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2010年9月9日(木)

【電撃乙女部】日野聡&立花慎之介が音楽ユニットELEKITER ROUND 0を語る

文:電撃オンライン

 音楽ユニット“ELEKITER ROUND 0(エレキテルラウンド ゼロ)”の活動を開始した声優の日野聡さんと立花慎之介さんから、電撃乙女部にコメントが到着した。

 “ELEKITER ROUND 0”は、日野さんと立花さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『日野聡vs立花慎之介 平成ニッポン・国取り合戦ラジオ!!(以下、国取り合戦ラジオ!!)』から生まれた音楽ユニット。10月27日に、ファーストミニアルバムCD『零ER0(ゼロ)』がリリースされる。

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▲『国取り合戦ラジオ!!』は、ラジオ関西やアニたまどっとコムなどで放送・配信されているラジオ番組。マリン・エンタテインメントから、ラジオCDが第3弾まで発売されている。

 『零ER0』には、立花さんが作詞を、ZIZZ STUDIOが作曲を担当した、『国取り合戦ラジオ!!』のオープング曲『ヰシン志士』とエンディング曲『キセキ』を収録。この他、未発表のボーカルソング2曲やボーナストラック8曲も入っているという。なおこのCDは、通常盤の他に豪華盤とアニメイト限定盤が発売される。特典の詳細と価格は以下の表を参照のこと。

種類 特典内容 価格(税込)
通常盤 ブロマイド(マリン通販特典) 2,100円
豪華盤 ブロマイド(マリン通販特典)
DVD(『ヰシン志士』PV+メイキング映像収録)
3,150円
アニメイト限定盤 トークCD&フォトブック 3,150円

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▲通常盤および豪華盤のジャケット▲アニメイト限定盤のジャケット

 記念すべきファーストアルバムの発売にあたり、日野さんと立花さんからコメントが到着した。“ELEKITER ROUND 0”への思いを語っていただいたので、お2人のファンはぜひチェックしてほしい。

【電撃乙女部】
▲左が立花さん、右が日野さん。

――ユニット名“ELEKITER ROUND 0”が決定した経緯についてお聞かせください。

立花:これは、ファンの皆様から公募して決まったユニット名ですね。我々の中で和製英語みたいなのがいいなというのがあったので、皆さんでいろいろ考えた結果、ひっくるめて“ELEKITER ROUND 0”がいいんじゃないかと。

日野:“ELEKITER”っていうのがユーザーから来まして、それに輪っかの“円”と、出会いの“縁”をかけて“ROUND”。自分たちが初めて立ち上げていくということで“ゼロ”からのスタートという意味を込めて“0”を付けさせてもらいました。

――“0”に斜め線が入るのはなぜですか?

立花:気分です!

――気分ですか!(笑)

立花:まぁ、なぜかというと“0(ゼロ)”と“O(オー)”を間違えないためなんですけどね。見た目もかっこいいですし(笑)。

――結成することになったきっかけは? また結成秘話などがありましたら、聞かせてください。

立花:秘話は特にないんですが(笑)、ラジオのオープニング曲とエンディング曲を歌おうと思ったのが制作のきっかけですね。戦国風で、かつ今時のカラーも取り入れられたらいいなというのがあって、今の形になりました。

日野:プロデューサーさんと話しつつ、そういうのもおもしろいかもね、ということで決まりました。

――このユニットのコンセプトは?

日野:1曲目の『ヰシン志士』は和風ロックをイメージしていたんですけど、“和風”とか“ロック”だけにこだわらず、いろんな曲調の歌も歌えたらいいよね、というような話もしていましたね。

立花:今回のオープニングは、戦国のイメージを強く出しているんですけど、和製ロックだけにこだわらず、いろんな曲調のものを作っていけたらと思います。

――新曲『ヰシン志士』について、この曲を最初に聞いた時の印象はいかがでしたか?

