2010年9月29日(水)
うーん、『M11』もコモン・カードとアンコモン・カードはほとんどそろってきたなぁ。レア・カードはまだまだだけど、それはこれからじっくり集めていけばいいかな~。 | ||
って、そう言えば『M11』は、『エルドラージ覚醒』のカードが結構集まった時に発売されたんだよなぁ~。と言うことはもしかして……。 | ||
は~い、こんにちは。ダイスケ君、今日もプレインズウォーカー養成講座、始めるわよ? | ||
オッケー。ねぇアユミちゃん。今回だけど、もしかして新しいエキスパンションの話だったりする? | ||
えっ! なんでわかったの!? 新カードの情報いっぱいでビックリさせたげようと思ってたのに。 | ||
ふっふーん。僕も何となく『MTG』のスケジュールがわかってきたんだよ。 | ||
なるほど、成長したものね……先生うれしいわ。ってワケで、今回はあなたの言うとおり10月に発売される新セット『ミラディンの傷跡』の紹介をしていくわ。それでは、さっそく始めていきましょうか。 | ||
はーい、よろしくお願いします。 |
個々のカードや、新しい能力の説明をする前に『ミラディンの傷跡』の一番大きなテーマを明らかにしておきましょう。『ミラディンの傷跡』のメインテーマはズヴァリ、アーティファクトよ。 | ||
それは、アーティファクトがいっぱい出てくるよってこと? | ||
ええ『ミラディンの傷跡』に収録されているカードの内訳はこうなっているわ。 |
白……27枚
青……26枚
黒……27枚
赤……27枚
緑……27枚
多色……1枚
アーティファクト……88枚
基本でない土地……6枚
基本土地を含めたセット全体でも、3分の1以上がアーティファクトなんだね。 | ||
そう。『ミラディンの傷跡』がいかにアーティファクト中心のセットかわかってもらえたかしら? それにアーティファクトでないカードにも、アーティファクトに関係する能力を持ったカードがたくさんあるわ。 |
ホントだ。でも、なんでこんなにアーティファクトばっかりなんだろう? | ||
それは“ミラディン”という次元そのものが、もともとは“アージェンタム”っていう人工の次元なの。それを作ったプレインズウォーカー・カーンだって、銀のゴーレム――つまりアーティファクトなのよね~。もちろんカーンがそこにいない間、アージェンタム、すなわちミラディンを管理してたメムナークだって元は“ミラーリ”っていうアーティファクトだしそれからそれから……。 | ||
えっ、ちょっ待っ、ちょっと待ってって! そんなにいきなり言われても、僕も読者もわからないってば!! てか、まだ発売してないセットなのになんでそんなに設定知ってんのさ? | ||
ゴメンゴメン! つい熱が入っちゃって。『M11』の注目カードに《鋼の監視者》をあげた時ににも少しだけ話したけど“ミラディン”が『MTG』のストーリーに登場するのはこれが初めてじゃないの。2003年にそのまんま『ミラディン』という名前のカードセットが出ているのよ。 | ||
なるほど、そうだったんだ。あーびっくりした。 | ||
でねっ、今ちょっと話したけれど、『ミラディンの傷跡』の舞台になってる次元“ミラディン”は、カーンっていうアーティファクトのプレインズウォーカーが作った次元なのよ。 | ||
へー、世界がそのまま人工の物ってことかぁ。それは確かにアーティファクトとか機械が多そうだね。 | ||
そうそう。そんなわけで“ミラディン”はアーティファクトだらけなわけ。これでいいかしら? | ||
うん。わかったよ! そんじゃさっそく、『ミラディンの傷跡』の特長の説明をお願いします!! |
→『ミラディンの傷跡』の3つの新要素とは?(2ページ目へ)
→各色の特長を紹介・その1(3ページ目へ)
→各色の特長を紹介・その2(4ページ目へ)
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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]