2010年10月6日(水)
カプコンは、今冬にリリースを予定しているiPhone/iPod touch用ソフトを公開した。
同社がリリースするのは、11月上旬予定の新作アプリ『CAPCOM ARCADE』、そして2010年冬予定の『DEAD RISING』。さらに、現在配信中の『ストリートファイターIV』アップデートが予定されている。
『CAPCOM ARCADE』は、“iPhoneがゲーセンに”をコンセプトに、カプコン名作アーケードゲームの数々を、懐かしいゲームセンター感覚そのままにアプリ化したもの。初回配信時のタイトルは、『ストリートファイターII』、『1942』、『大魔界村』、『戦場の狼』の4タイトル。アップデートを定期的に行い、遊べるゲームが追加されていくという。
基本となるアプリは無料で、回数限定の“チケット”を使ってプレイを楽しめる。回数限定のチケットで物足りない人は、“トークン”を購入してプレイすることも可能で、もっと贅沢に“キャビネット(筐体)”を購入すれば、回数を気にすることなく無制限にプレイすることができる。
バーチャルゲームセンターには店員や人がいて、自分もそこにいるような感覚を味わえる。 |
初回配信時のタイトルは、『ストリートファイターII』、『1942』、『大魔界村』、『戦場の狼』の4タイトルだが、アップデートで追加される予定だ。 |
2010年冬に配信される『DEAD RISING(デッドライジング)』は、同名の人気アクションゲームをiPhone/iPod touch用に作り直したもの。ゾンビであふれるショッピングモール内で、日用品を武器に戦い続け、生き残ることが目的だ。
また、これまでになかったソーシャル連動機能として、プレイヤーが力尽きた時、FacebookやTwitter上で“Help Signal”を発信して他のプレイヤーに助けを求めることができる。それを受信したプレイヤーに助けられるかどうかで、次回プレイ時に何らかの影響があるようだ。詳細については後日発表されるとのことなので、楽しみにしておこう。
作りこまれたAIにより、ゾンビやキャラクターのアクションは非常にリアルになるという。アイテムを駆使して、四方八方から迫るゾンビを倒していこう。 |
11月中旬~下旬に行われる『ストリートファイターIV』次回のバージョンアップで、『ストリートファイター』シリーズのキモともいえる通信対戦がおもしろくなる仕掛けを実装するという。“プレイヤーカード”でユーザー同士の情報を交換する、乱入対戦するといったことも可能になる。さらに、これまでのアップデートでも好評だった新キャラの追加も行われるとのこと。
(C)CAPCOM 2010