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2010年9月17日(金)

怪盗との対決シーンはかなりアツい! 『探偵オペラ ミルキィホームズ』プレイレポ

文:ごえモン

 東京ゲームショウ2010、ブシロードブースに出展されているPSP用ソフト『探偵オペラ ミルキィホームズ』のプレイレポートをお届けします。

怪盗との対決シーンはかなりアツい! 『探偵オペラ ミルキィホームズ』プレイレポ

 本作は、念動力や怪力といった特殊能力“トイズ”を持つ探偵と怪盗、そして彼らを追う警察組織の戦いを軸に、探偵を目指す少女らで結成された“ミルキィホームズ”の活動が描かれるアドベンチャーゲーム。試遊では、怪盗との対決シーンであるクイック・コマンド・アニメーションを体験できました。

 クイック・コマンド・アニメーションは、事件のクライマックスで挿入されるアニメーションムービーで、ムービー中に出てくる選択肢から正解を瞬時に選び、事件を解決に導くというもの。今回の試遊では、主人公とミルキィホームズたちが逃げる怪盗を追い詰めるシーンをプレイすることができたのですが、このバトルがかなりアツかったです。

 クイック・コマンド・アニメーションが始まり逃げる怪盗を追いかけていくと、怪盗が曲がり角を右に曲がり、それと同時に画面の左から右に光が流れます。この光が選択肢の1つのようで、光が流れる方向と同じボタン、つまりPSPの右ボタンを押すことで、主人公たちも右に曲がり追跡が成功します。

 その後も、何度か左、右と時折流れる光に対応したボタンを押して怪盗を追いかけていたのですが、怪盗がスイッチを押したことで通路上部から壁が降りてきました。このままでは道がふさがれて怪盗を逃がしてしまう! そんな時、画面にミルキィホームズ4人の顔と、その女の子たちに対応した□、△、○、×の4つのボタンが表示されます。

 ミルキィホームズは、それぞれ“トイズ”と呼ばれる超能力のような力を持っているので、こうして障害が現れた時に、瞬時に解決できそうな能力を持った女の子を指揮・選択して、状況を打破していくのがおもしろかったです。この時は、エリーの“怪力・重量増加・硬化”というトイズを利用し、壁を持ち上げることで問題を解決できました。この後にも、途中で怪盗を見失う、メカが襲ってくるなど、どんどん問題が降りかかってきて息つく暇もありませんでした。このスピード感もかなり好印象です。

 ちなみに、選択肢を間違えても、残機分選択肢の直前からリトライできます。残機がすべてなくなるとゲームオーバーになりますが、ムービーの最初からすぐにやり直せる親切設計になっていました。

 今回は1つの対決シーンだけをプレイできましたが、この先にもっと難解で複雑な選択肢があれば、かなりおもしろいゲームだなと感じました。主人公が元名探偵で、怪盗とも因縁があるような雰囲気もありましたので、ストーリーも盛り上がりそうな気がします。皆さんも、ぜひブシロードブースで本作のクイック・コマンド・アニメーションを体験してみてください!

■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2010年9月16日~17日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2010年9月18日~19日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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