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2010年6月16日(水)

パックマンは永遠に不滅です! “パックマン カンファレンス”をレポート

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは現地時間の6月15日、米国の“CLUB NOKIA”でパックマン誕生30周年を祝う“パックマン カンファレンス”を開催した。

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▲“CLUB NOKIA”へ続くエスカレーター脇では、超巨大なパックマンがお出迎えしてくれた。

 イベントはまず、バンダイナムコゲームス代表取締役副社長にしてCPO(チーフパックマンオフィサー)の鵜之澤伸氏や、NAMCO NETWORKS代表取締役社長・久恒健嗣氏らが登壇。久恒氏は「私がミネソタで学生だったころ、どれだけ夢中になって『パックマン』を遊んだかを思い出します。1972年、『パックマン』の生みの親である岩谷徹氏は、食べかけのピザを見てアイデアが閃き、それはたちまちビデオゲーム業界に革命をもたらしたのです。今日、我々は彼の過去の業績を祝うためだけに、ここにいるのではありません。これからの未来を祝うためでもあります」と挨拶を述べた。

 また、Marvel EntertainmentのCCOにして映画『スパイダーマン』などのプロデューサーとして知られる、Avi Arad氏も登場。Arad氏は現在ナムコのエグゼクティブアドバイザーという立場で、PUCKMANだった英文表記がPAC-MANに変えられたなど、ファンには懐かしい話をしつつ「登場から30年たっても、ポップアイコン(象徴)としてのパックマンは変わらない」と語った。

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▲バンダイナムコゲームス代表取締役副社長・鵜之澤伸氏、ESA president and CEO・Michael Gallagher氏、Avi Arad氏、NAMCO NETWORKS代表取締役社長 久恒健嗣氏らが一堂に会した。
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▲Avi Arad氏制作の3D版『パックマン』ショートムービー。

 続けてスクリーンでは、『パックマン』誕生から今日に至るまでの歴史をまとめたムービーを上映。北米でも大ヒットし“80年代のミッキーマウス”と呼ばれたこと、“パックマンフィーバー”という流行語の誕生、過去7年間でパックマン関連のグッズが293,822点も作られたことなどが、懐かしい映像とともに流れた。

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 さらに、『パックマン』シリーズ最新作として、Android端末向けに北米で先週発売されたばかりの『PAC-MAN Championship Edition』、近日発売予定のアーケード版『PAC-MAN BattleRoyal』、9月発売予定の携帯電話向け『PAC-MAN CART』、そして今秋発売予定で今回のE3でも展示されている、Wii用新作『PAC・MAN PARTY』などを簡単に紹介(発売時期はいずれも北米)。一部はプレイアブルなデモ機が用意されていた。

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▲Xbox 360版やiPhone向けはすでに発売されているが、今回展示されていたのはAndroid端末向け『PAC-MAN Championship Edition』。
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▲携帯電話用の『PAC-MAN CART』。
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▲約2カ月前に北米で発売されたPC用カジュアルゲーム『PAC-MAN PIZZA PARLOR』。中身はピザ屋を経営する、タイムマネージメントと呼ばれるジャンルの作品だ。
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▲Wii用『PAC・MAN PARTY』はファミリー向けのパーティゲームで、45種類以上のミニゲームが遊べる。

 Wii用『PAC・MAN PARTY』については、ブースレポートとして詳細を別途お伝えする予定なので、そちらを楽しみにしていてほしい。

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(C)NBGI

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