2010年5月12日（水）

【まり探】君は謎解きにベストを尽くせるか!? 『TRICK DS版』プレイレポート

　新作旧作問わず、さまざまなミステリー・ホラー・サスペンス系のアドベンチャーゲームを紹介していく“まり蔵探偵事務所”。今回は、5月13日にKONAMIから発売されるDS『TRICK DS版～隠し神の棲む館～（以下、TRICK DS版）』のプレイレポートをお送りします！　ワークジャムが開発した本格推理ゲームを、所長のまり蔵と電撃オンラインのゆとり世代代表・カネキングが熱く語りますよ～。

●今日は所長が電撃オンラインの若手スタッフと『TRICK』を語ります

	死ぬまでに一度は超常現象に遭遇してみたい、まり蔵探偵事務所・所長のまり蔵です。どんと来い、超常現象！
	座右の銘は「なぜベストを尽くさないのか」。どうも、カネキングです。
	電撃オンラインきっての戦闘民族が、我が探偵事務所に何用ですか？
	今日は所長と『TRICK DS版』について語るために、わざわざやってきましたよ！
	え？　君って対戦アクションゲームと『ポケモン』しかやらないかと思ってた。
	『TRICK』は別です。僕は上田次郎教授の著書『日本科学技術大学教授上田次郎のどんと来い、超常現象』を持っているくらい、『TRICK』が大好きなのです。
	それは……確かに筋金入りだな。
	ドラマは『2』のエピソード1“六つ墓村”を見てハマりまして、今ではTVシリーズと劇場版のすべての作品をもれなく見ています。
	ほう。もちろん私も見てますけどね。
	ちなみに一番好きなエピソードは『1』の“母之泉”ですね。あれはすごく感銘を受けました。
	ほうほう。私は『2』の“サイ・トレイラー”ですけどね。
	“母之泉”はとにかく名作でした。犯人を捕まえたのに責められるミステリーというものを初めて見たので、こんな話があるのかと衝撃を受けましたね。
	ほうほうほう。“サイ・トレイラー”は佐野史郎さんの演技が素晴らしくてね。
	『1』は山田奈緒子の父親のエピソードが主軸になっているので、全体的に話が重いんですが、『2』はうって変わって軽いノリで進むので、そのあたりの差もおもしろいですよね。
	えっーと、際限ないんで、そろそろゲームの話をしませんか？

■ 『TRICK DS版』ストーリー ■

　自称・売れっ子天才マジシャンの山田奈緒子と天才物理学者の上田次郎は、超常現象を検証するTV番組の収録に参加するため、東北にある水納守村（みなかみむら）に行くことに。その村には、中に入った人たちが次々と姿を消してしまうという古い館があり、周辺でもさまざまな怪奇現象が起こっていた。

　奈緒子や上田以外にも、TV局からの依頼を受けた学者、マスコミ評論家、女性タレント、コメンテーターたちが、怪奇現象の真偽を探るためにその村を訪れていた。そんな彼らの前で起こる事件の数々……。奈緒子と上田は、その真相を暴くことができるのだろうか？


▲プレイヤーは、奈緒子や上田となり、水納守村で起こる怪奇現象や殺人事件の謎を解いていくことになります。アナタは、事件の真相を“まるっとお見通す”ことができるかな？

→次のページでは、キャラクターについて語る！（2ページ目へ）

▼『TRICK DS版～隠し神の棲む館～』: ■メーカー：KONAMI; ■対応機種：DS; ■ジャンル：AVG; ■発売日：2010年5月13日; ■価格：5,250円（税込）; 　; ■『TRICK DS版～隠し神の棲む館～』の購入はこちら