2010年4月28日(水)
セガは、2010年冬にPS3/Xbox 360用ACT『ヴァンキッシュ』を発売する。
『ヴァンキッシュ』は、セガとプラチナゲームズがタッグを組んで開発するシューティング・アクションゲーム。『大神』や『マッドワールド』を手がけた稲葉敦志さんがプロデューサーを、『バイオハザード』シリーズでおなじみの三上真司さんがディレクターを担当している。スピーディな戦闘システム、練りこまれた壮大な世界観とストーリーが特徴の作品だ。
今回の記事では、本作のストーリーとゲーム内容について紹介していく。
アクションとシューティングが融合している『ヴァンキッシュ』。バトルスーツARS(※)を装着することで、多彩なアクションを繰り出せる。基本的な銃撃に加えて、敵にパンチやキックを繰り出す近接攻撃などアクション要素が盛り込まれたことで、今までのシューターでは体験したことが無い感覚を味わえる。
プレイヤーは政府機関DARPAのエージェント・サムとなり、最新鋭のバトルスーツARSを装着して、スペースコロニーに向かうところからこのゲームは始まる。仲間と一緒に、スペースコロニー内にいる敵と戦い、すべての敵をせん滅してスペースコロニーを奪還しよう!
※ARS:Augmented Reaction Suit Systemの略。カーボンナノチューブを繊維のように縫った素材を採用しており、強度は鋼よりも堅いにもかかわらず、重さは空気よりわずかに重い程度。これによって、最新MBT(主力戦闘車)に匹敵する攻撃力・機動力・情報処理能力・戦術性を一歩兵にて実現させることができる。
▲大量の敵から逃げ遅れたアメリカ兵を援護する場面。FPSやTPSを普段プレイしている人なら、安心して遊べそうな画面だ。 | ▲銃弾が降り注ぐ中に飛び込み、それらを回避しながら敵を撃破していく1シーン。前のめりのテンションが見てとれる。 |
▲戦闘中、撃墜された巨大戦艦が突っ込んできた! ゲームをプレイしている最中に、このような迫力のある演出が次々に起こるようだ。 | ▲高所で待ち構える敵を狙い撃っている。離れた場所にいる敵であっても、しっかり狙えば倒せる。 | ▲敵の激しい攻撃から、身を隠しつつ反撃に転じるタイミングをうかがっている。仲間と一緒に戦っている高揚感、頼りにされているという緊張感が感じられる。 |
移動は通常移動に加えて、“ブースト”といった高速移動が可能。ブーストを使うことで、銃弾が飛び交う中をすり抜けて遮蔽(しゃへい)物に隠れたり、敵の背後に回り込んで攻撃することもできるなど、戦略性も付加されている。
▲ブーストによる高速移動を行いながらの銃撃。敵のすぐ脇をすり抜けざまに倒すといった芸当も可能だ。 | ▲ド派手なアクションで敵を吹っ飛ばしている。離れて撃つだけではない、この作品の魅力の一端をうかがい知ることができる。 |
特定の条件で、時間の流れをスローにする“ARモード”を発動することができる。これを利用すれば、動いているロボットの弱点も的確に狙うことができる。
▲ARモードによって強化された反応速度で、敵の弱点を狙い撃つ! このARモードを使いこなせば、乱戦の中でも着実に敵を仕留めることができる。 | ▲こちらは敵の懐に飛び込みざまARモードを発動させ、至近距離からの銃撃を叩き込んでいる。ARモードには、落ち着いて狙い撃てるというだけでなく、ここ一番での集中砲火に利用できるメリットもある。 |
▲ブーストや回避を使いこなして、敵の背後へ回り込んだら、反転攻勢のチャンスだ。大型の敵の背中に見える赤いコアが弱点となっている。 | ▲強力な敵でも、必ず弱点がどこかにある。写真は歩行兵器の操縦手を狙い撃っている瞬間。 | ▲大型の敵を相手にする時は、一瞬の油断が命取りに。ヒット&アウェイで距離を取る合間にも細かく銃撃を行えるので活用したい。 |
▲4足歩行の巨大ロボットは、圧倒的な攻撃力を誇っている。敵が放ったミサイルを避け、そのミサイルを手づかみして逆に敵に投げ返す!? 『ヴァンキッシュ』では常人にはありえない動きで、敵を倒す爽快感を体験できる。 |
『ヴァンキッシュ』公式サイトでは、本作の世界観がわかるトレーラーを公開中。トレーラーは、『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』のオープニングムービーを手掛ける映像クリエイター・ALEXEI TYLEVICH率いるLOGAN PRODUCTIONが制作している。メイキング映像も見ることができるので、あわせてチェックしておこう。
(C)SEGA