としての生き方を徹底的に叩き込まれる。プライドが高く厳格。考え方も保守的で、融通のきかぬ面もあり、しばしば葵とぶつかることも。陸軍士官学校を優秀な成績で卒業後、半ば強引に桜井機関に所属させられ、希望していた陸軍大学校への道を断たれてしまう。テレポート能力を有するが跳躍できる回数に制限があり、また自分の視野に入らない場所へは跳ぶことはできない。

◆苑樹 雪菜【そのぎ ゆきな】(画像左から3番目)……旧華族の家系。関東軍の一部隊を率いて大陸に消えた兄の行方を捜すため、自らの意志で桜井機関に身を投じる。普段は穏やかな雰囲気だが、時折、凛としたおごそかな振る舞いを見せる。活動的で好奇心旺盛な面もあり、諜報員としての適性も十分に備えているが、温室育ちの人のよさが災いすることもある。能力はサイコメトリング。集中力を研ぎ澄ますため能力の発動時には花の香りを好んでたしなむ。

◆鍵谷 棗【かぎや なつめ】(画像左から4番目)……寒村の貧しい農家に生まれる。幼いころから使用人として苑樹家で働いており、そこで能力の覚醒に気付く。兄を捜しに大陸へ向かう雪菜を守るため、桜井機関に加わった。無骨だが生真面目で誠実。余計なことはしゃべらず黙々と任務を遂行する。雪菜とは人前では主従関係を隠すため、対等に振る舞っているが、2人きりになると現在でも忠実な僕(しもべ)である。特殊な視覚能力を持ち、望遠、透視、暗視が可能。能力を十分に発揮するには月の光が関係しているという。

(C)A-1 Pictures/閃光のナイトレイド製作委員会

■『閃光のナイトレイド』
【放送開始予定】
 テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて2010年4月~

【スタッフ】(※敬称略)
 原作・制作:A-1 Pictures
 監督:松本淳
 キャラクター原案:上条明峰
 キャラクターデザイン:佐々木啓悟
 メインライター:大西信介
 音楽:葉加瀬太郎
 音響監督:山田稔
 美術監督:谷岡善王
 美術設定:金平和茂
 メカ・プロップデザイン:常木志伸
 撮影監督:那須信司
 助監督:ヤマトナオミチ
 色彩設計:中島和子
 製作:閃光のナイトレイド製作委員会

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