2010年6月2日(水)
アカシャを小説のように読んでいき、途中に浮かび上がるキーワードを組み合わせて、事件の真相を推理していく本作。この『トリックロジック』の1つのシナリオは、ブリッジストーリー、推理編、解決編の3編で構成されている。ブリッジストーリーでは、その章のオープニングを見ることができる。推理編はアカシャを読んで、推理し難事件に挑むパートで、解決編はプレイヤーの推理を検証するパートとなっている。
▲ブリッジストーリー、推理編、解決編の3つで構成されている本作。アカシャを読み、推理が正しければ次のシナリオに進める。 |
これまでお伝えしてきたように、著名作家が本作のシナリオを書き下ろしている。そのため、ただ通読しただけで解けるような生やさしいものではないようだ。ただし、推理を行うのはプレイヤー自身だが、トリックを見破り、犯人を特定するために独特のシステムが搭載されている。
“キーワード”……文章の中で色の違う文字が浮かび上がる。これが“キーワード”だ。キーワードは重要なものから、取り立てて推理には必要ないものまでさまざまだが、このキーワードを組み合わせることから推理が始まる。まずは気になるキーワードを組み合わせていこう。
“ナゾ”……キーワードを組み合わせると、事件に隠された“ナゾ”が浮かび上がることがある。文章には明示されていない、文章の裏側に隠された疑問をナゾとして抽出し、その疑問の答えとなるキーワードをさらに探していこう。
“ヒラメキ”……“ナゾ”と、その疑問への解となる“キーワード”を組み合わせると、“ヒラメキ”が生まれることがある。ヒラメキとは、文章に隠された疑問から導き出された1つの仮説。仮説なので、ヒラメキは1種類ではないという。さまざまなヒラメキの中から、事件の真相を解明するヒラメキを見つけ出そう。
▲まずはアカシャを通読。1読目は、普通の小説を読むのと同じように文章を読んでいく。 | ▲1回通読するとキーワードが赤く表示され、○ボタンで選択できるようになる。 |
▲ここで、2つのキーワードを選択して、推理スロットに入れた。キーワードは最高で5つまでスロットに入れられる。そして“推理実行”ボタンを押すと……。 | ▲“推理実行”ボタンを押すと、文章内には描かれなかった疑問、いわゆる“ナゾ”が浮かび上がる。ナゾは、真相の可能性の1つで、組み合わせ次第でさまざまなナゾが生成される。もちろん、真相とはまるで関係ないものもある。 |
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
※画面はすべて開発中のものです。