2010年6月3日(木)
バンダイナムコゲームスより、2010年発売予定のPS3/Xbox 360用ソフト『Majin(仮)』の新情報が到着した。
『Majin(仮)』は、“ファンタジー・ギミックアクション”と銘打たれたゲームリパブリック開発の新作アクションアドベンチャーゲーム。シームレスにつながった広大なファンタジー世界を舞台に、プレイヤーは主人公の盗賊を操作して、ともに行動する魔人と協力しながらさまざまなギミックや敵を乗り越えていく。
プレイヤーが操作する主人公は、動物と話ができる不思議な力を持った盗賊だ。彼は、故郷の森を”闇”の侵攻から守るため、魔人を助け、ともに行動するようになる。
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主人公 動物と話せる力を持って産まれたため、他に人間が住んでいない静かな森の中で、鳥や動物たちと暮らしていた青年。忍び込んだ“闇に覆われた王国”の城から脱出するため、捕らわれていた伝説の魔人を助けて、行動をともにする。 動物たちが自分を呼ぶように、ただ“にんげん”と名乗っていたが、なぜか魔人からは“トゥペレ”と呼ばれている。たまにさまざまな遺跡に赴いては、お宝を盗む“盗賊”のようなことを行っていたため、大変身軽で素早い。 しかしただの人間なので、王国を徘徊(はいかい)する“闇の兵”たちに打ち勝つ力はない。右手に持っている武器は、魔人を封印していた杭で、魔人の能力が染みこんでいるらしい。 |
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魔人 “闇に覆われた王国”の城の牢獄で、約100年に渡って封印されていた不思議な生き物。なぜ自分が封印されていたのかは覚えていない。 伝説では“魔人”と呼ばれ、闇を浄化するなどの特別な力を持っていたが、今は記憶とともにその力もほとんど失ってしまっている。 基本的にいつもハラペコで、マイペース。自分のことを“ユルルングル”と名乗っている。動きは鈍重だが、体が大きく腕力も強いので、重い扉を持ち上げたり、高いところに主人公を運んだりしてくれる。 |
一緒に行動する魔人は、力が封印された実を食べることで、失われた能力を取り戻すことができる。その力は、敵とのバトルや、フィールド上のギミック解決に役立つようだ。
▲たとえば、炎や雷で敵を攻撃したり、あるいは炎の池を吸い込んだり、雷でギミックを発動させたり。さまざまな場面で、魔人の能力が生かされる。 |
▲他にも、風の力で敵兵を吹き飛ばす力、対象を結晶化をさせる特殊なブレスなどもある。大量の水を吸い込んだり、吐き出したりする力も、ギミックの攻略に役立つだろう。 |
フィールドの各エリアには、巨大なボスが待ち受ける。ボスは巨大なだけでなく、特殊な動きや力を駆使してくるので、主人公と魔人の連係が欠かせないものになりそうだ。また、魔人の失われた能力を取り戻すことも必要だろう。以下に、ボスの1体であるバマパナを紹介する。
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バマパナ……黒いどろどろとした巨大な“闇”の身体と、鋭い爪、胴体を守る硬い甲を持つ強敵。蜘蛛のように闇の塊を吐いて天井に張り付き、自在に移動することができるため、口から吐く光弾で、魔人の手の届かないところから一方的に攻撃を仕掛けてくる。なんとかして天井から落とさなければ、戦いにはならない。2人が力を合わせることが必要な敵だ。 |
▲天井に張り付いら状態のバマパナ。このままでは手も足も出ない。画面では、魔人が失われた“ちから”の1つを使って、風をボスに吹き付けているが……? |
ゲームの舞台となる広大なファンタジー世界はシームレスで、つながっているという。ここでは、設定として作られたエリアのイメージ画と、それをもとに作成されたゲーム画面を掲載する。
▲本作の独特なファンタジー世界を描いた設定画。 |
▲設定画をもとに、このようなフィールドが作られている。開発中の画面ではあるが、設定画にある独特な雰囲気がうかがえる。 |
Majin and the Forsaken Kingdom (C)2010 NAMCO BANDAI Games Inc.
※画面は開発中のもの。