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2010年9月16日(木)

『フロントミッション エボルヴ』ついに発売! さて、ユーザーの反応は?

文:電撃オンライン

 東京ゲームショウ2010の初日と同日に発売された、PS3/Xbox 360/PC用ソフト『フロントミッション エボルヴ』。スクウェア・エニックスブースにも出展されている本作について、橋本真司氏に話を聞いた。

『フロントミッション エボルヴ』
▲『フロントミッション エボルヴ』プロデューサー 橋本真司氏

――『フロントミッション エボルヴ』発売日おめでとうございます。今のお気持ちは?

 やっと発売できてよかったなというのと、皆さんに楽しんでもらえたらいいなというのが今の気持ちですね。

――発売当日ではありますが、ユーザーの反応は耳にしたりしましたか?

 発売したばかりなので、やり込んでという感想ではありませんが、ネットなどの感触はいいですね。ジャンルがTPSということで、ためらいのある人も多かったようですが、プレイした人の感想がネットなどで紹介されると、「それならちょっと遊んでみようか」といった意見が多かったようです。

――長く続いているシリーズということで、『フロントミッション』らしさを出すのに気を配ったと思いますが、どのようなところにこだわりましたか?

 ヴァンツァーは「スーパーロボットではない」というところですね。つまり、戦車や装甲車の延長上にある兵器として、ヴァンツァーが存在する。そういう位置づけを崩さないようにゲームバランスなども気をつけました。

――今だから言える苦労話などはありますか?

 日本発の設定やストーリー、シンガポールのアーティスト、ロサンゼルスの開発ということで、考え方や言葉の壁、時差などがあって同じ方向に持って行くのに、最初のころは苦労しましたね。

――ちなみに、橋本さんのお好きな機体は?

 どれも好きですけど、使いやすいというところでゼニスですかね。あと、デザインのかっこよさで言うと、カバラスも好きです。

――機体のカスタマイズも楽しいゲームですが、これからプレイする方にちょっとしたコツを教えていただけますか?

 これはもう「自分のプレイスタイルに合ったものを装備する」ということですね。接近戦でガンガン攻める、スピードを生かして戦う、私のように距離を置いて戦いたい場合はスナイピングなど、好みのプレイスタイルを見つけてそれにあわせてカスタマイズしていってもらえればいいと思います。

――ダウンロードコンテンツも出されていくと思いますが、どのような方向性のコンテンツになるのでしょうか。

 皆さんの期待しているもの、とだけ言っておきましょうか。近々発表されますのでお楽しみに。

――では、最後にユーザーの皆さんにひとことお願いします。

 日本のユーザーにとって、いきなりオンラインで対戦、というのは敷居が高いと思うので、シングルプレイの方もしっかり遊べるように作りました。難易度も、イージーモードであれば、シューター初心者でも十分クリアできるバランスにしてありますので、ぜひトライしていただきたいなと思っています。それで自信がついてきたら、どんどんオンライン対戦に参加してください!

――ありがとうございました。

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ちなみに、このインタビューの前に橋本氏と電撃オンラインのスタッフが、一般の方に混じってマルチプレイを遊んだ。その時の橋本氏のプレイを動画に収めてきたので、レポートとともに近日公開する予定。お楽しみに。

■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2010年9月16日~17日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2010年9月18日~19日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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