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2010年7月16日(金)

教官も出演するアニメ『アイルー村』キャスト陣からコメント到着

文:電撃オンライン

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 今回、1話の収録を終えたキャスト陣からのメッセージが到着したので、以下に掲載する。(メッセージ中は敬称略)

『モンハン日記 ぎりぎりアイルー村☆アイルー危機一髪☆』
上段左からべんぴねこさん、三宅健太さん、日笠陽子さん、高橋美佳子さん。中段左が高木礼子さん、下段左から小林ゆうさん、関智一さん。

――第1話のアフレコを終えての感想などをお聞かせください。

小林:オーディションでニャイトさんを演じさせていただいたのですが、すごくうれしくて楽しくて、「ニャイトさ~ん! 大好きです~!」と大きな声で叫びたくなるほどの気持ちになったことを覚えています。今日はそんなニャイトさんを演じさせていただける待ちに待っていた収録ということもあって、ホントにうれしかったです。さらに今日は他のキャストの皆様と共演させていただいて、セリフのキャッチボールをさせていただいたことが楽しくて、今はその喜びをかみしめています。ニャイトさんは、「わー!」って大騒ぎするところと、トホホとなるところの緩急の差がすごくあったりするキャラクターさんです。そんなニャイトさんをこれからも、さらに頑張って演じていきたいと思います。

:ゆるい感じでニャ~っと、楽しかったです。

高橋:ニャミィなんですが、オーディションを受けさせていただいたときにはマイペースなんだけど、掛け合いのセリフにはメリハリを付けてくださいというディレクションをうけていたんです。第1話の収録では最初のうちはマイペースにのんびりした感じでやってみたんですが、映像とかを見てみたらテンポがすごくいい作品だったこともあって、予定よりも話し方とかをペースアップさせていき、ニャミィのキャラクターを自分なりに作りあげていきました。とにかく掛け合いが大切な作品なので、テンポと小ネタとリズム感によって生み出されるおもしろさを皆さんに見てもらえたらと思います。

高木:この作品が初めてのプレスコ(=セリフを先に録る)収録でした。雰囲気をつかむために、1話の映像が完成しているということでサラッと見せていただいたのですが、そのテンポのよさにビックリ!! 思わず笑ってしまうようなおもしろい作品です。これからも、このテンポ感を崩さないように演じていきたいです。

べんぴねこ:この作品に登場するニャイトやリーダー、ニャミィ、パカセたちは、それぞれ自分たちのことしか考えていない部分が強かったりするんですけど、それに輪をかけてプーニーは自分のことしか考えていないんですね。ニャミィかプーニーかというレベル。そこで我が道を行くプーニーをどうおもしろく演じていけるか、すごい楽しみですし、見ている皆さんにも楽しんでいただきですね。

能登:動物のキャラクターを演じさせていただけることがほとんどないので、とてもうれしかったです。

三宅:もう決まっちゃった今だから言えるんですけど、実はオーディションの時に二日酔いだったんですよ(笑)。でも、運のいいことにお酒を飲むシーンがあって、そこでリアルな演技を見せることができたおかげでこの役が決まったわけですが(監督談「バツグンにうまかったです(笑)」)、そのノリのまま今回の第1話の収録を演じさせていただきました。ホントにすごいテンポ感なんですが、そこで大騒ぎするカワイらしいアイルーたちというのがすごくシュールなのがおもしろかったです。教官としては、直接アイルーたちと絡むことなく、ニャスターさんと好き勝手話をするという役なんですが、時々、強制終了しちゃったり、ピー音が入ったりするんです。そこにどんな単語が入るのか想像しつつ、教官とニャスターさんのやりとりを楽しんでもらえたらうれしいですね。

日笠:演じてみての感想としては、私の演じるニャスターが登場するシーンがTVの対談番組に似ているということもあって、どう演じてもその番組の司会者になってしまうため、それをどうにかするのがひと苦労でした(笑)。オーディションの時から、どんどん似てきてしまっていて懸案事項になっていたんですが、収録本番では、そのまんまお昼のTVを思い出してしまい、さらになにをやってもあんな口調や雰囲気になってしまって(笑)。でもディレクターさんにアナウンサー風でお願いしますと言っていただいたおかげで、グイグイ行くような感じじゃなくて、アイルーを観察する傍観者風にニャスターを演じていくことができました。見どころとしては、最初はTVの中のニャイトくんたちにツッコミを入れたり、実況したりと真面目にやっているんですが、そのうち飽きちゃって「お寿司好きなんですよね」とか言い出しちゃうその自由なスタンスかなって思っています。

――大ヒットゲーム『モンスターハンター』の魅力や、なにかこのゲームに関するエピソードなどありましたら聞かせください。

小林:私もこの作品のオーディションのお話しをいただいてから、勉強も兼ねて、いよいよ『モンハン』デビューをさせていただきました。まだすごく初心者でわからないことだらけなのですが、自分なりに楽しんでおります!そして、以前から誰もがこのゲームにハマっていらっしゃるのを見ていたんですが、私も『モンハン』にハマりつつあります。

:これだけ、大ヒットしているのに、僕はまだプレイしたことがありません。この機会に挑戦だ!!

