2010年9月16日(木)
最後に登場したのは、サンフランシスコにあるカプコン・エンタテインメントのプロデューサー・アレックス ジョーンズ。アレックスは、ある企画をカプコンに提出したところ、日本で作るように言われて驚いたという。さらにその後、日本とコラボするように言われて、もっと驚いたとか。そして1年半かけて作ってきたのが『DmC Devil May Cry(ディーエムシー デビル メイ クライ)』だ。
稲船氏は、「海外制作ということで不安に思っている人もいるのはないでしょうか?」と言葉を投げかける。しかし、すべての制作を丸投げするのではなく、一緒に作ることでしっかりカプコンのゲームになっていることを説明した。ニンジャセオリーのクリエイティブディレクターであるタミーム アントニアデスは、登場するやオリジナルの『デビル メイ クライ』が大好きであると告白。その理由として「ゲーム的にだけでなく、音楽やファッションまで、さまざまなジャンルで影響を与えたため」と熱く語った。本作は、今のストリートファッションや文化を取り入れた、『デビル メイ クライ』のDNAを持つ新しい作品となっているようだ。
ここで、監修を行っている伊津野英明氏が登場。しかし氏は、監修というよりはダブルディレクターというくらい力を入れているとか。苦労は無数にあるが、ニンジャセオリーのセンスと、カプコンのセンスを互いに譲らずに融合させることで、おもしろさを実現しているという。「これでおもしろくないものが、できるはずがない!」と力強くコメントした。
これまで同様に、しっかり手を組む4人。稲船氏は「賛否あるだろうが、否に負けないくらい賛が増えていくようにする。カプコンは恐れずに進む!」と発言した。 |
イベントの開始前や終了後には、DJによる音楽を楽しめた。DJとして「ゲーム作りよりもハマっている」と語るカプコンの江城元秀プロデューサーが、DJ ESHIROとして登場。フロアに素敵な音楽を届けていた。 |
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