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2010年10月6日(水)

キャラメイクだけでもワクワクが止まらない! PS3『ととモノ。3』プレイレポ

文:電撃オンライン

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■学科の数だけキャラクターを作ろうと思っていた時期もありました

 といった感じでキャラクターメイキングも終わり、いよいよダンジョンへ! 学校でクエストを受け、指定されたモンスターを倒したり、指定のアイテムを手に入れてきたりというのが基本的な流れになります。

 そんなわけで黙々とダンジョンを探索していると、戦闘後に“履修度”という見慣れないポイントを獲得していることに気づきました。マニュアルを確認したところ、この履修度は“学科”の習熟度を示したもので、一定以上になると職業固有のスキルや魔法が使えるようになるようです。

『ととモノ。3』 『ととモノ。3』
▲よく見ると各職業を表すアイコンの上に数字があるのがわかると思いますが、これが“履修度”です。▲戦闘終了時に獲得できる“履修度”が一定以上になると新たなスキルが使えるようになります。

 ちなみに“学科”とキャラクターのレベルは独立しています。“転科(いわゆる転職)”したせいでステータスが激減してしまい、序盤のダンジョンでレベルを上げ直す……といったことはありません(学科によるステータスボーナスは当然なくなりますが)。なお、転科はフィールド中でもできます。ダンジョンに登場する敵モンスターに合わせて学科を変更すると効率的にゲームが進められるので、こまめに転科して汎用性の高いキャラクターに育て上げるのもいいでしょう。


■市販品を自分で勝手に改造する同級生っていませんでした?

 さてさて、今回のプレイレポートで黒船Mk-II的に特に強調しておきたいのが、“錬金”です。“錬金”はベースとなる“廃品”に“素材”を合成することで、新たなアイテムを作り出すことができます。システム自体は以前からありましたが、前作までですと1種類の廃品を使って合成できるアイテムはほぼ1種類しかありませんでした。しかし今作では、同じ廃品であっても合成する素材によって違ったアイテムが作り出せるようになりました。すでに使わなくなった装備品や、購買部(ショップ)で購入した安くて弱いアイテムをバラして、強力なアイテムに合成し直す、なんてこともできるわけです。

『ととモノ。3』 『ととモノ。3』 『ととモノ。3』
『ととモノ。3』 『ととモノ。3』 『ととモノ。3』
▲購買部で購入した“レザーアーマー”を分解して、より防御力の高い“鋲打革甲鎧”を合成してみました。

 このおかげで、廃品が手に入らなくて装備が整わない! ということがグッと減りました。まぁ、逆にもう使わないと思って売却してしまった廃品が、意外なアイテムの材料になったりすることもあるわけですがね……。すぐにお金が必要というのでなければ、とりあえず倉庫にしまっておくことをオススメします。


■3DダンジョンRPGだからって敬遠しないでください

 かわいい顔(グラフィック)して意外とガチだった『ととモノ。』シリーズ。前作では通るとダメージを受ける“ショックゾーン”や、勝手にパーティの向きを変更する“回転床”といった罠が序盤からあちこちにありましたが、今作では序盤のマップにはほとんど罠がありません。また、全滅すると自動で学校に戻してくれるなど、ずいぶん初心者に優しくなっています。「3DダンジョンRPGはちょっと……」と思っていた人も、これを機会にプレイしてみてはいかがでしょうか?(黒船Mk-II)

『ととモノ。3』 『ととモノ。3』
▲序盤の強敵“モルメ”。やたら攻撃力が高く、敷居が下がったと思って油断していると容赦のない攻撃が……。逃亡用のアイテムで確実に逃げることをオススメします。
『ととモノ。3』
▲パーティが全滅すると、所持金が半分になる代わりに自動で保健室に運ばれます。ありがたい仕様ですが、個人的には前作と同様に救援隊を作りたかった気がしないでもないかも?

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