2010年4月20日(火)
ガストは、6月24日に発売するPS3用ソフト『トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~(以下、トトリのアトリエ)』の新情報を公開した。
本作は、同社の人気RPG『アトリエ』シリーズの最新作で、昨年6月に発売されたPS3用ソフト『ロロナのアトリエ~アーランドの錬金術士~』の続編。前作の5年後が舞台となっており、冒険者にあこがれるトトリが主人公となっている。前作で主人公だったロロナは、彼女の師匠として登場する。
今回の記事では、新たに判明した登場キャラクターに加えて、シリーズでおなじみの“アイテム調合”や、トトリを手助けするホムンクルスの情報を紹介していく。1報とあわせてご覧いただきたい。
主人公・トトリの姉で、通称ツェツィ。まじめなしっかり者で、居なくなった母親の代わりに家事全般をこなしている。その一方で、姉妹ケンカの際に子ども口調になったり、数日間に渡ってすねたりと、子どもっぽいところもある。妹のことは大好きなのだが、心配性で少し説教臭い。 |
前作にも登場したステルクは、真面目で苦労しがちな性格をしている。顔つきがさらに不機嫌で怖くなっているが、愚痴が多くなった程度で、中身はあまり変わっていない。アーランドが共和国になったため、今は正式な騎士ではないようだ。各地を旅している中で、新米冒険者の救出やら尻拭いやらをしているので、冒険者の現場監督のような認識をされている。 |
グイード・ヘルモルト | ||
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トトリの父親。のんびりとしただらしない性格で、娘2人に頭が上がらない。極端に存在感が薄いため、家の中に1日中居ても、娘に気づかれないことも。特に仕事もせず、家の中でだらだらしたり、気ままに釣りをしたりといった毎日を送っている。 |
ちむ | ||
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小さいホムンクルスなので、ロロナが“ちむちゃん”と命名した。トトリのためにロロナが作ったホムンクルスで、仕事の手伝いはできるが、オリジナルのホムンクルスと違い会話はできない。燃料はパイで、パイがなくなるとやる気を失ってしまう。 |
アイテム調合とは、レシピ(作り方)をもとにアイテムとアイテムを掛け合わせて、まったく新しいアイテムを作り出す錬金術。ただ新しいアイテムを作り出すのではなく、品質や従属効果によって、同じアイテムでも効果が違ったり、価値が変わったりする奥深いシステムだ。
アイテム調合を行うためには、レシピを取得し、アイテムを調達して調合するという手順を踏む必要がある。以下ではその流れを掲載する。
その1、レシピの取得
アイテムを調合するためには、最初にレシピを取得する必要がある。レシピには大きく分けて3つの取得方法が存在する。
▲宝箱から入手する。 | ▲ショップで購入する。 | ▲イベントで入手する。 |
その2、材料となるアイテムの調達
レシピを手に入れたら、必要なアイテムを調達しよう。アイテムはフィールドで採取したり、戦闘後の戦利品として手に入れたりすることになる。
その3、アトリエで調合
レシピと材料が集まったらアイテム調合開始。必要な日数とMPを消費して完成となる。
本作では、調合で完成したアイテムに“コスト”という新たな概念が追加されている。コストの範囲内であれば、どのような特性や効果を付加するかをプレイヤー自身で選択できるようになっていて、一層自分でアイテムをカスタマイズする感覚が味わえる。
以下で、カスタマイズの特徴について紹介していく。
特徴その1、品質・特性・効果
アイテムには、品質・特性・効果のパラメータがある。同じアイテムでも、付属する品質・特性・効果によって、まったく違うアイテムになる。特に調合されたアイテムでは、材料次第で大きな差が生じる。
特徴その2、カスタマイズ
完成した調合アイテムには、“コストレベル”というコストの概念がある。このコストレベルの数値が、付属できる特性や効果の上限だ。特性や効果やは、コストレベルの数値内であればいくつでも付属させることが可能。
特徴その3、疲労とMP
アイテム調合では、トトリのMPが必要になる。MPが不足するとトトリが倒れてしまい、作成日数が大幅に増える。こまめに休んでMPを回復させよう。ただし、休むとその分、日数を消費する。休むコマンドは、日にちの早送りにも有効な手段だ。
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