2010年1月29日(金)
ガストは、PSP用RPG『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人(以下、ユーディーのアトリエ)』を4月8日に発売する。価格は5,040円(税込)。
本作は、2002年に発売された『アトリエ』シリーズ第4弾を、PSPに移植したもの。主人公は、200年前の過去からタイムスリップしてきた錬金術士ユーディット・フォルトーネ。調合というシリーズでおなじみに要素に加え、冒険の要素が追加され、後のシリーズにも影響を与えた。
以下では、本作のストーリーとPSP版の新キャラクターの情報、追加要素やゲームの流れについて紹介する。
冒険者の依頼で“竜の砂時計”をたくさん作ることになったのは 人口100人程度の小さな村・ライフ村で錬金術士をしているユーディット。 アイテムを調合していた彼女の前には、大釜があった。 そこに液体を入れようとした時、髪の毛が1本入ってしまう。 大釜を覗き込むと、急に煙の量が増えて濃くなる。 ドン! という大きな音と同時に巨大な煙が上がった。 爆発のショックで吹き飛ばされたユーディットは 自分の視界が真っ白になっていくのを感じていた。 その時、何が起こったのか、彼女はまだ知らない。 合成していた素材の成分の暴走で 200年後の世界に飛ばされてしまったことを。 親しい友だちもいない、 自分の知識もろくに通じない世界に来てしまったことを。 彼女にとっては珍しくもないと思っていたこの調合失敗が、 彼女の人生を大きく変えてしまったことを。 いつもと同じ朝、いつもと同じ一日のはじまり。 そう、思っていた。 |
PSP版では、新キャラクターが追加されている。名前もプロフィールも不明というこの女の子。続報で明らかになる……ことが予想されるので、続報に期待しておこう。
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10歳くらいの女の子。教会のシスターのような、キレイな衣装を着ている。どうやら記憶喪失で、名前もわからないようだ。 |
舞台となるフィンデン王国の中央に位置する山脈に存在するのが、古代遺跡・ファクトア神殿。さまざまなことが謎に包まれているが、以前に冒険者が潜り込み、珍しい財宝を持ち出したことで、この神殿が注目されるように。しかし、神殿には凶悪な怪物が多数生息し、大変な危険地帯。さらに古株の冒険者たちによると、地図を作って潜っても、何故か中で道に迷うことがあるらしく、今までなかった部屋があったり、逆にあった物がなくなっていたりする、という噂だ。
フィンデン王国の中央にある山脈の中に隠れるように存在している神殿。その大半が土の中に埋もれていて全容はいまだ明らかにされていない。 |
このダンジョンは、入るたびに落ちているアイテムや罠が変化する。さらに、ダンジョンには“耐久度”が設定されていて、それが0になるとダンジョンは1度倒壊してしまう。一定時間経つと、ダンジョンは修復され、再び入れるようになるが、難易度や構造が変化してしまうので、新たな気持ちで攻略することになる。
耐久度はダンジョンに設定された数値で、地雷などの罠にはまったり、戦闘中に爆弾や大魔法などの大きな威力をもった攻撃を行ったりすると、徐々に減っていく。0になると、ダンジョンは倒壊してしまうので、ファクトア神殿に入る時は注意が必要だ。 |
移植に際して、このファクトア神殿のダンジョンの大きさが大幅にアップしている。なんとPS2版の倍以上になっているとか。強力な敵が出現するダンジョンなので、準備を整えて望みたい。
ファクトア神殿の画像には、先ほど紹介した新キャラの姿が! この神殿と縁のあるキャラなのだろうか? 画像からはユーディットと一緒に戦っているのも確認できる。 |
PS2版で4:3だった画像は、PSPにあわせて16:9に変更されている。サイズは変更されているが、シリーズの魅力である美麗なグラフィックは、PSPでもしっかり楽しめる。
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Illustration:双羽 純
※CV、敬称略