2010年1月21日(木)
そうそう、torneならではの機能にPSPリモートプレイがあります。リモートプレイなので、PS3で扱うのと同じ感覚で、PSPから操作することができるのですが……とにかく地デジ放送がキレイ。なんで? って言いたくなるくらいにキレイ。これ、PSPの解像度や性能に最適化して表示をさせているとのこと。ちなみに、SCEの方が言うには「PSP(1000/2000/3000)よりもPSP goのほうが若干キレイに見えます」だそうです。
リモートプレイでは、さすがにPS3と同じ操作レスポンスは得られず、半テンポ、いや0.3テンポぐらい引っかかる(わかんねーよとかのツッコミはご容赦を)のですが、それでも十分すぎるほど速い。画面が小さいのでどうかなーと気になっていた番組表も、ちゃんとPSP用に表示が最適化されていて、9局×24時間分の極小表示以外はイイ具合に読める。
あ、リモートプレイとは違うのですが、PS3上で録画した映像をPSPに書き出す機能もあります。この時、PSPへの書き出しはワンセグ放送用ではなく、ちゃんとPSP用に最適なエンコードで出力してくれるそう(今回は試す時間がなかったけど)。
▲PSPへの書き出しは、標準画質(512Kbps)と高画質(1Mbps)の2択。1時間あたりのファイルサイズは、標準画質で約250MB、高画質で約500MBだそうです。 |
もう1点、torneならではの独自機能として“トルミル”が挙げられます。ネット経由で、各番組がどれくらい録画予約されているのか、どれだけ見られているのかがわかる機能です。つまり、torneユーザーの視聴動向がコレでわかるというシロモノ。ちなみに、ユーザー自身の視聴動向を見られる機能もあり、どの局をよく見ているか、どんなジャンルの番組を見ているか、といったことがわかります。
▲画面で“●●●トル”と書かれているのが、他のユーザーの録画予約数。“トル”順でソートをして番組を探すこともできます。 |
▲視聴動向を見る、チャート機能も充実。アニメばっかり見ていると、きっとアニメ関連の項目だけがグラフでビヨーンって高くなっちゃうんだろうなあ。 |
ちょっとかけ足気味で書いてきましたが、何が言いたいかというと「ヤバイヤバイ速い」ってこと。このよさは、文字で伝えるよりも実際に見た方がわかりやすいかもしれません。SCEの広報さんにそのあたりを聞いたら、ユーザーさんが体験できるようなイベントも予定していて、積極的に展開していく……と、前向きなご回答をいただけました。そうしたところで一度触ってみてください、この操作感にヤミツキになります(体験談)。
コストパフォーマンスもよく、PS3本体とセットで42,800円(税込)というのは、地デジ対応レコとしては“アリ”な価格設定。良好な操作感、導入の手軽さと相まって、誇張ナシでPS3の今後に大きな影響を与えるデバイスになるんじゃないか……とも思えるtorne。発売が待ち遠しくてたまりません!(アクティ)
▲と終わったふりをしてオマケ。書ききれなかった機能を画像中心で簡単にまとめます。まず番組の検索。ジャンル、キーワード、時間帯などでの絞り込みが可能です。この検索処理も、操作レスポンスに負けず劣らず速い。スッと目的の番組が出てきます。 |
▲予約スケジュールの確認画面。予約が重なっているとエラーが出ます。この画面から番組表にアクセスすることも可能なので、番組表で予約状況を見たいときはソレで。 |
▲ハードディスクは本体内蔵のものの他、外付けで8台まで登録しておくことができます(同時接続はUSBハブを用いて最大4台まで)。これだけつなげれば、容量で困ることはなさそう? |
▲同時録画機能を有効にしていると、PS3のゲームで遊んでいる時もバックグラウンドで予約録画が行われます。ゲームと同時に動かしていると動作が重くなる? とも思うのですが、聞いたところ「問題ない」とのこと。安心した。 |
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