2010年3月31日(水)
工画堂は、同社が手掛けるPC用AVG『白銀のカルと蒼空の女王』のティザーサイトをリニューアルし、さまざまな情報を公開した。
本作は、くまさんちーむが制作する『蒼い』シリーズの最新作。主人公は、前作『暁のアマネカと蒼い巨神』などで活躍したヒロイン、カル・ネスラン。前作で描かれなかった帝都の裏世界を舞台に、“学生”と“エージェント”という2つの顔を持つ彼女の物語が描かれる。物語のところどころで挿入される“探索パート”と“カードバトル”で迫る危機を切り抜けながら、帝都で巻き起こる謎の連続襲撃事件に挑もう。
今作では、『蒼い』シリーズの代名詞ともいえる駒都えーじさんをはじめ、藤原々々さん、Einさん、やすきさんがキャラクターデザイン&原画に起用されている。さらにシナリオ面でも、『蒼い』シリーズの生みの親である竹内なおゆきさんに加え、『シンフォニック=レイン』や『ウソツキと犬神憑き』などを手掛けた西川真音さんがシナリオ補助としてプロジェクトに参加しているという。
また、音楽制作では5pb.が完全協力し、主題歌が今井麻美さんが歌う『Horizon』になることも明らかになった。『Horizon』が収録されたCDは、4月21日に5pb. Recordsから発売される。以下で、本作のストーリーとキャラクターを紹介するので、ぜひご覧いただきたい。
■ 『白銀のカルと蒼空の女王』ストーリー ■パシアテと呼ばれる先史の超文明が、竜族との最終戦争により滅んでから約1万年が過ぎた後の世界。後発の人類文明が、先史文明から受け継いだ超科学の残滓“Eテクノロジー”を糧に、多くの綻びを残しつつもフルクラム帝国による世界統一を成し遂げるに至った時代。 舞台は世界帝国フルクラムの帝都。Eテクノロジーの力で繁栄する大都市。 人々は残された過去の遺産を足がかりに、さらなる発展を手に入れようと努力していた。 だが、その過去の遺産を悪用しようとする者がいる。 先史パシアテの遺産である巨大機動兵を犯罪に利用し、人々を支配せんとする者たち……。 Eテクノロジーによって生み出された悪意を持った“道具”が人々の生活を脅かしつつあった。 カル・ルスランは、普段は帝国ジュニア・アカデミーに通う一学生。だが彼女は、パシアテ文明保存管理局、通称“ライブラリ”と呼ばれる政府機関所属のエージェントでもある。 先史の亡霊を倒すことのできる唯一の存在が、彼女が操る超重機動兵“アルパー”。 旧時代のテクノロジーの産物が帝都に危害を与える時──。 カルはアルパーをかり、それに立ち向かうのだ。 |
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◆エリンシエ・ヤースロップ 年齢:11才身長:143cm 体重:35kg B:UNKNOWN W:UNKNOWN H:UNKNOWN 帝国ジュニアアカデミー第一学年所属。 空中王国ネオスフィアからの留学生で、元ネオスフィアの女王。現在は女王位から退き、帝国の先進技術や文化を学びにはるばる帝都までやってきた。 しかしそれは表向きであり、さる事件がもとで帝国に政治的に睨まれたネオスフィア王国が、恭順の意を示すため差し出した実質的な人質。 女王位を退いて今なお、その言動は国外政治に与える影響が小さくなく、そのため行動は常に帝国政府の監視下に置かれている。 女王時代は英明の名を欲しいままにした天才君主だったが、帝都に来てからは、年相応の子どもっぽい利かん気な言動や、突飛な行動が目立つ。 また反帝国的な態度を隠そうともしないため、帝国人の生徒と衝突することも多い。 その一方で、元女王という特殊な経歴、異様に高い知能指数、周囲にこびない様子に共感を覚えた男子生徒たちの間で隠れファンクラブが結成されるなど、アカデミー内での立ち位置も、これまた非常に微妙である。 キャラクターデザイン:駒都えーじ |
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