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2010年9月16日(木)

短パンだったら見えてもOK! 『とある魔術の禁書目録』のTGS特別版をプレイ!!

文:電撃オンライン

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 ども、カネキングです。9月16日~19日に千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2010”。そのアスキー・メディアワークスブースに出展されていた、PSP用アクションゲーム『とある魔術の禁書目録(インデックス)(以下、禁書目録)』を早速プレイしてきたので、そのレポートをお届けします! 一般日(18日・19日)に試遊を考えている人も、ぜひ参考にしてみてください! ゲームの概要は9月15日に掲載した動画などをご覧ください。

●まずはそのふざけた先入観をぶち壊す!

 本作は、3Dフィールドを動き回って攻撃を当てていくアクションゲームです。プレイヤーキャラクターと、援護を行うアシストキャラクターの2人を選んで、2on2で対戦を行うのが特徴です。

 さて、まぁそんな事前情報のおさらいは置いておいて。ぶっちゃけ、事前情報を見て「キャラゲーなんでしょ?」とか「figmaのオマケ」なんて思っている人もいると思うんですよね。とはいえ、この手のアクションゲームは、触ってみると“意外とおもしろい”ということが結構あります。この『禁書目録』も、率直に言って“思っていたよりおもしろいかも……?”といった感じでした。

 まず、技は□ボタンと△ボタン、そして方向キーとの組み合わせで出るので、思ったように技を出せないといったことはありません。□□□△みたいな長いコンボはないので、コマンドを覚える必要もありません。また、ゲージが溜まったら○ボタンを押すだけで強力な必殺技を繰り出せます。操作の敷居はかなり低いでしょう。

 そして、本作はジャンプができないので、技の駆け引きは水平方向のみになります。これが逆にわかりやすくていいなと感じました。対空を考える必要がないので、技の撃ち合いに専念できます。×ボタンと方向キーで出せる回避モーションで攻撃を避け、技の隙に自分の攻撃を叩き込むのが基本の流れになりますね。

 あと、アシストキャラがすごく重要です。一度呼び出すとしばらく呼び出せませんが、回数制限はないので、気軽に使えるのがグッド。1人で攻めても簡単に回避されてしまうので、2人同時に波状攻撃するのがオススメです。

『とある魔術の禁書目録(インデックス)』 『とある魔術の禁書目録(インデックス)』
『とある魔術の禁書目録(インデックス)』 『とある魔術の禁書目録(インデックス)』

●試遊できるキャラクターは4人!

 TGS特別版で使えたのは、我らが上条さんを始め、美琴、ステイル、神裂の4人。服装も2種類から選べます。すごく簡単に性能を書いてみると、次のような感じ。

・上条当麻

 近付いてからひたすら右手で殴りつけてゴリ押しする感じが、上条さんっぽくてステキ。“異能”をガードすると“幻想殺し(イマジンブレイカー)”が発動して、アニメでおなじみの“キュイーン”というSEとともに、大幅な有利時間を得られます。能力者がバンバン飛ばしてくる飛び道具をじっと耐えて、“幻想殺し”から「いいぜ」とぶん殴ってやりましょう。

・御坂美琴

 電撃を使ったシューティングキャラかと思いきや、砂鉄での攻撃や打撃など、どの距離でも戦えるオールラウンダーでした。一番使いやすいと思うので、誰を使おうか迷ったら美琴をオススメします。非常に高性能なキャラに仕上がっているとは思うのですが、特筆すべきはスカートの下の“短パン”だと思います。短パンなので見えても全然オッケーなのでしょうけど、やはりヒラヒラするスカートの下が見えまくるという光景は――ジャッジメントですの! これは黒子にも期待が高まりますね。

・ステイル=マグヌス

 ルーンが描かれたカードをばらまいて魔法を起動する、いわゆる設置系のキャラクター。カードをいやがって逃げたところに、飛び道具を放ったりアシストキャラを呼び出しておいたり……といった感じで攻めます。ジャンプができないので、置き方によってはかなり相手を封殺でき、からめ手好きにはたまらない感じになっていると思いましたよ。ただ、かなりクセがあるのは確実です。

・神裂火織

 七天七刀による七閃を軸に攻める、近~中距離型のキャラクター。七閃の飛び方が技によって変わるので、うまく使いわけて戦っていくことになります。ただ、距離感をつかむのが結構難しいという印象。相手を引き寄せる技があるので、それをうまく当てて接近戦に持ち込んでいく感じですね。まぁそれはさておき、普段は凛々(りり)しい立ち振る舞いなのに、ダウンする技を受けると「きゃあああああ!」と女の子らしい悲鳴をあげるのが印象的でした。

 とまぁ、ざっくり書くとこんな感じです。原作の特徴がうまく再現されていて、対戦すると結構盛り上がるんじゃないかなぁと思いました。細かいバランスなどはキャラクターが出そろっていないのでなんとも言えませんが、アシストの使い方がおもしろそうなので、製品版が楽しみです。

(C)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX II
(C)2011 ASCII MEDIA WORKS Inc.
※画像は電撃オンラインに掲載済みのもの。

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