2010年1月2日(土)
3月25日に5pb.から発売される、Xbox 360用ソフト『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』。本作の特集ページが、電撃オンラインに本日オープン! 特集ページでは、本作の最新ニュースやオリジナルの連載記事を随時掲載していきますので、ぜひ注目していてください。
特集企画第1弾となる本記事では、前作『CHAOS;HEAD』についての基本情報をいろいろとお知らせしていきます。……あ、申し遅れました。本特集の一切を仕切っている、電撃オンラインの自称ギャルゲー番長・ごえモンと申します。初めての方は、以後お見知りおきを。
『CHAOS;HEAD』とは、5pb.と美少女ゲームブランド・ニトロプラスのコラボレーション企画第1弾として、2008年4月にPCで発売されたアドベンチャーゲームです。荒唐無稽ではない“99%の科学、1%のファンタジーを描く”という理念のもとに制作されており、“妄想を科学する”という作品テーマや、主人公がどんどん追い詰められていく息もつかせぬストーリー展開などが話題となりました。
2008年10月にTVアニメ化、2009年2月にはヒロインごとのルートなどの新規要素が追加されてパワーアップしたXbox 360用ソフト『CHAOS;HEAD NOAH』が発売。PC版とXbox 360版を合わせ、累計6万本以上を出荷している人気タイトルが、この『CHAOS;HEAD』なのです。
ちなみに2009年10月に発売され、これまたヒットとなったXbox 360『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の1年前が舞台。もし、『シュタインズ・ゲート』をプレイして気に入ったけど、『CHAOS;HEAD』は買っていない……そんな方がいましたら、今すぐ秋葉原のゲームショップに走り、本作を購入することをオススメします(Amazon.co.jpでも可)。ホントおもしろいので。
本作の舞台は実在の渋谷の街がモデルとなっています。“109”が“107”として登場するなど、渋谷に行ったことがある方ならば、「この場所見たことある!?」と気付くと思います。そんな若者の街・渋谷の一角にあるコンテナハウスで、大量の美少女ゲームや美少女フィギュア、コーラなどに囲まれながら過ごしているのが主人公のオタク少年・西條拓巳(にしじょうたくみ)君です。
▲109の他にも、検索エンジンとして登場する“Deluoode”やニュースサイト“TAboo!”、巨大掲示板“@ちゃんねる”など、実在するものがモデルとなっていて、思わずニヤリ。 | ▲拓巳の部屋にも、どこかで見たことがあるようなフィギュアがちらほらと。元ネタを探すだけでも、結構楽しかったり。 |
拓巳が住む渋谷では、現在“ニュージェネレーションの狂気(通称:ニュージェネ事件)”と呼ばれる連続猟奇殺人事件が起きていて、ネットやTVを騒がせています。そんな“ニュージェネ事件”の現場に、ひょんなことから出くわしてしまったところから、主人公の受難が始まるのです。
▲ニュージェネ事件とは、5人の高校生が手を繋いだまま集団飛び降り自殺をした“集団ダイブ”から始まる、一連の猟奇的な殺人事件のこと。若者が絡んでいることと、あまりに異常な事件のため、“ニュージェネレーションの狂気”と呼ばれています。 |
受難とはどんなことかといいますと、事件のことを調べている女子高生・楠優愛(くすのきゆあ)に犯人だと問い詰められたり、事件現場で遺体の前に立って返り血を浴びていた少女・咲畑梨深(さきはたりみ)が、今までいなかったのにいつの間にかクラスメイトになっていたり(しかも、クラスメイトは誰も違和感を感じていない)、警察の捜査線上に登ってしまったり……。そんな、サイコサスペンス風のストーリーが本作の魅力。決して、女の子と仲よくなるのが目的ではないのです。あ、でも、Xbox 360版の追加ルートで、ほんのちょっぴり恋愛要素が増えました。
▲梨深はニュージェネ事件の犯人なのか? そしてなぜ、拓巳に近づいたのか……。徐々に謎が明らかになっていくストーリーが本当におもしろいです。 | ▲Xbox 360版では恋愛要素が追加され……って、これは優愛に監禁されている画像でした(笑)。 |
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