2010年6月30日(水)
インターネット時代前夜、BBSの時代から続く老舗ISP(インターネットサービスプロバイダ)のNECビッグローブが、SeedCのゲームポータルサイト“Lievo”を買収、オンラインゲーム事業に参入することを発表した。同社はもともと“BIGLOBEゲーム”のサイトを展開し、オンラインゲームのチャネリングサービスや課金決済手段の提供、オリジナルコンテンツのリリースなどを手がけていただけに、自らパブリッシャとなっての作品提供もスムースに進むものと思われる。 そんなNECビッグローブが、なぜあえてパブリッシング事業に進出したのだろうか? また、今後パブリッシャとして何を目指すのだろうか?
そのあたりを、同社メディアサービス事業部の杉浦淳氏と室橋弘和氏に聞いてみた。今後の事業計画について、詳しい発表がまだなされていないタイミングではあったものの、NECビッグローブが持つ強みやポータルサービスとして目指す方向性についてなど、いくつか大きな方針を聞けたのでお届けしよう。
▲NECビッグローブメディアサービス事業部 グループマネージャー杉浦 淳氏(右)と同事業部主任 室橋弘和氏(左) |