2010年4月9日(金)
アトラスは、4月22日にPSP用ソフト『東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚(とうきょうものはらし からすのもりがくえんきたん)』を発売する。
『東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚』は、『九龍妖魔學園紀』や『ペルソナ』シリーズなど数多くの學園ジュブナイルを生み出してきたアトラスが開発する、完全新作のAVG+RPG。鴉乃杜學園を舞台に、災厄を呼ぶといわれる“呪言花札”をめぐる物語が紡がれる。
本作のディレクターは、『九龍妖魔學園紀』や『ペルソナ3』のメインプログラムおよび、『救急救命カドゥケウス2』のディレクションを担当した遠山博一さん。その他、『九龍妖魔學園紀』や『ペルソナ』シリーズの制作スタッフが、開発に多数携わっている。
この記事では、ストーリーや主要キャラクターをはじめ、ゲーム内容を紹介していく。
■ プロローグ ■ 現代の新宿――開けることは禁忌とされる“小さな匣(はこ)”。 災厄を起こすと伝えられる、匣に封印されし“呪言花札”。 今、その封印が何者かによって解かれてしまう。 世界が待つのは破滅か、それとも……? |
高校3年生の主人公・七代千馗(しちだいかずき)は、ある日何気なく学校の図書館で答えたアンケートの回答により、自分が“秘法眼”の持ち主であることを知る。正しい情報を読み取ることができる力――それが秘法眼だ。
この世には、ORDS(日本名:カミフダ)と呼ばれる神の意志を書写した札が存在する。災厄を起こすと伝えられる“呪言花札”もカミフダの一種だ。そのカミフダを回収し、保護をするために設立されたのが、日本OXAS(国立国会図書館収集部特務課)。日本OXASには、主人公と同じく秘法眼を持つ職員が所属しており、彼らは“封札師(ふうさつし)”と呼ばれている。
主人公は、やはり図書館のアンケートによって見つけ出された秘法眼を持つ2人の高校生とともに、富士樹海で封札師の適正試験を受けることに。試験では、さまざまなトラップや、呪言花札の影響を受け変異した隠人(クリーチャー)との戦いを強いられる。過酷な試験を協力してクリアしていく過程で芽生えた、3人の信頼関係。封札師となり、今後も協力し合うことを誓う。
封札師認定試験が終わった直後、主人公に初任務の連絡がくる。都内の学校“鴉乃杜學園”で隠人らしき物が確認されたという。隠人が潜む場所には、カミフダがある。カミフダを回収する初任務に選ばれた主人公は、鴉羽(からすば)神社に居候しながら、鴉乃杜學園に通うことに。そこで待ち受ける新たな出会いとは……?
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