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2010年5月30日(日)

新たな“リャフカ伝説”が刻まれた“プロトタイプ・ファン感謝デー2010”をレポ

文:ごえモン

 プロトタイプ創設4周年を記念したイベント“プロトタイプ・ファン感謝デー2010”が、本日5月30日に都内の秋葉原UDXギャラリーで開催された。

プロトタイプ・ファン感謝デー2010

 このイベントでは、年内に発売を予定しているXbox 360『智代アフター~It’s a Wonderful life~CS Edition』をはじめ、PS3『CLANNAD』、PSP『学園へヴン おかわりっ!』、PSP『花帰葬』、PSP『CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 上巻・下巻』など、多くの新作タイトルがプレイアブル出展されていた。

 他にも、Webラジオ『ナツメブラザーズ!(21)』の公開録音や、スペシャルアイテムが当たるプレゼント抽選会、PC用ソフト『クドわふたー』のポスタープレゼント、物販を実施。さらに、今夏に配信を予定しているケータイアプリ2本と、新作PSPタイトル1本が発表された。

 ここでは、『ナツメブラザーズ!(21)』公開録音のレポートを中心に、新作ゲームの情報や本日のイベントの模様を写真とあわせて紹介していく。

プロトタイプ・ファン感謝デー2010 プロトタイプ・ファン感謝デー2010
▲多くの人が訪れた秋葉原UDX。開場後、数時間が経っても客足は途絶えず、整理券を待つ人で長い行列が形成されていた。
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▲発売前の新作6タイトルがプレイアブル出展されており、特にPS3『CLANNAD』の試遊台には人だかりができていた。
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▲こちらはレアアイテムが当たる大抽選会と物販の様子。物販は、本イベント限定のPSPデコレーションシールやPSP版『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』の最終販売もあって、すぐに長蛇の列が。
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▲美少女ゲームブランド・Keyから6月25日に発売されるPC用ソフト『クドわふたー』のポスター配布会や、デモムービーが上映された。

■プロトタイプ・ファン感謝デー2010 ちょっとだけ発表会

 Webラジオ『ナツメブラザーズ!(21)』の公開録音の前に、プロトタイプの代表取締役・多部田俊雄氏が登壇し、“プロトタイプ・ファン感謝デー2010 ちょっとだけ発表会”と題して3つの新作ゲームが発表された。その3タイトルを、以下で写真とともに紹介する。

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▲最初にスクリーンに映し出されたのはケータイアプリ『Kanon』。“ビジュアルアーツ★Motto”で今夏に配信予定。『Kanon』自体は、すでにQVGA解像度(320×240)のケータイアプリが配信済みだが、今回発表されたのは原作PC版と完全に同じVGA解像度(640×480)のケータイアプリ。
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▲なお、今回発表された『Kanon』を皮切りに、他アプリのVGA化が進められているという。
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▲続いて、どこかで見たことがある文字演出とともにスクリーンに映し出されたのは、『AIR』のスピンオフアプリ『裏庭のヌシで釣り』。神尾家に居候することになった、国崎往人に課せられたある過酷なミッションが描かれる。フルボイス仕様で、こちらも今夏に配信を予定している。
プロトタイプ・ファン感謝デー2010
▲そして、長らく沈黙を守っていたXbox 360『智代アフター~It’s a Wonderful life~CS Edition』について多部田氏は「ちゃんと作っています(笑)。どの辺りで苦戦していたかというと……」と告げると、スクリーンに風子が「かーめーはーめー!」と叫びながらエネルギー派を放つ動画が映し出される。このミニゲーム部分を作るのに、1カ月ほどかかってしまったとのことだ。
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▲最後に、速報でもお伝えしたPSP『リトルバスターズ!Converted Edition』もここで発表。本作は、この後すぐにプレイアブル出展され、イベントを訪れたファンが早速試遊する姿も見られた。

■Webラジオ『ナツメブラザーズ!(21)』公開録音をレポート!

