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2010年7月21日(水)

【ぶるたま】『ブレイブルー CS』のプロデューサーと出演声優陣がガチ対談!

文:電撃オンライン

 アークシステムワークスから7月1日に発売されるPS3/Xbox 360用FTG『ブレイブルー コンティニュアムシフト(以下、ブレイブルー CS)』のプロデューサー・モリ トシミチさんのインタビュー第3弾を掲載する。

 『ブレイブルー CS』は、同社の2D格闘ゲーム『ブレイブルー』シリーズ最新作。新キャラクターが追加されている他、初心者向けのチュートリアルモード、中・上級者向けの超難易度コンボを練習できるチャレンジモードなどが搭載されている。電撃オンラインでは、本作の応援企画【ぶるたま】を展開中だ。

 プロデューサーインタビュー第1回は『ブレイブルー CS』の背景やキャラクターについて、第2回ではキャラクターを演じる声優について伺った。3回目となる今回のインタビューは、『ブレイブルー』のWeb番組『続・ぶるらじ』の第3回収録直後に行った。モリプロデューサーに加えて、主人公ラグナ役の杉田智和さん、ノエル役の近藤佳奈子さん、ツバキ役の今井麻美さん、ハザマ役の中村悠一さんにもお話を伺っている。『続・ぶるらじ』やコスプレ、そして新たに参戦が決定したキャラクター・マコト=ナナヤについてなど、いろいろな話題が飛び出したのでぜひチェックしてほしい。(インタビュー中は敬称略)


【ぶるたま】
▲モリ トシミチプロデューサー

──今回はモリプロデューサーだけでなく、急きょ声優陣も交えての座談会企画となりました! すっかり作品との付き合いも長くなった皆さんですが、この作品に関してファンから特別な反応を感じたりすることはありますか?

杉田:もちろん反響はあります。そのあたりはモリさんが一番強く感じていると思いますが。

モリ:そうですね。先日アメリカの大規模なゲームイベントに参加させていただいたんですが、そうしたらビックリするぐらい、ハザマのコスプレイヤーがいたんですよ。

近藤:ハザマ!?

中村:……え、それはサラリーマンのコスプレじゃなくて!?(笑)

モリ:紛れもなくハザマです(笑)。近くのハンバーガーショップに行ったら緑髪の方々が3人並んで、帽子を横に置きつつハンバーガーを食べていると。すごいシュールな光景でした(笑)。ハザマ以外にもラグナやジンなど、さまざまなキャラクターのコスプレイヤーがいて、最大40人ぐらいの『ブレイブルー』キャラクターが集まって写真を撮っていたり。海外でも『ギルティギア』と並ぶ人気を感じられてうれしかったです。

──コスプレ人気があるというのも反響の1つですよね。

杉田:僕のところには主に格闘ゲーマーから反響がありますね。「このキャラのこういう部分を調整してほしい」とか……。

中村:完全にスタッフへの要望だよ、それ(笑)。

杉田:そう(笑)。でも、それはプレイヤーからの直接的な熱いメッセージということでもありますし、僕としてはそういう意見が聞けるのも楽しい。皆さんとはゲームセンターやネットワーク上で知らず知らずのうちに対戦している可能性もあるので、テンションが上がりますね。

近藤:私は、杉田さんとは逆に格闘ゲームがあまり得意ではないので、「このキャラクターはこうやって使えばいいですよ!」みたいなアドバイスをいただくことが多いです。「みんなで一緒に遊ぼうよ」という思いが伝わってくるのがすごくうれしくて。

──今井さんと中村さんのキャラクターもついに家庭用で使用可能になりますね。

中村:以前ファンの方から「ゲームセンターでは怖くてできません……。でも興味はあります」みたいなお便りをいただいていたんですが、その時は僕にはどうにもできなくて(笑)。でも、それがついに家庭用で使えるようになるということで、そういった方々にとってはすごくうれしいんじゃないかと。格闘ゲームというジャンルの中でも、とくにストーリーを魅せる演出にこだわっていますから、家庭用としてじっくり遊べるのは魅力ですね。

今井:私も本当に楽しみでした! そして、これを機にもう少し上達できたらいいなぁと思っています(笑)。

──初心者モードがあるというのもうれしいですね。

モリ:そのへんも頑張って作りました!

近藤:チュートリアルモードも凝っていますよね。

中村:ゲームが苦手な人もいろいろと教えてもらえるのは、うれしいんじゃないかな。台本の後半(チュートリアルモードの部分)を見た時は「なんかすごいページがあるぞ!」って思った(笑)。

モリ:あそこは専門用語バリバリでしたし、植田さんがとにかく頑張ってくださいました(笑)。初心者に向けたチュートリアルモードもそうですが、逆に上級者向けのチャレンジモードもすごい内容になっています。僕らはどのモードでも一切手を抜いて作っていません。すべてが“遊びどころ”なんですよ。

中村:ストーリーモードもアーケード版から大幅にパワーアップしていますよね。

今井:物語を通じてキャラクター自身の心の揺れも感じられますよね。私の演じているツバキもまじめな性格故に心の葛藤に苦しんでいますが、彼女なりの信念をもって進んでいるので、その姿を見てほしいです。

杉田:たしかに各キャラクターごとに心情がものすごく掘り下げられている気はします!

中村:そもそもボリュームがすごい。今回の家庭用のために追加で収録があったんですが「この量は“追加”ってレベルじゃないだろ!」って思いましたよ(笑)。

モリ:中村さんの場合は、悪役として全キャラクターの全ルートに登場しますから出番も必然的に多くなります(笑)。

近藤:私もかなりセリフが多かった!

杉田:近藤さんの場合は、演じるキャラクター数自体が多いからね……。あ、でも僕も前回に引き続き“バングの部下B”という兼ね役がありましたが(笑)。

中村:兼ね役も含めてレギュラー出演(笑)。

モリ:なぜかこのゲームって、1人の声優さんにまったく違う役をいくつも演じてもらうことが多いんですよ! 今回のメンバー以外だと(ジン・キサラギ役の)柿原徹也くんとか。

杉田:柿原くんはナレーションも担当しているんだけど、これがすごくキレイな発音なので必聴です! 普段の彼とはまったく違う感じなので。

→次のページでは、Web番組『続・ぶるらじ』制作秘話が明かされる!?

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