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2010年10月7日(木)

地獄の底からやり込める深さ!! 何でもできるS・RPG『魔界戦記ディスガイア4』

文:電撃オンライン

 日本一ソフトウェアは、PS3用ソフト『魔界戦記ディスガイア4』を2011年2月24日に発売する。

『魔界戦記ディスガイア4』
『魔界戦記ディスガイア4』

 『魔界戦記ディスガイア4』は、破天荒なストーリーと深いやり込み性が人気のS・RPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズ最新作。今作では、魔界の底辺に存在する刑務所“地獄”から始まる世直しの物語が描かれる。政治のテイストがゲーム中に採り入れられており、“政腐(政府)”、“魔界大統領”、“戦挙(選挙)”などのキーワードがシナリオやシステムに深く関連してくるのも特徴だ。

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 今回の記事では、イチからゲームの概要を紹介。まずは世界観とあらすじ、主人公・ヴァルバトーゼなどのメインキャラクター情報でゲームの雰囲気をつかんでみてほしい。それに続いては、ゲームの進め方や『魔界戦記ディスガイア4』ならではの要素などを掲載していく。

●世界観●

『魔界戦記ディスガイア4』

原初より、人は“闇”を恐れてきた。
吸血鬼、狼男、ゾンビ、幽霊etc……。

国によって形は違えど、“闇”に対する強い恐怖は、
人の心を縛り、その行いを律する力を持ってきた。
まさに必要悪だった。

しかし、文明が発達した現代では、
戦争、殺人、詐欺、ミスによる大惨事が横行し、
人は“闇”以上に、人の行いを恐れつつある。

これは、魔界の底辺である刑務所“地獄”から始まる、
いくつもの世界をまたにかけた世直しの物語である。


●あらすじ●

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 魔界の片隅にある刑務所“地獄”、ここは生前に罪を犯した人間達の魂を加工し、下っ端悪魔・プリニーに成型して各地に出荷する施設である。
 右も左もわからぬまま新米プリニーになった者たちに、プリニーの何たるかを教えるため、プリニーの教育係・ヴァルバトーゼは今日も厳しく指導にあたっていた。

 ヴァルバトーゼが、今ではプリニーの世話をするなどという閑職についている――そのことに、彼の従者を自任する狼族の青年・フェンリッヒは忸怩(じくじ)たる思いを感じているようだが、ヴァルバトーゼ自身は自らの責務を果たすことに迷いはない。
 目前にみっちりと整列したプリニーたちに向かい、ゲキを飛ばす。

 ひとつ、苛酷(かこく)な環境でひたすら働いて罪をあがなうべし。
 ひとつ、語尾には“~ッス”をつけるべし。
 …………。

 「ヘマをして再び地獄に送り返されてきた救いがたき者には、厳しい再更生プログラムが待っていることを肝に銘じておけ!!」
 「アイアイサーっス!!!!」

 彼のしごきに耐えたプリニーたちは、今日この刑務所から魔界や天界にいる雇用主のもとに旅立つのだ。ヴァルバトーゼは、最後の叱咤(しった)を終えると、プリニーたちとの“約束”を果たすことにした。

 「フッ……。プリニーどもよ。このイワシを食べて主君のため存分に働くが――」

 彼は、はなむけのために用意したイワシを掲げる。今朝水揚げされたばかりの鮮度抜群・栄養満点なイワシである。味は彼自身が味わって証明済みの一品だ。

 歓声に沸くプリニー一同。しかし、浮かれたプリニーたちがイワシを受け取る直前に、“地獄”に突如として現れた黒い力の渦があらわれ、プリニーたちを根こそぎさらっていくという異常自体が発生する。

 何者かによって“立派なプリニーとなったものにイワシを与える”という“約束”への妨害を受けたヴァルバトーゼは、怒りと使命感にこぶしを握り、フェンリッヒとともにプリニー救出に乗り出すが……。

 プリニー拉致事件の陰には、“地獄”の運営を取り仕切る上部組織――魔界政腐が存在していた。プリニーの扱いや、昨今の魔界の退廃ぶりに、政腐への不信感を深めた彼らは、怠惰な魔界政腐をただすべく立ち上がることになる。


『魔界戦記ディスガイア4』

→次のページよりキャラクターやゲームシステムを紹介!(2ページ目へ)


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