2010年3月26日(金)
バンダイナムコゲームスから発売されたPSP用ソフト『魔法少女リリカルなのはA’s PORTABLE -THE BATTLE OF ACES-(以下、魔法少女リリカルなのはA’s PORTABLE)』を使い、電撃オンラインと開発スタッフが対戦! 連載第3回目となるこの記事では、対戦会後半の模様をお伝えする。
全3回にわけてお送りしているこの企画は、『魔法少女リリカルなのはA’s PORTABLE』で日々対戦している電撃オンラインのkbjとカネキングが、その成果を試すべくバンダイナムコゲームスさん&ウィッチクラフトさんに対戦を持ち掛けたもの。3月11日には対戦会の前編を、3月18日にはインタビューを掲載しているので、まだ見ていない人はぜひご覧いただきたい。対戦会前編の記事には、本作を未プレイの人に向けた対戦の見どころも掲載しているのでチェックしてほしい。
今回の記事では、前編に引き続き、対戦会後編の模様をお伝えする。お互い1勝1敗で迎えた最終戦。いよいよ、ウィッチクラフトの金子彰史さん対電撃オンラインのカネキングの火ぶたが切って落とされる!
最終戦は、金子さんがザフィーラ、カネキングがリインフォースを選択。お互い使い慣れたキャラクターに命運を賭ける。「ステージはどこがいいですか?」と聞かれた金子さんは「暗くないステージならいいです。“精神世界”とか」と返答。すかさずカネキングが“精神世界”を選ぶという姑息な手段に討って出る。果たしてこの選択は正しかったのか――!? 結論から言うとあまり関係なかったのだが、まぁそれはともかく動画をご覧いただきたい。
前編の記事でお伝えした通り、ザフィーラはクロスレンジに特化したキャラクター。対するリインフォースは、使い勝手のいい技を数多く持ち、さまざまな戦術を組み立てられる万能キャラクターだ。しかし、“クロスレンジでのアタックの出が遅い”という弱点を抱えており、クロスレンジではザフィーラに分があるといえる。
また、お互いスキル“コンボパワー”を付けて攻撃力の底上げを図っているのも見逃せないポイントだ。一瞬のミスが命取りになる、ハデな試合展開にも注目してほしい。
▲開幕から、距離を置くリインフォースとそれを追うザフィーラという構図に。ザフィーラをさばききれずリインフォースが捕まってしまうが、フルドライブで切り返し、フルドライブバーストまで持って行く。 |
▲お互いフルドライブ状態になり攻撃し合うが、ブロックにフルドライブバーストを合わせ、ザフィーラが逆転! お互い攻撃力が高いこともあり、試合展開も早い。 |
▲ビーム状の遠距離魔法“ナイトメア”と、バインド技である“封縛”でけん制しペースを握るリインフォースだったが、うかつに放った“ブラッディダガー”を“鉄壁の構え”で返され、体力差が一気に縮まる! |
▲しかしここでカネキングが、思い出したかのようにタメナイトメアを設置する。球体に触れると大ダメージを受けるうえ、ナイトメアの砲撃を強化できるこのタメナイトメアは、ザフィーラ戦では特に重要な技だ。 | ▲球体を挟むように立ち回るリインフォースと、ナイトメアを“鉄壁の構え”で返そうと様子をうかがうザフィーラ。 |
▲うまく“鉄壁の構え”に成功するが、球体から発射されたビームと“鉄壁の構え”のビームがなんと相殺。焦って手を出したところをブロックで取られ、リインフォースがフェイズを取り返す! |
▲3フェイズ目、カネキングは2フェイズ目の教訓を生かし、タメナイトメアを設置しつつザフィーラを迎撃する戦術にシフト。タメナイトメアを盾にうまく立ち回り、ザフィーラを押さえ込む。 |
こうして、電撃オンラインが2勝1敗で勝ち越し、無事に勝利! しかしここで、バンダイナムコゲームスの富澤祐介プロデューサーから、「対戦したことがない人のために、スタンダードな“なのは”の動画も撮りませんか? それにせっかくマテリアルシリーズを使ってOKというルールなのに、誰も使っていないじゃないですか!」とダメ出しが! さすがプロデューサー、ちゃんと読者のことを考えていらっしゃる!
→ついに決着! しかし対戦会はまだまだ終わらない!!(2ページ目へ)
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