2010年9月3日(金)
9月10日より全世界で公開される劇場映画『バイオハザードIV アフターライフ』の、ワールドプレミアおよびキャスト来日記者会見が9月2日~3日にかけて行われた。
『バイオハザードIV アフターライフ』は、カプコンの人気ホラーアクションAVG『バイオハザード』シリーズの実写映画第4弾。3年ぶりとなる新作は、シリーズ初の3D映像作品となっており、壮大なスケールと圧倒的な演出で『バイオハザード』の世界が展開する。また今作は、物語が東京の渋谷から始まるという点でも話題になっている。
9月2日に開催されたワールドプレミアには、主人公のアリスを演じるミラ・ジョヴォヴィッチをはじめ、クリス役のウェントワース・ミラー、クレア役のアリ・ラーターも出席。ミラは、「『バイオハザード』はもともと日本で生まれたゲーム。その日本でワールドプレミアが開催できて本当にうれしい」と喜びを語った。
クリスを演じたウェントワースは、ゲームの人気キャラクターを演じるにあたってゲームファンにどう思われるか最初は不安だったという。しかし、「ポール(ポール・W・S・アンダーソン監督)やミラ、アリが温かく迎えてくれ、わからないことがあった時には手を差し伸べてくれた」とスタッフや出演者の結束力を思わせるコメントを述べた。
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| ▲ワールドプレミアには、歌手の中島美嘉さん(写真左端)も登場。中島さんは映画に特別出演しており、東京の第一感染者という重要な役を担当したという。 | ▲イベントの最後には、会場に詰めかけた600人のファンが一斉にアンデッド(ゾンビ)のイラスト入りTシャツを頭からかぶり、キャスト4人を驚かせた。 |
9月3日にグランドハイアット東京で行われた来日記者会見では、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウェントワース・ミラー、アリ・ラーターが出席。記者会見では、3人が『バイオハザードIV アフターライフ』や3D映像の魅力について語った。それらの内容を以下に掲載する。
――『バイオハザードIV アフターライフ』が3Dで撮影されるにあたって、演技で注意した点は?
アリ:今回この作品にかかわりたいと思った理由はまさにそれです。もっと観客が体感してワクワクするために、監督は最新の技術で最初から3Dで撮影しました。2Dから3Dにするような作品を“まがいもの”とするなら、こちらは本当に“本物”といえますね。今回多くのことを学ばなければいけなかったし、乗り越えなければいけない問題もたくさんあったかもしれないけれど、それがまさにこの映画の魅力につながっていて、これまでより楽しんでもらえると思います。
ミラ:3Dカメラの撮影では、特に戦いのシーンはごまかしがききません。2Dで撮影する時のように、奥行きのごまかしがきかないんです。つまりとても近くでアクションをしなければいけないんですね。本当にパンチやキックがはいったりすることもしばしばで、アリは指を骨折したし、ウェントワースはウェスカーのパンチをお腹にかなり受けていました。でもそういう状況の中で、本当に楽しんで撮影できました。
ウェントワース:今回3Dの撮影に参加できるということで、とても興奮していました。俳優として新しい技術を学べるのは楽しみでもあり、同時に『バイオハザード』はキャラクターが立っていて、世界観が3Dに向いているフランチャイズでもあります。参加できてうれしいですね。
――演じたキャラクターと自分自身との共通点、違う点は?
ミラ:朝起きた時は、ポスターのアリスのような険しい顔ですよ。というのは冗談で、子どものころからSFが大好きで、強いヒーローやヒロインにあこがれていました。カンフーシアターなんかにも行っていましたね。子どものころの夢がかなったような気持で、本当に素晴らしい体験ができました。
アリ:私の父は息子がいなかったので、私は『ランボー』や『ターミネーター』などを観ながら育ったんです。19歳でハリウッドでに来た時は、弱みをみせないぞとサバイバルモードで、何としてもタフでいなければいけないと思っていました。その時の気持ちが今回は使えたかなと思いました。
ウェントワース:最初にこの映画で登場する場面でクリスは暗く深刻で、つらい目に遭ってシニカルになっています。彼は人間不信に陥っていて人を信頼していないので、それは自分の中にない部分なので共感できなかったけれど、女性や妹のクレアを守るようなソフトな部分は自分に近いなと思いました。
――続編の依頼がきたら出演する?
ミラ:冗談でしょ? 8年これをやってきたので続けるわよ。娘がいるし、次の世代にバトンタッチできるまで続けるつもりです(笑)。何本も作りたいと言いましたが、常に新鮮で新しいものを作るには、作り手の愛情、情熱が必要です。8年前にあんなに小規模でスタートしたものが、まさかこんなに大きなプロジェクトになるなんて思いもしませんでした。このシリーズが素晴らしいのは、毎年スタジオからハロウィンの時期に作れと言われて作るのではなく、監督のインスピレーションが沸いた時に、監督のタイミングでスタジオに提案し映画化というとても自然な流れで作れているところです。全員がたくさんの情熱を傾けてこの作品にかかわっています。
アリ:作品を作るにはたくさんの方がかかわっています。そしてスタジオは監督を心から信頼しています。だから毎回作品が新しいものになるんだと思います。監督のポールは根っからのゲーマーで、ゲームのことを熟知していて、真からの情熱を持って作っています。ミラ本人は言わないと思いますが、ミラとポールがよい意味での協力者となっているんです。ミラが現場に入るとポールの目がパッと輝くのがわかります。彼は彼女の意見によく耳を傾けていて、そんな素晴らしい協力関係でこの作品に取り組んでいると思います。
ウェントワース:僕が言おうとしたことはミラとアリが流暢に言ってくれたので、僕も同じだよ、と言っておきますね。
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| ▲左からウェントワース・ミラー、ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター。 |
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