プロトタイプ・ファン感謝デー2010

 続いて、Webラジオ『ナツメブラザーズ!(21)』公開録音の模様をお届けしていく。

 『ナツメブラザーズ!(21)』は、インターネットラジオステーション<音泉>で配信中のWebラジオ。美少女ゲームブランド・KeyのPC用AVG『リトルバスターズ!』で棗恭介を演じた緑川光さんをはじめ、棗鈴役・民安ともえさん、能美クドリャフカ役・鈴田美夜子さんらがパーソナリティを担当している。

 今回収録されたのは、明日配信される第100回の翌週に配信を予定している第101回。詳しくは6月6日配信のラジオを聴いただくとして、ここでは写真を中心に公録の模様をお届けする。

プロトタイプ・ファン感謝デー2010 プロトタイプ・ファン感謝デー2010
▲公開録音がスタートし、登壇したパーソナリティの緑川光さんと民安ともえさん。会場にあいさつした後、「あれ? そういえば、この番組のマスコット的な人がいない気が」と緑川さんが告げると……。▲ステージ後方の入り口からブルドックの着ぐるみを着た、“ブルリャフカ”こと鈴田美夜子さんが登場! 「ハイ♪ ハイ♪ わふー♪」とそのまま客席に入っていくと会場は大盛り上がり。
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▲鈴田さんはその勢いのままステージ前に移動し、PC『クドわふたー』のオープニングテーマ『one’s future』のミニライブに突入。
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▲しかしサビ部分を歌って踊った鈴田さんは、早くも疲れてしまったうようで顔を下げてグッタリ。それには、後ろの緑川さんも笑いを抑えきれない様子だ。
プロトタイプ・ファン感謝デー2010 プロトタイプ・ファン感謝デー2010
▲ミニライブが終わり、鈴田さんが席についてひと段落すると会場から投げ込まれたお題についてトークする、トークランキングがスタート。このコーナーでは“民安さんのいいところ”や“この夏にしたいこと”、“声優になったきっかけ”、“2010年上半期でもっとも驚いたこと”、“オーディション”などについて3人がトークを繰り広げた。
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▲続いて、100問100答の達成とともに終了した“棗恭介の一問一答”のコーナーが101回配信を記念して復活。このコーナーは、リスナーから寄せられた質問に対して棗恭介がズバリ答えていくもので、今回は「2010年に流行語になりそうなエロティックな言葉は?」、「こいつは絶対に地球外の人間だ、と思ったのはどんな人?」、「敗退した後に持ち帰る、甲子園の砂の驚きの使用方法は?」という質問に対して、緑川さんが的確にボケながら答えていく。
プロトタイプ・ファン感謝デー2010 プロトタイプ・ファン感謝デー2010
▲次の“漫画のタイトルシリーズ”では、『85界から来た民ネーター』のおもしろい第1話のタイトルが発表された。詳しくは書けないが、「チーチチチチチ」や「アイアムティーバック!」などの名(迷)言が飛び出し、会場は大盛り上がり。
プロトタイプ・ファン感謝デー2010
▲最後に“もっとも印象に残った称号ランキング”3位~1位が収録された。この内容は明日配信の第100回で発表されるので、ぜひチェックしてほしい。

 イベントの最後に、来場したファンに向けてパーソナリティの3人からメッセージが送られた。そのコメントを以下に掲載する。

民安さん:公開録音も今回で3回目で、本放送はまさかの3ケタを迎えることができました。こうやって何年も皆さんに応援されながら、ラジオをやれることを本当に幸せに思っています。これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

鈴田さん:私は公開録音2回目ということですが、ここから始まった着ぐるみ生活……(笑)。皆さんから応援をいただけるかぎり、頑張っていきますのでよろしくお願いします。『ナツブラ!』目指せ200回!

緑川さん:こういう場で、皆さんと同じ空気を感じられるのは1つの醍醐味だと思っています。番組がさらにおもしろくなるように、試行錯誤していきたいと思いますので、これからもこの番組と『リトルバスターズ!』、そして6月25日発売の『クドわふたー』を応援してください。……『リトバス!』もアニメ化すればいいのにね(笑)。

(C)PROTOTYPE

■プロトタイプ・ファン感謝デー2010 概要
【開催日時】2010年5月30日13:00~19:00(※終了)
【会場】秋葉原UDXギャラリー
【入場料】無料

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