2010年7月14日(水)
コーエーテクモゲームスが開発を担当する、オンラインACT『真・三國無双 Online ~神将乱舞~』では、大型アップデート“Revolution 7”が7月15日の第1弾を皮切りに、3週連続で実装される。
本アップデートの目玉は、最上位武器となるランク6武器や新武器“叉突矛(サトツボウ)”の登場、武器ランクを上げる研磨システム、熊副将の実装などだ。実装を目前に控えて、編集部ではPC版の運営を行うCJインターネットジャパンを訪問。一足お先に体験プレイの機会をいただいたので、全8つの新機能&新要素を紹介していこう。
全部で8つの新機能、新要素が用意されている“Revolution 7”だが、第1弾で実装されるのは、ランク6武器、研磨、新武器“叉突矛”、新処方の4つだ。
これまでゲーム内に存在した最上位武器はランク5。今回のアップデートでこれまで実装済みの武器すべてにランク6武器が登場するわけだが、その入手方法は従来同様に戦場でのドロップアイテムとなる。ランク6武器を装備できるのは、身分が衛将軍以上のキャラクターだ。
また、戦場でのドロップでしか手に入らない、新武器の叉突矛も紹介しよう。叉突矛は盾と短槍を組み合わせた武器で、攻守ともに優れているのが特徴。通常の槍に比べればリーチが少々短い。実際にプレイしてみたところ攻撃速度が速いので、プレイヤーを選ばないわりとバランスの良い武器だ。 強化リング7つ目のスロットである“究極強化”の能力だが、叉突矛は“鉄壁”で、防御力が2倍、さらに防御の成功時には体力が回復する。回復量はプレイヤー自身に確かめてもらうとして、画面内の肉まんを必死に探さなくていいのは、ありがたいかも。
▲左が新武器“叉突矛”ランク4の見た目だ。右はランク6の叉突矛なのだが……その外見や性能値は実際にプレイして確認してほしい。 |
なお、公式サイトで明言されてはいないが、アップデート実装直後は新要素を多くのプレイヤーに体験してもらうために、ドロップ率がちょっとだけよくなっているらしい。叉突矛を手に入れたければ、この3週連続アップデートの間に頑張ってみるといいコトとがあるかもしれない。
『真・三国無双 Online』プレイヤーの中には、運悪く戦場でランク6武器が拾えない! という不幸な星の下に生まれた人もきっといるはず……。そんな人への朗報が新機能“研磨”システムだ。簡単に言ってしまえば、武器のランクを1アップできる機能。ランク6に限らず、ランク2から3、3から4へのアップなども当然可能だ。
必要なのは武器と、家具の錬成炉、錬丹の3つ。共用錬成炉を使用する場合は軍資金も必要になります)。成功すれば強化状態はそのままにランクアップでき、失敗すると軍資金と錬丹だけが消費される。MMORPGにありがちな失敗すると武器ごと消滅、という恐ろしいことは起きないので安心。成功率はキャラクターの錬成スキルが影響するようだ。
ただし、研磨できるのは使用回数がMAX255回に達した武器のみ。しかも一度研磨に成功すると、使用回数がリセットされゼロとなってしまう点に注意してほしい。
▲テストサーバ上で贅沢にも極練成炉を使って練成に挑戦。 | ▲練成メニューから研磨を選び、使用回数255に達した武器を指定。 |
▲ランク3→4では錬丹6個を消費する。成功率43%は微妙……。▲1回の練成であっさり成功、実はこの後ランク5へのアップも成功した。 |
戦場に持参する消費系アイテムの処方(レシピ)には、従来よりも効果が高い上位版処方と、2つのアイテムの効果を併せ持つ新処方の2種類、合計10種類が追加された。名前の前に“極”がついているのが上位版アイテムとなる。
7月22日実装予定のアップデート第2弾では、期間限定で英傑“甘寧”の服飾、つまりアバター衣装がゲーム内に登場する。この甘寧の服飾だが、頭、胴、腕、脚の4パーツに分かれており男女共用で、全身着替えると髪型も含めてガラリと外見が変わる。
