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2010年7月15日(木)

【第一次AMW抗争】サードバトル 連邦vsネオ・ジオン!

文:電撃オンライン

 CJインターネットジャパンが運営中のPC用オンラインACT『SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、SDGO)』の編集部対戦企画“第一次AMW抗争”がついに山場を迎える! 連載3回目となる今回は、電撃オンラインと『電撃PlayStation(以下、電プレ)』の対戦の模様をお届けする。

■サードバトル-vs 『電撃PlayStation』-

 電撃オンライン編集部のごえモン&ライターの斎藤ゆうすけが、最強のガンダム好き編集部“ガンダム・ザ・ガンダム編集部”の名を手に入れるべく、4つの編集部と『SDGO』で戦うこの連載企画。

 ASCII.jpチーム『電撃ホビーマガジン』チームに勝利し、連勝街道をひた走るごえモン&斎藤。そんな2人の前に立ちはだかったのは『電プレ』編集部からの刺客だった。

 電プレ「電撃オンラインチームか……。私たちの前では赤子同然だな」

 そう言って不適な笑みを浮かべたのは『電プレ』チームのプル2&プル12(トゥエルブ)であった。ちなみに両者ともに女性である。

 斎藤「『SDGO』は女性プレイヤーにも人気ですからね……って、どうしたんですか、ごえモンさん?」

 ごえモン「この感触、アムロ・レイ? ……ララァ・スンか?」

 斎藤「ごえモンさん?」

 ごえモン「この2人、ひょっとすると……」

 『電プレ』チームの2人が放つプレッシャーに何かを感じたごえモン。斎藤もまたごえモンに倣い、2人の出方をうかがう。

 電プレ「私たちは宇宙世紀0088年以降に作られたモビルスーツでの対戦を希望する!!」

 ごえモン「なるほど、そうきたか……」

 これまで一年戦争(0079年)~デラーズ紛争(0083年)、グリプス戦役(0087年)で使われたモビルスーツでの対戦をこなしてきた電撃オンラインチーム。宇宙世紀のモビルスーツを使った対戦のラストは、第一次ネオ・ジオン抗争(0088年)以降に作られたすべてのモビルスーツを対象にした対戦となった。

 ネオ・ジオン製のモビルスーツを愛する『電プレ』チームの2人に対し、ごえモン&斎藤はどう対抗するのか? 電撃オンラインチームの2人はこの対戦に勝利し、AMWの人の心に光を見せることができるのか!?

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』 『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
▲宇宙世紀のモビルスーツを使って行われる対戦は今回で最後。ごえモンは0089年から配備が開始され、長期に渡って運用され続けた傑作機“ジェガン”を、斎藤はガンダムMk-IIの技術を取り入れた量産機“ジムIII”を選択。連邦軍マニアの2人らしく、ジム系モビルスーツのみの編成となった。

■第1戦-強化人間の実力-

 『電プレ』チームとの戦いの舞台は、対戦サーバーに設置された“DPSの黒い影”部屋。例にもよってまずはお互いのモビルスーツを確認する。

 電撃オンラインチームのごえモンはジェガン、斎藤はジムIII。ジェガンは0089年から『機動戦士ガンダムF91』の時代(0123年)に至るまで、長期に渡って運用し続けられてきた機体だけあって、機体性能も装備している武器もバランスがいい。一方、ジムIIIは総合力でジェガンに劣るものの、高威力の支援武器であるミサイルポッドを装備しているため、一撃の破壊力に優れている。

 ジム系の機体だけでまとめてきた電撃オンラインチームに対し、『電プレ』チームの2人はどちらも量産型キュベレイを選択。ニュータイプ専用機であるキュベレイの量産型でありながらも、性能的にはキュベレイに勝るとも劣らない力を持った機体。スピードではジェガンやジムIIIを圧倒しており、自動で敵を追尾する特殊武器“ファンネル”も装備しているため、かなり強力な機体と言える。

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▲スピードだけでなく全体的な能力も量産型キュベレイが上。ファンネルはダメージこそ少ないものの、追尾性能が高いため厄介。

 ごえモン「ええい!! ままよ!!」

 モビルスーツの性能だけを見れば電撃オンラインチームが不利。だが、対戦がスタートしてしまえば、死力を尽くして戦うのみ!! 迷いを振り切ろうとするごえモンの叫びが合図となり全3戦勝負の第1戦がスタート。

 第1戦の舞台は、障害物がまったくないガンダムファイトのリング。ちなみにガンダムファイトとは、『機動武闘伝Gガンダム』で描かれるモビルスーツ同士のバトルのことである。

 これまで電撃オンラインチームは障害物を利用することで、ダメージを最小限に抑え、敵の隙を突いて強襲をかけるという戦い方で勝利を重ねてきただけに、このフィールドでの戦いには不安がある。案の定、開始早々ごえモンも斎藤もプル2&プル12のファンネルに捕まり、ちくちくとダメージを与えられていく。

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▲逃げても逃げても追ってくるファンネル。障害物もないため、身を隠すこともできず、電撃オンラインチームの2人は手詰まりの状態に。

 打開策を見いだせないまま、追い詰められていくごえモン&斎藤。絶望感が漂う中、ごえモンは苦々しげに口を開く。

 ごえモン「やはりあの感触は強化人間……」

 斎藤「……強化人間!?」

 強化人間とは人工的に作られたニュータイプのことである。そう、『電プレ』チームのプル2とプル12は、ニュータイプ並の能力を持つ『電プレ』編集部の格闘ゲームプレイヤーや、アクションゲームプレイヤー、FPSプレイヤーたちの短期特訓を受け、急激にプレイテクニックを向上させた強化人間(のような存在)だったのである!!

 なすすべもなく、追い詰められた電撃オンラインチームの2人。このままでは敗北は間違いない。ごえモンと斎藤はなんとか勝機を見いだそうと、覚悟を決めた。

 斎藤「……ごえモンさん」

 ごえモン「こうなれば一か八か、接近戦をしかけるしかないな」

 決死の覚悟でプル2&プル12の量産型キュベレイに接近戦をしかけるごえモンのジェガンと斎藤のジムIII。最後の望みを託して行った捨て身の戦法だったが、2機の量産型キュベレイはひらりと身をかわし、ファンネルによる攻撃をジェガンとジムIIIに浴びせてきた。

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▲捨て身で斬りかかったものの、与えられたダメージはごくわずか。逆にファンネルの雨あられをくらい、ジェガンもジムIIIも大破してしまう。

 最後の抵抗とばかりに斎藤のジムIIIがプル2の量産型キュベレイに必殺技を叩き込み、ギリギリでスコアをイーブンに戻したものの、反撃をくらい手痛いダメージを受けることに。

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▲必殺技を決めたものの、反撃で大ダメージを受ける斎藤のジムIII。『電プレ』チームの圧倒的な強さに斎藤は恐怖した。

 結局、電撃オンラインチームは最後まで『電プレ』チームに翻弄(ほんろう)され続け、斎藤の必殺技で僅差に迫ったものの、敗北してしまう。これまでASCII.jpチームや『電撃ホビーマガジン』チームとの対戦でも1戦目は危なげなく勝利してきた電撃オンラインチーム。はじめて1戦目を落としたことで、3連勝に暗雲が立ちこめてきた……。

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.

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データ

▼『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
■ 運営:CJインターネットジャパン
■ 対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7)
■ ジャンル:ACT(オンライン専用)
■ 正式サービス開始日:2010年6月17日
■ プレイ料金:無料(アイテム課金)

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