2010年5月29日(土)
▲はい、このロゴに見覚えがある人。そうです、また始まるみたいです。は? なにこれ? と思った人はとりあえず読み進めてみてね! あ、あとこれはゲームではないので注意してね。 |
ビッグマウスIKE。その名を聞いてピンとくる人がこの地球上に何人いるのかはわからないが、知らない人はぜひこの記事を読んで、彼の生き様をぜひその胸に刻んでおいてほしい……。これは、電撃オンラインからのお願いだ。
■親愛なる電撃オンラインの諸君ごきげんよう。そろそろ果たし状が来るころだと思っていたのではないかな? ふっふっふ。勘がいいではないか。 だが、これは果たし状ではない。 地獄への招待状なのだ! これを見てしまった君に同情するよ。 なぜなら次に勝負するタイトルは、私がもっとも得意とする 『スーパーストリートファイターIV』だからだ。 1月からずっと果たし状を送り続けていたが、そろそろ息の根を止めてやろうと思ってね。 これが、私の最後の戦いになるだろう……。 さぁ、全力でかかってこい電撃オンライン!!!!!!! ――ビッグマウスIKE |
5月某日。いつものように、ビッグマウスIKEからの挑戦状が届いた。前回はビッグマスクMIZUの乱入により対戦できなかった『スパIV』での対決が、いよいよ実現することになる……。
初めてカプコンの挑戦を受けて立った今年1月。ビッグマウスIKEは、その時から電撃オンラインに負けるたびに「私は『ストIV』が得意なのだ」と何度も何度もアピールしてきた。
つまり『スパIV』は、彼にとっての最終防衛ラインであると同時に、最強の武器なのだ。その証拠に果たし状……いや“地獄への招待状”にも、いつもとは比べものにならない気迫が見て取れる。
この果たし状……いや、地獄への招待状を受け取ったkbjとカネキングは、いつものようにカプコンに向かった。
「ぶわっはっはっはっはっは!
ようこそ地獄へ!!」
もはや説明不要……と言いたいところだが、きっと彼のことを知らない人が大半だと思うので、軽く説明しておく。彼の名前はビッグマウスIKE。「対戦格闘ゲームが得意」と大口を叩いてしまったがために、幾度となく対戦企画に駆り出され、狩られてしまったカプコン、パブリシティ企画推進室メンバーの1人である。ビッグマウスIKEとの仁義なき戦いの記録は、画面の上方にある検索ボックスに「ビッグマウスIKE」と入れて、出てくる記事を読んでほしい。
「今日はついに大本命のタイトル『スパIV』のお出ましだ! 絶対に勝つ! いや、勝たなければいけないのだ!!」
おお、ビッグマウスIKEが燃えている!
「『スパIV』に登場する格闘家たちは、皆さまざまなものを背負っている。そして私も、彼らと同じように背負っているものがあるのだ。守らなければならないものがあるのだ! だから絶対に負けられない!」
な、なんかいつもと違ってメチャクチャ気合い入ってますけど……何かあったんですか?
「うるさい! キサマに何がわかる! 背負わされた者の気持ちが、キサマにわかってたまるかあああああああ! うううう……うわああああああ!」
え、何……なんなの……。
え、あ、あなたは……プロフェッサーC! カプコン、パブリシティ企画推進室メンバーの1人で、ビッグマウスIKEの先輩にあたるプロフェッサーCじゃないですか!
「ビッグマウスIKEは、たび重なる対戦企画での敗北により、カプコンの同じ部署の面々からの面々から、「今度負けたら、とある高い酒をおごるように」と言われているのだ」
高い酒って……ぶっちゃけ何をおごるんですか?
「●●●だ!」
うそおおおおお! マジっすか! それはまた……すごいことになっていますね。なるほど、ビッグマウスIKEは自分の生活を守らなければならないんですね。
「ふ、まぁそういうことだ。カネキングよ。今回は生活がかかっているから、絶対に負けるわけにはいかない。というか、ぶっちゃけ本当にヤバいんだよ!」
「ふっふっふ。ビッグマウスIKE。お前は無駄な動きが多すぎるから対戦にも勝てないんだ。本当にデキる宣伝マンとは、常にゲームのことをアピールしておくものだぞ」
「ど、どういうことだ……プロフェッサーCよ……あーーーー! ま、まさかその指先にあるものは――!?」
「やっと気付いたか。そう、これが今回の読者プレゼントだ」
さ、さり気ないアピール……。これが先輩の実力……。
ちなみになんですかそれは? 指人形?
「これは、海外での予約特典『スーパー・サム・ファイターズ』だ! 今回の勝負、電撃オンラインが勝てば、この激レアアイテムを読者プレゼントとして用意しよう」
▲キャラクターの顔がプリントされたかわいい指カバー。勝てば読プレだー! |
「よかったら、ちょっと遊んでみないか?」
プロフェッサーCに誘われ、kbjが試しに、指ずもうに挑戦することになった。
▲なぜか慈愛に満ちた表情で、自分の指を見つめるプロフェッサーC。彼は自分の指先に、ビッグマウスIKEを重ねているのかもしれない……。 |
▲ちなみに、kbjとプロフェッサーCが指ずもうで遊んでいる間、そしてこの写真をカネキングが撮影している間、ビッグマウスIKEは1人黙々とアップをしていた。すごい気合いの入りようだ! |
「と、まぁこんな感じで、楽しく遊べる指人形。さぁ、これを賭けて勝負だ!」
こうして、カプコン……いや、ビッグマウスIKEと電撃オンラインの、最後の戦いが始まった……。
→いよいよ対戦開始! 勝負の女神はどちらに微笑むのか!!(2ページ目へ)
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