News

2010年5月16日(日)

【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1

文:電撃オンライン

 皆さんこんにちは。電撃鉄砲隊イチの隊員、青毛野郎です。他に隊員が見当たりませんが無問題です。

 いよいよ今回で当コラムも5回目! いやぁ、大台に乗ってまいりましたねえ。グランドスラムと三冠王という偉業達成も目前ですねえ。などと右脳直結で思いついたことを書きなぐったところで、さぁ、はりきっていっちゃいますよ♪

 前回まで、わりと“FPSの魅力について”っぽいことを書いていたような記憶がありますが、気のせいかもしれません。気のせいでなければ、そろそろFPS未プレイ&初心者な読者の皆さんも、FPSの楽しさを理解しまくりプレイしたくてウズウズしてらっしゃることでしょう!

 そこで今回からは、そんなアナタに贈る初心者向けのド基本な攻略や基礎知識を、適度に書いていこうと思います。もちろん、他におもしろいことを思いついたら唐突にそれをやってみたりと、ファー●ァもビックリの柔軟性で展開していきましょう!

 というわけで初心者向けの基礎知識として、何からやろうかと考えたのですが、FPSにおけるアクションを1つずつ解説していきたいと思います。実は「武器の紹介をしてほしい」というご意見もいただいていて、「ビッグアイデア!」と思ったのですが、まずは基本的なことからやろうということで、FPSに共通する基本アクションから先にフォローしていきます。

【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1 【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1
【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1 【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1
▲FPSはすでに洗練されたジャンルなので、ほぼアクションが共通しています。1度理解してしまえば、どのゲームも迷わずプレイできるのがうれしいですね。

■FPSの基本アクション その1:撃つ

 基本ッ! これぞ基本ッッッ!! ていうか我ながら基本すぎる気もしないでもないのですが、まあ、FPS的には欠かせないアクションだろうということで、今回お話するのは“撃つ”です。FPSは1人称視点のSTGですので、撃つことができないゲームは存在しないといってもよいでしょう。もちろん飛び道具以外の攻撃ができるゲームもありますけどね。

 多くのFPSにおいて、撃つという動作は右手人差し指で操作するボタンに割り振られております。パッド操作ならRボタンやRトリガー、マウス操作なら右ボタンですね。一番重要かつ多用するアクションですから、人間の指で一番器用な人差し指が割り当てられているのは当然といえましょう。

 パッド操作の場合、実際の銃の“引き金を引く”という動作に近いので、RボタンやRトリガーが割り当てられているというのもあります。少しでもリアルさを出そうという工夫なのでしょう。これが“パッドをねじる”とか“アナログスティックを回転する”とかだと、ちょっと銃を撃ってる感じしませんからね。

 さて、前述した“撃つ”ボタンを押すと、手にした銃から画面上の照準(レティクルとも)で指し示した場所に、弾が飛んでいきます。この時、移動していたり銃を連射したりすると、弾の着弾点が散らばってしまい、命中率が下がるのがFPSのお約束です。どのくらい弾が散らばるかは、照準の十字線の広がり方によってわかります。ようは、十字線の広がりが大きいほど弾も散らばってしまい、命中率が低くなるということです。

【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1
▲撃つ前の照準。十字線が閉じている。つまり、これだけ狙いが定まるということ。
【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1
▲撃った直後の照準。十字線が上下左右に広がっているのがわかる。この状態では弾が散らばって飛んでしまうので、命中率が下がる。

 近距離戦ではそれほど気になりませんが、交戦距離が広がるほど相手が小さく見えますから、弾が散らばってしまうと命中しづらくなります。そこでポイントとなるのが、姿勢と弾の撃ち方。

 姿勢については基本的に、しゃがんだり、ふせた状態の方が弾が散らばりにくくなるのが普通です。ゲームによって、ふせた時により射撃を安定させるバイポッド(地面に立てて銃身を支えるパーツ)がオプションとして銃に装着されていることもありますね。

 そして肝心の撃ち方ですが、連射をしないことで、1発1発の命中率を高めることができます。具体的には、銃は1発撃つとその反動で銃身がブレてしまい、次弾以降まっすぐに飛ばなくなってしまうので、そのブレがおさまってから撃つということ。ゲーム的に表現すると、撃ったあと瞬間的に広がる十字線が閉じてから次弾を撃てば、弾のちらばりを抑えることができるわけです。

 これは、引き金を引いている間弾が出続けるフルオートの銃では特に重要な撃ち方です。実際の銃でも、3連射以降急激に命中率が落ちるということで、フルオート射撃の他、1回引き金を引くと3連射だけする“3点バースト射撃”に切り替えられるものが多くあります。ゲームでも自分で、フルオート、3点バースト、単発の3つの撃ち方を切り替えられることがありますが、初心者の場合は、ムリに使い分ける必要はありません。というか切り替えると、後で切り替えたことをを忘れて、とっさの銃撃戦の時に弾が3発しか出なくてパニックになることウケアイです。そこで、弾の散らばりを抑えたい時は、自分で“ちょっと撃ったら射撃を少しやめる”というようにしましょう。これならとっさの遭遇戦でフルオート射撃したい場合にも対応できて安心ですね。

【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1
▲弾が相手の頭に当たると、“ヘッドショット”になり、一撃で倒せることが多い。的が小さいため狙いにくいのが難点だが、スナイパーには必須。
【電撃鉄砲隊 第5回】そのトリガーを引け! FPSの基本アクション解説 その1
▲胴は比較的当てやすいが、与えられるダメージが低くなりがち。

 さて、今回はえらくマジメな内容になってしまいました。ていうかマジメじゃダメなのかといえばむしろ賞賛されるべきなんじゃないか? キミもそうは思わないか? USマリンコ! USマリンコ! USマリンコ! はっ!? すいません、ちょっと興奮してしまいました。ちなみに、USマリンコはアメリカ海兵隊の俗称ですね。United States Marine Corpsが縮まった感じ。

 この“撃つ”というアクションについては、基本にして最重要な要素なので、語り出すとキリがないのですが、今回はとりあえず初心者的に覚えておきたいことを厳選してお贈りしました。FPSのド基本になりますので、初心者さんは覚えておいてくださいね。また、今後も機会があれば、さらに掘り下げて語っていきたいと思っております。では、今回はここまで! OVER。

(C) 2010 EA Digital Illusions CE AB. Battlefield Bad Company, Frostbite and the DICE logo are trademarks of EA Digital Illusions CE AB. EA and the EA logo are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.
※画像はPS3/Xbox 360『バトルフィールド:バッドカンパニー2』より。

データ

▼『バトルフィールド:バッドカンパニー2』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:PS3/Xbox 360/PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2010年3月11日
■価格:PS3、Xbox 360 各7,665円(税込)/PC オープン
 
■PS3『バトルフィールド:バッドカンパニー2』の購入はこちら
Amazon
 
■Xbox 360『バトルフィールド:バッドカンパニー2』の購入はこちら
Amazon

関連サイト