2010年6月28日(月)
レベルファイブは、6月27日に東京国際フォーラムで“イナズマイレブン3 発売記念 ファン感謝祭”を開催した。
『イナズマイレブン』は、同社が展開する“収集・育成サッカーRPG”シリーズ。7月1日には、その最新作であるDS用ソフト『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー(以下、イナズマイレブン3)』が発売される。“イナズマイレブン3 発売記念 ファン感謝祭”には、大反響により当選者を拡大し3,700名以上が招待された。以下にイベントの内容を掲載する。なお、映画化やWii版の制作、『イナズマイレブン3』の最新トレーラーについては、6月27日の記事を参照のこと。
▲イベント開始に先駆け、自称戦術アドバイザーの目金欠流(めがね かける)が登場。集まったファンにイベントの諸注意を説明した。 |
大歓声に迎えられて壇上に登場したのは、同社代表取締役社長・日野晃博氏。「こんなに大勢の方々に『イナズマイレブン』を応援してもらえてうれしい!」と語った後、「皆さん、『イナズマイレブン』は好きですか?」とファンに質問を投げかけた。抽選で選ばれた3,000名から「好きですー!!」という返事が来ると、「今日は1時間40分の予定ですが、皆さんの応援次第では延長も辞さない覚悟です!」と宣言。楽しんでもらうために、社長自らが冒頭で延長を宣言するという珍しい幕開けとなった。
▲『イナズマイレブン』シリーズの生みの親であり、育ての親でもある日野社長。登壇すると、ファンからは「日野さんありがとうー!!」という声も上がった。 |
▲現在の『イナズマイレブン』シリーズの状況を説明する日野社長。前作『イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード』を使った大会・フットボールフロンティアの優勝者が『イナズマイレブン3』でプレイヤーキャラクターとして登場することを説明した後で、「本作でもイベントを行います。優勝者は同様にゲームに出演できます」というアナウンスを行った。 |
▲来場者の中から抽選で、イナズマジャパンのメンバーとの記念撮影と、発売前のソフトをもらえる権利が贈られ、会場のファンはまさしく狂喜乱舞。また全員に声優のサイン入り台本と、円堂くんと豪炎寺くんのフィギュア付『友情のイヤホン』がプレゼントされた。なお、『友情のイヤホン』は後日発送される。 |
ここで、作中に登場するキャラクターに続いて、ゲーム・アニメのOPテーマを歌うT-Pistonz+KMCが登場。TVアニメのOP曲『勝って泣こうゼッ!』を披露した。以前に行われたフットボールフロンティアで振り付けを指導していたせいか、集まったファンはメンバーと一緒に踊りを楽しんでいた。
▲会場とT-Pistonz+KMC、そしてキャラが一体となったオープニングライブ。「勝って泣く」というよりは「うれしくて泣く」ほどの大盛り上がりだった。 |
そして先日お伝えしたように、DS『イナズマイレブン3』の最新PVが公開された。“円堂守 伝説 最終章”と流れたシーンでも大きな歓声が上がったが、さらに盛り上がったのは、最後のシーンで鬼道有人がゴーグルを外すシーン。日野氏は「このゴーグルを外すシーンもストーリーで描かれている」と説明。加えて、これまで描かれたストーリーに区切りが付くような内容になっており、『3』ですべての謎に決着が付くことを明言した。
▲人気のキャラが最新映像に登場するたびに、悲鳴のような歓声が会場に響いていた。その中でも、ひときわ大きな声が上がったのは、鬼道がゴーグルを外すシーン。ストーリーが気になるファンも多いのでは!? |
▲『スパーク』と『ボンバー』ではオープニング曲だけでなく、映像も違うものが用意されるという。『GOODキター!』と『元気になリーヨ!』とともに、2つの映像が公開された。 |
▲これまで「据え置きハードで開発中」とアナウンスされてきた『イナズマイレブン ブレイク』がWiiで制作中であることが明らかに。シリーズのキャラが集結するゲームになるとか。 |
▲中田さんが出演する2種類のTV-CMが公開された。スーパーシュートを見せてほしいという小学生にテクニックを披露するが、逆に小学生が必殺技を使って驚かせるというコミカルな内容に仕上がっていた。 |
ここで、『イナズマイレブン3』でマップディレクターを担当した佐々木秀信さんが登壇。日野社長も加わり、“必殺タクティクス”と“シュートチェイン”を細かく説明した。日野社長によると必殺タクティクスは、育て上げたチーム同士が戦うと拮抗(きっこう)した試合になってしまうが、それ打破するために取り入れたものだという。逆転するための要となるが、一度使うと10カウントの間は使えない上に、専用のゲージを消費する。このため使う場所が重要となりそうだ。
▲拮抗した試合を打破する戦術の1つとして考案された必殺タクティクス。これによって、試合終了のホイッスルが鳴るまであきらめずに戦える!? |
▲佐々木氏がオススメしたのは、ボールをつなげてパスをしていく“ルート オブ スカイ”。一体どこの国が使うのか? |
▲シュートチェインは、シュートをつないでいく新システム。シュート範囲内に、Cのついた必殺技を使えるキャラがいる場合、チェインする。画像では“りゅうせいブレードV2”にチェインして“たつまきおとし”が発生している。 |
楽曲を提供しているT-Pistonz+KMCのKMC(ケムシ)は、シリーズを遊んでいるそう。発売に先駆けて『3』をプレイしていることを明らかにした後で、「チェインさせるために、ゴール前にキャラを配置しておくと、オフサイドになってしまう!」と感想を述べた。やりがいのある要素になっている分、威力もかなり高いようなので、使いこなせればチーム力がアップするだろう。
→次のページでキャラがステージに! 声優陣によるトークショーも!!
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