日野:最初の印象は、「お~、ZIZZ STUDIOさん!」でした(笑)。難しい~曲調~歌えるかな~♪

立花:アップテンポで結構刻む感じの曲だったので、そういう意味では難しいイメージが先行しました。

――立花さんは作詞をされていらっしゃいますが、どのような部分にこだわりましたか?

立花:コンセプトというか、こんな雰囲気でこんな言葉を入れてください、というのを先にいただいていたので、それをもとにして自分とのイメージをうまくすり合わせて言葉を入れていきました。

――詞を見ると、一部謎な歌詞がありますが……これはどういう意味ですか?

立花:これはまだ言えません!(笑)

日野:でもちゃんと意味はあります。

立花:「言葉遊びをしてくれ」というプロデューサーさんからのお達しがあり、いろいろ考え入れさせていただきました。

日野:むしろ謎を解いてくれって感じだね!

――歌詞全体のイメージはいかがですか?

日野:すごいかっこいいなーと思いました。どんどん前に突き進んでいくという強い気持ちが込められた歌だな、と。あと、謎の歌詞を初めて見た時は「なに? これ」と思いました(一同爆笑)。英語っぽいけど英語でもないし、なんだろうって思って慎ちゃんに聞いたら正解を教えてくれて、「あー、なるほど」って。

――歌う時に気を付けたことはありますか?

立花:ノリを壊したくなかったので、なるべくリズムに乗っかる感じ、刻む感じを尊重して、あとはプロデューサーさんだったり作曲家さんのイメージだったり、雰囲気の出し方をすり合わせながら歌わせてもらいました。

日野:僕はキャラを自分の中で作っていこうと思いまして、荒々しい感じに歌ってみようと思って挑戦しました。

【電撃乙女部】

――『平成ニッポン・国取り合戦ラジオ!』のエンディングテーマ『キセキ』の歌詞で、意識された点について教えてください。

立花:オープニングは戦国系で、前に進むイメージを強く出したんですが、エンディングはそれとは違ったラブソングというテーマをもらいまして、確かにあまり戦国に寄りすぎても聞いている人がイメージしづらいので現代と戦国をうまくあわせたような、どちらの世界でも受け取れるラブソングをイメージして作詞させていただきました。

――詞は“男女の遠距離”をテーマにしているのかなと感じたのですが。

立花:正解です!

日野:僕はこの詞を初めて見た時、「遠距離だな」と感じました!(一同爆笑) すごくそれが伝わってくる曲だな~と思いました。

立花:正解です!

日野:(改めて)コンセプトは聞いてわかっていたんですけど、詞をもらった時の印象は、「あ、俺これチョー好き」って思って立花くんにメールを送りました(笑)。

立花:もらいましたー(笑)。

――恋愛に頑張っている人に特に聞いてほしいですね。

日野:そうですね。特に、1番は女性視点で2番は男性視点で、戦場に向かって離れ離れになっている中で、お互いの思いがつづられているイメージがあったので……。

立花:正解です!

――ジャケット撮影について、エピソードなどがありましたら教えてください。

立花:今回はすごく真面目に撮った気がします。雑誌などではふざけたイメージで撮っているんですけど、今回は遊びなしであまり笑っていないなーという印象です(笑)。カチカチの決めポーズで撮ったのでカッコいい写真になるんではないかなと思います。あと、見た目のイメージで自分の刀を持って来ました! いい感じに写っていればいいなと思います。

日野:『国取りラジオ』のジャケット写真とはまた違って、和と洋がうまく組み合わされたカッコいいスタイルになっていると思います。街中で見かけたら近寄りたくないなって感じのカッコよさがすごく出ています(笑)。

(C)MARINE ENTERTAINMENT

データ

▼『ELEKITER ROUND 0 1st.ミニアルバム 零ER0(ゼロ)』
■発売元:マリン・エンタテインメント
■品番:通常盤 MMCC-4234/豪華盤 MMCC-4233/アニメイト限定盤 ANI-1042
■発売日:2010年10月27日
■価格:通常盤 2,100円/豪華盤 3,150円/アニメイト限定盤 3,150円(各税込)
 
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