高橋:私も今までずっとやっていなかったんですが、周りの人の誰もがプレイしている状況に「そろそろ自分もやっておかないと本当に1人になってしまう」と強い危機感を抱きまして(笑)、年末にゲームを購入して、ただ今プレイ中だったりします。まだまだ初心者で、村クエストとかやってるところなんですが、この作品に出演させていただいたことで、これからの『モンハン』ライフにさらなる活力を与えてもらったかなって思っています。『モンハン』の魅力なんですが、私の想像ではみんなで楽しくワイワイと遊べるところが一番のポイントなんじゃないかなって思っています。1人でコツコツとプレイするのもいいけど、たくさんの人が年齢も性別も超えて1つのゲームを一緒にやる、協力して一緒にモンスターを狩るという、友情パワーみたいなものが、多くのファンを惹きつけるおもしろさになっているんじゃないかなって思いますね。

高木:私は実は未プレイなんです。以前アフレコ現場で、収録終わりに皆が輪になって『モンハン』をプレイしている姿を見かけました。一体感が生まれていましたね(笑)。こんな風にみんなで楽しめるのはいいですね。

べんぴねこ:『モンハン』って、すごく男っぽさが出るゲームですよね。太古からの人間の本能というか、男は狩猟してなんぼじゃいという自分の中のワイルドな部分が出ているゲームだと思います。アイルーは、そんなワイルドな世界の中で一服の清涼剤みたいな役割をしてくれるんですけど、『モンハン』の魅力であるサバイバルな生活といった熱い部分を、どうやってこのアニメに持ってくるかというのは重要なテーマだと考えていまして、そういう意味も込めてタイトルを『モンハン日記 ぎりぎりアイルー村』にしてみました。『モンハン』のヒリヒリするような緊張感と燃えるバトルといった、そういうイメージをこのアイルーたちの世界に無理矢理もって来た上で、期待感を煽り(あおり)つつ笑いに昇華させるようなオチを付けています。そんなゲームとアニメのギャップを楽しんでもらえたらいいかなと思いますね。

能登:私自信はゲームを操作できないので、未プレイですが、アフレコ現場などでみんなが楽しそうにやっているのを見て、本当に流行っていたいのを記憶しています。聞いた話では相当ハマるしおもしろく、仲間との一体感をとても感じられると聞きました。

三宅:「僕はWii版の『MH3(tri-)』を、ガッツリとプレイさせていただいたクチです。このゲームの魅力は臨場感やモンスターのリアルとかなんだろうなとは思うんですが、個人的にそこかしこに差し挟まれる、ギャグかと思うようなシチュエーションがお気に入りだったりします。たとえば、モンスターから逃げている最中に回復薬を飲むじゃないですか。そこでなぜかポーズを決めやがるんですよヤツらは。「お前そこで止まるのか!」とぼくが絶叫しているうちに、モンスターから攻撃を受けて何度やられたことか(笑)。このリアルな迫力と、ヴァーチャルなゲームならではのギャグのバランスがすごいですよね。プレイするときも、これらを考慮に入れて戦術を考えないといけないわけで、さらに、巨大なモンスターを狩るためには死ぬほど苦労しないといけなかったりもするんですよ。ホントに『モンハン』って最強にM(マゾ)なゲームです(笑)。でもこれが何とも脳ミソをスポンジにさせてくれるぐらい楽しかったりするんですよ。こんな究極にMゲーなところが『モンハン』の魅力じゃないかなと思います。

日笠:私はモンハンは『MHP 2nd』からやらせてもらっていたんですが、買った当初はプレイしっぱなしという毎日でして、そんなハマリまくった大好きな『モンハン』にかかわることができまして、とても幸せです。『モンハン』はモンスターの生態がすごいリアルで、とても完成度の高いゲームなんですよね。その壮大な世界観や思いのままに動く操作性もすごくて、そんな他のゲームでは味わえないものを持っているということが人気の理由なんだろうなと考えています。

――最後に放送を楽しみに待っておりますファンの皆さんにメッセージをお願いします。

小林:ホントに皆様にアニメーションになったアイルー村をご覧になっていただきたいです。特に『モンハン』のファンの皆様! さらにカワイらしいアイルーさんのファンの皆様。さらにはまだプレイしたことがないという皆様にもご覧いただきたく思っております。テンポのいいストーリーや、アイルーのカワイさなどなど、見どころもいっぱいです。ぜひ、第1話から見ていただき、そのまま最終話までご覧になっていただけたらうれしいです。ヨロシクお願いしますニャ!