ちなみに三国志の世界といえば他にも有名な武将が大勢いる中、なにゆえに甘寧が第1弾なのか? という素朴な疑問をぶつけてみたところ、上半身の露出が多く、肌に刺青の装飾がほどこされているなど、今までの装備品とはかなり違う見た目のギャップを楽しんでもらうためとのこと。入手方法は戦場でのドロップのみなので、全パーツを1人で収集するのは相当しんどそうだが、取引可能なアイテムなので仲買商を利用してなりきりプレイを体験してもらいたい。ちなみに今後は毎月、違う英傑の服飾が実装される予定だ。
前回のアップデート“Revolution 6”で虎が採用されたが、猛獣シリーズが続くようで今回は動物副将として熊が実装される。自分の副将として迎える方法も同じで、熊副将は戦場で中立として出現し、ドロップアイテム“副将の魂”を獲得。エサを与え、出撃回数を重ねれば親密度が上がり、家だけでなく街中にも連れ出せる。
街に連れ出した状態で、チャット欄に“/trick”コマンドを入力すると、無愛想な見た目からは想像できないような、愛らしいしぐさを見せるのがポイント。たぶんどこかのサーカスで仕込まれたに違いない。
▲2本足で立ち上がってパチパチ拍手をする熊副将の周囲に、やたらかわいい熊の顔が……。 |
3週連続アップデートの最後を飾るのは、7月29日実装予定の容姿変更機能“美容”と、新デザイン外套(マント)の2つだ。
“美容”は、以前よりプレイヤーの要望も高かったもの。顔立ちや髪型、肌の色などを作り直せる機能だ。最初のキャラメイキングで“童顔”にしたけれど、やっぱり“元気”がいいなぁ、と後悔しているプレイヤーには朗報だろうが、それだけではない。たとえば、女性キャラのフェイスパターンには華美、幼顔、優艶、快活の4種類が追加される。さらに髪型にはおかっぱ、ふたつ結び、編みこみ、まとめあげの6種類が追加実装されているのだ。一部はこの美容機能を使わないとできない髪型なので、己の分身をもっと愛らしくしたいこだわり派に利用してもらいたい。また、顔と髪型以外にも、顔の特徴にもいくつか新パターンが用意されている。
男性キャラクターより女性キャラクターのほうがバリエーションが豊富だが、どうせ着飾らせるなら、かわいい子の方がいいわけで……。これはもう、世の常なので納得してほしい。ただし、美容機能は無双コインが必要となる。
▲左から顔の新パターン、幼顔、優艶、快活。ところで童顔と幼顔は違うらしい。 |
▲左から顔の特徴、覆面、炎の刺青、睫毛。睫毛は目鼻立ちがクッキリしてオススメ。 |
▲左から新しい髪型、おかっぱ、ふたつ結び、まとめあげ。最後は盛り髪とも呼べる? |
▲男性版の追加フェイスパターンや髪型もちょっとだけ紹介。 |
続いて新デザインの勢力別外套(マント)を紹介。これまでにも外套はアイテムとして存在したが、シナリオや身分によって入手するものだった。新外套は所属している国別の3種類が骨董商で販売される。ただし、期間限定で一定身分に達したプレイヤーキャラクターだけが装備可能という条件があり、今回は雑号将軍以上となっている。期間限定販売となっているので、気に入ったものがあれば、ぜひ骨董商から入手しよう。なお、こちらのマントはトレード(配送)不可、仲買出品不可となる。
最後に、新武器“叉突矛”と“甘寧”の服飾(頭を除く)身につけ、新髪型のおかっぱに魏の外套をひるがえし、動物副将軍の熊を従えて戦うスクリーンショットをお届けする。
▲頭装備だけ“甘寧”の服飾を外したのは、髪型も強制変更されてしまうため。おかっぱ頭をお楽しみください。叉突矛は盾装備を生かした、盾で相手をひるませるバッシュ攻撃が便利だった。 |
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