2010年1月23日(土)
本日1月23日、東京・池袋にあるシネマサンシャイン池袋にて、劇場映画『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』の公開初日舞台あいさつが行われた。
本作は、2004年にTYPE-MOONからPC用ゲームとして発売され、TVアニメ化などもされた『Fate/stay night』を劇場用作品として映像化したもの。舞台あいさつには、杉山紀彰さん(衛宮士郎役)、植田佳奈さん(遠坂凛役)、諏訪部順一さん(アーチャー役)ら声優陣が出演し、公開初日を迎えたよろこびを言葉にしていた。
▲左から、杉山さん、植田さん、諏訪部さん。植田さんと諏訪部さんは、着物を身にまとってファンの前に現れた。 |
司会の蓮見孝之TBSアナウンサーから「映画化されると初めて聞いた時の感想は?」と聞かれた3人は、一様に信じられなかったと返答。植田さんや諏訪部さんはアフレコのスケジュールを聞くまで心のどこかで疑っていたのだとか。また杉山さんは信じられないと思いつつも、「ついにきたかと思いましたね」と感慨深そうに振り返っていた。
続いての質問は、「アフレコで印象に残っているものは?」というもの。諏訪部さんはアクションシーンが多く、1シーン1シーン完全燃焼する勢いで演じていたと話していた。植田さんはアフレコそのものよりも台本の厚さと重さにビックリしたと振り返り、アフレコしやすいように数ページごとに台本を破くのが楽しかったと笑いながらコメント。アフレコが始める前は緊張していたという杉山さんは、それでも現場に集まったキャストを見たらなんだかホッとしたとのこと。またそれぞれの役についてもあまり忘れておらず、「スッと演じることができた」という諏訪部さんの言葉に、杉山さんも植田さんも大きくうなづいていた。
3つ目の質問は「映画をご覧になっての感想は?」というもの。ネタバレしてしまわないよう苦慮しつつも、杉山さんと諏訪部さんはアクションシーンのすばらしさを熱弁。緊張感とスピード感あふれる映像となっており、まばたきする間もないほどだと語っていた。植田さんは「アクションシーンもすごいけれど、男性キャラクターがとてもカッコイイです。女性だけでなく、きっと男性の目から見てもあこがれちゃうほど」とコメントした。
ここで舞台あいさつは終了の時間に。杉山さんたちは、来場してくれた観客にメッセージを贈り、拍手の中で会場を後にした。
●諏訪部さん
劇場に足を運んでくださってありがとうございます。映画好きなので、こうしたところであいさつさせていただけたことを、とてもうれしく思います。これから映画で『Fate』の世界を堪能してください。映画を見れば、きっとイメージできるでしょう。最高にリア充な自分を!!(会場笑) それではよろしくお願いします。
●植田さん
ゲームで“UNLIMITED BLADE WORKS”ルートをプレイしてくださった皆様は、それぞれのシーンがどうなっているのか楽しみにしてくださっているでしょうが、皆様の期待は絶対に裏切りません!! ものすごくスピード感にあふれている作品ですが、最後まで目を離さずにしっかり見ていただけるとうれしいです。
●杉山さん
今日こうして公開初日に映画館に足を運んでくださったことにまずはお礼を言いたいです。本当にありがとうございます。僕らも試写で見た時に、お世辞などではなく「もう一回見たいね」という言葉が出てくるほどでした。もしも見終わった時に同じように感じてくれたら、その時はまだ見ていない誰かを連れて一緒に見にきていただけるとうれしいです。これからも『Fate』という作品を皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。
(C)TYPE-MOON/Fate-UBW Project
■劇場映画『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』