:脱力系アニメなので、疲れて帰ってきたときに、ま~ったり楽しんでいただけると思います。

高橋:『モンハン』のもつ荒々しいイメージとは全然かけ離れた、二等身キャラのアイルーたちによるギャグ満載の作品という、ゲームとはまた違った『モンハン』ワールドになっています。ファンならドップリとハマって見られますし、『モンハン』を知らない人でもアイルーのカワイさには参ってしまうんじゃないかなって思っています。放送は深夜だったりするんですけど、仕事でから帰ってきた後にTVをつけてもらって、疲れた心をこのアニメで癒(いや)して欲しいなって思います。

高木:キャラクターたちがすごくカワイく、おもしろいので、私のようにゲームをしたことが無い人でも、すぐに入り込めるんじゃないかなと思います。「もっと見たい!」と思ってしまうテンポ感は最高です。大人も子どもも楽しめるアニメですので、ぜひ見てください!!

べんぴねこ:こういうドタバタなギャグアニメは僕の得意としているジャンルだったりしますので、いいものになったんじゃないかなと手応えを感じています。見ていただけたなら『モンハン』や『ぽかぽかアイルー村』をプレイしてみようかなと思ってもらえるでしょうし、逆に『モンハン』のファンの皆様にも喜んでもらえる作品だと思います。ゲームと同じように、このアニメでも仲間を大事にしていたりしますので、ぜひ皆さんもお友だち同士や『モンハン』仲間と一緒に『ぎりぎりアイルー村』を楽しんでもらえたらと思います。

能登:とてもカワイく、キャラの動きも多い映像で『モンハン』が好きな方はもちろん、『モンハン』をされていない方でもとても楽しんでいただけると思います。ぜひ、ご覧になってください!!

三宅:アイルーがここまでフューチャーされたお話って、今までなかったりしたので、僕自身もすごい楽しみにしています。ある意味『モンハン』のハウツー的な部分を広げて作ったようなお話しだと思うんですが、それがアイルーという要素を加えることによって“カワイいカオス感”満載の作品として成立してしまうのがすごいなと思いました。そんなカオス感が魅力となっているこの作品なんですが、『モンハン』をプレイしている最中に、ちょっと休憩していただいて、このアニメを見てくれたらなって思っています。ぜひお楽しみください。

日笠:クスッとした笑いから、大爆笑までなんでもござれの、すごい癒される作りの作品になっています。私にも経験があるんですが『モンハン』をプレイしていて、お供のアイルーのおバカな行動でイラっとした方は、ぜひこのアニメを見ていただいて、癒されてもらいたい。そして、カワイさやオモシロさがいっぱいのアイルーパワーを補給した上で、新たなる狩りに旅立っていってもらえたらと思いますね。それとPSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』も8月26日に発売予定となっております。ぜひアニメともども楽しんでください。

『モンスターハンター』シリーズ 小嶋慎太郎アシスタントプロデューサー

 『モンハン』シリーズ初のFlashアニメです。開発チームとしっかり確認しつつ打ち合わせを重ねて制作を進めてきました。いろいろ注文しましたがうまくまとめていただき、さすがDLEさん! という作品となっております。

 「ゲームとは表現が違うものもありますが、気にするな!」(教官)というな感じでかなりテンションの高いアニメで、『モンハン』ユーザーであればニヤニヤしてしまう。知らなくてもおもしろいので皆さん楽しみにしていてください。『アイルー村』のサイトでも見れますが、そこではおまけ映像もついていますのでそれもお楽しみに!

 そして、日笠さんに先に言われてしまいましたが(笑)、『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』は8月26日に発売されます。アイルーたちの元気で楽しい生活“狩って気ままにアイルーライフ”を堪能できるのでよろしくお願いします。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.

■『モンハン日記 ぎりぎりアイルー村☆アイルー危機一髪☆』
【放送・配信開始日】
 TOKYO MX……8月5日より毎週木曜 22:55~
 毎日放送……8月7日より毎週土曜 27:58~
 『モンスターハンター』公式サイト&モンハン部……8月9日より毎週月曜13:00配信予定

【スタッフ】(敬称略)
 原作・監修:『モンスターハンター』シリーズ(カプコン)
 監督・キャラクターデザイン:べんぴねこ・山脇光太郎
 アニメーション制作:DLE
 製作:GENEON UNIVERSAL

【キャスト】(敬称略)
 ニャイト:小林ゆう
 リーダー:関 智一
 ニャミィ:高橋美佳子
 パカセ:高木礼子
 プーニー:べんぴねこ
 プーギー:能登麻美子
 ニャスター:日笠陽子
 教官:三宅健太

データ

関連サイト

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