2010年4月13日(火)
コンニチハ、洋鯨亭・亭主Ronデス。
本題に入る前にご報告です。第1回より告知を始めて7週目、めでたいラッキー7の7週目に、ロゴ投稿のご報告をさせていただけることになりました。
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投稿ありがとうございます! 上のほうで燦然(さんぜん)と輝いているロゴが記念すべき掲載作品第1弾です。いいですねー! コーナーが華やぎますねー! 作品の解説などについては、コラムの最後にまとめてありますので最後までお付き合いください。
先月25日に発売されたPS3用ソフト『ゴッド・オブ・ウォーIII』、洋ゲー好きの皆さんは買いましたか? ちなみに初週の販売本数は約4万本、先週木曜日に発表された2週目の販売本数と合算すると約6万本(限定版『ゴッド・オブ・ウォー コレクション』も入れると約9万本)ということで、CEROのZ指定ということを差し引いてもかなり健闘しているようですね(データはアスキー総合研究所調べ)。
全世界の累計販売本数はすでに100万本を突破しているとのことなので、国内で9万本という数字は他の洋ゲーと比べ、なかなかのシェアといえるとは思います。しかし、個人的にはこのシリーズのファンで、『III』も発売日に買ったクチで、しかも期待を裏切らない内容であったことから、もっと売れてもいいのに……と思っています。しかし、その一方で「じゃあ万人にススメられるタイトルなのか?」と問われると返答に窮するのも確かです(年齢制限はともかくネ)。
その一番の理由は、バイオレンス表現の過激さにあります。正確には、表現方法にあると言ったほうがいいかもしれません。
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| ▲世界一怖いスキンヘッド・クレイトスさんのバイオレンスっぷりは、シリーズ最狂。したがって今回グロすぎるシーンの画像はあえて使わないようにしています。 | ||
Z指定のゲームだから人体の首が吹っ飛んでしまうようなシーンはあってもいいと思うんですが、たとえばXbox 360『Left 4 Dead』のゾンビのようにスポーンと取れてしまうのではなくて、ミリミリ引きちぎるように取って、背骨が見えちゃっているような描写は、見ていて「うわぁ~」とちょっとドキドキしてしまいます。
ただ、好き嫌いは別にして、主人公クレイトスの凶暴さや冷徹さを強調するにはこんな描写もいいのかなと思っています。他にも、このゲームには敵の腹を裂いたり、目玉を引っこ抜いたり、足を切り落としたり、目潰しを食らわせたりと、痛そうな描写が満載。さながらバイオレンスの総合商社といったところでしょう。
しかも自分のアクションによってそれらの行為を見せられるだけに、ちょっと複雑な気もします。バイオレンス総合商社から多額の残虐行為手当て(from『ピットファイター』)がもらえそうです(古っ!)。
逆にそういった部分に抵抗のない人には、積極的にオススメしたいです。特にアクションゲームが好きで、PS3のマシンパワー(グラフィックパワー)を体感したい人には文句なくオススメですね。
Xbox 360やPS3が登場して、いわゆるHD画質の映像が楽しめるようになりましたが、このタイトルはクレイトスの皮膚や背景の岩、金属、水面の質感がHDならではの解像感で表現されていると思いました。それはもう、必要以上のこだわりが感じられるぐらい(笑)。
また、細部まで作り込まれ独特のデザインで構築された箱庭世界、プレイヤーと敵キャラクターの大きさの違いが十分に感じられるスケール感のある絵作りは、この作品ならではと感じました。
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| ▲皮膚のシワまでわかるキメの細かい映像。こんなハイクオリティな映像でゲームを楽しめるなんて、贅沢の極みですね。クレイトスが一瞬で駆け抜けちゃうようなシーンの背景にも手を抜いていないところがすごいです(正直、そこは手を抜いてもいいような気がしますけど)。 | ||
あと、アクションのプレイ画面からムービーへシームレス(つなぎ目なし)につながって、その映像がリアルタイムに描画されている点は気持ちいいですね(全シーンがリアルタイムではないかも知れませんが)。このクオリティの映像が軽々動くことに圧倒されます。
PS3の描画性能の限界がどこにあるのかはわかりません。しかし見たことがないような映像ばかりを見せつけられたこともあって、本作はかなりハードの性能を引き出しているのではないかと感じました。前2作もPS2の性能を使い切るような映像でしたが、『III』の登場でPS3用ゲームの標準レベルが大きく上がったのではないでしょうか。
まぁ、改めて言うまでもなく、ゲームのおもしろさは映像のすごさとは関係ないんですけれど、すごい映像でおもしろいゲームが遊べるなら遊びたい、というのがゲームマニアの私の心情です。しかし、すごい映像を作るには莫大なお金がかかりますよね。
なんでも『III』の開発費は日本円に換算して40億円以上かかっているそうです。となると、このクラスの作品はそうそう作れないでしょう。贅沢なビジュアルが見られるという意味でも、このタイトルを遊んでみる価値はあるといえます。
ゲーム制作の1つの方向性として、突き詰めた映像を作るとどんな作品になるのか、その答えの1つがここにあると思います。でもやっぱり凄いですよね40億円って(笑)。
ビジュアルのことばかり書きましたが、それはアクションゲームとして十分おもしろいからであり、操作していて楽しいゲーム、ストレスの少ない操作は、1作目から引き継がれたこのシリーズの伝統でもあります。
本作は“ハードゲーマー向け”な雰囲気に感じられますが、ちゃんと難易度変更で簡単なモードも選べますし、こまめなセーブもできてやり直しもラクチン(オートセーブもあり)、ゲーム中に操作のヒントが出るなど、意外にも(?)遊びやすい内容になっているので、アクションゲームが好きな方は挑戦してみてほしいでいすね。特に前述のようなバイオレンス表現があっても大丈夫な方はぜひ。
(C)Sony Computer Entertainment America Inc.
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