2010年6月1日(火)
ガストから6月24日にリリースされるPS3用ソフト『トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~(以下、トトリのアトリエ)』。本作の見どころを、化学が苦手なくせに錬金術にあこがれるライター・黒船Mk-II(マークツー)が紹介します。
気がつけば、『アトリエ』シリーズの最初の作品、PS用ソフト『マリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士』が発売されてから早13年。人生の半分近くを錬金に費やしてきたかと思うと、感慨深くなります。個人的に『アトリエ』シリーズの素晴らしいところは、“かわいい女の子たちが一生懸命に努力して目標を達成する点”だと思います! 異論は認めない。
そんな自分の趣味はさておき、『電撃PlayStation(以下、電撃PS)』(アスキー・メディアワークス刊)に掲載された『トトリのアトリエ』紹介記事を、実物大の画像ファイルにしてみました。このようにアーカイブした記事を見ながら、いろいろと振り返りつつ、ゲームについての考察や見どころをピックアップしていきたいと思います。全3回に分けてお届けするので、最後までお付き合いください。
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今回紹介するのは、『電撃PS Vol.469』に掲載された初報の記事。主人公・トトリがかわいいですなぁ。この号の前に発売されたVol.468では、謎のカウントダウンページが見開きで掲載され、話題となりました。左のページでは本作のプロローグと、自分が生まれた漁村・アーランドから遠くを見つめるトトリが描かれています。実はこのトトリは、でかけたまま連絡の途絶えてしまった冒険者の母を探そうと考えているのです。このイラストからは、彼女が何かを決意したような、そんな強い意志が感じられます。
右のページではそんなトトリをフィーチャー。キャラクターデザインは、前作『ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~』と同様に岸田メルさんが手掛けます。このイラストだと、つい透明な素材のスカートに目が行きがちですが、肩のあたりが大きく開いたワンポースもたまりません! ……え? そうじゃない? 自分いたってマジメなんですが、では技術的に特に大きく進化した点に言及すると、3Dモデルの可憐さと、質感でしょうか。イラストにより近くなったという印象を受けました。ガストさん、GJ!
あとはトトリを演じる声優さんが名塚佳織さんというのも外せないポイントです。力強くも優しくて明るい名塚さんの声が、どうなっているのか、早くゲーム中で聞いてみたいですね。
そして、トトリを支える師匠として、前作『ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~』の主人公・ロロナが登場します。5年後が舞台ということで、雰囲気が少し変わっていますね。彼女については、次のページで解説しています!
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このページでは、トトリの仲間キャラを紹介しています。一番左には、上でも少し紹介した、ロロナの姿が! 先ほどは「雰囲気が少し変わっている」と書きましたが、こうやって並べてみると結構外見が変わっていますねー。帽子も大きくなっているみたいですし、ブーツもより女性らしくなっているのがわかります。とはいえ、ロロナはやっぱりロロナ。性格や言動はあまり変わっているわけではなさそう? 彼女の成長っぷり、師匠っぷりは、前作を遊んでいる人なら楽しめるかと。かくいう自分も楽しみにしています。
そういえば、前作の主人公が次作のキャラを導くというのは、形こそ少し違えど、マリーとエリーの関係に近いような気も……。ということは、来るべき(?)『アーランドの錬金術士3』の主人公は、錬金術のアトリエを建設する作品になるか!?(もちろん黒船Mk-IIの勝手な妄想です。あしらかず)
トトリの幼なじみとして登場するジーノくんは、なんとなく冒険者になりたいという、今風な子。顔はいいんですが、やや頼りない感じです。ただ、幼なじみでトトリと一緒に冒険者になるということなので、きっと雇用する時の費用は安いはず!(←かなり重要) これは序盤から終盤までお世話になりそうな気配。期待していますよ!
ちょっぴりツンデレなお嬢様・ミミ。本名はミミ・ウリエ・フォン・シュヴァルツラングという、舌を噛(か)みそうになるくらい長い名前です。どうやら名家のお嬢様で、自分の名前を国中に響かせるため冒険者となったみたい。見た目はかなり違いますが、前作でいうところの“クーデリア”にあたるのでしょうか? お嬢様でツンデレ……さらに黒髪という大変ツボを抑えたキャラになっていて、黒船Mk-IIもうれしい限り。
キャラクターばかりをざっと紹介しましたが、ページの右端ではゲームの進め方も紹介されています。今回のキモになるのは、“冒険者免許”。このランクが上がっていくと、行ける場所が増えるのです。冒険者レベルを上げるために、依頼に応じたりモンスターを倒したり調合したりするわけです。こちらに関しては、電撃オンラインの紹介記事もあわせてご覧ください!
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最後は、岡村佳人ディレクターに行ったインタビューを掲載。ここでは、制作の経緯、『トトリのアトリエ』の世界観、キャラクターコンセプトなどを、ずばり聞いています。このインタビューに関しては、ぜひその目で読んでいただき、開発陣の意図や思いを読み取っていただければと! そしてもし気になることや質問してみたいことがあれば、こちらの記事から疑問や質問を投稿してください!!
というわけで、『電撃PS Vol.469』の記事を振り返ってみました。第2回は1週間後の6月8日に公開予定です。それまでしばしお待ちくださいー(原稿を書いていたら『ロロナ』をもう一度プレイしたくなった黒船Mk-II)。
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