2010年11月16日(火)
コーエーテクモゲームスから、今週11月18日に発売されるDS用AVG『維新の嵐 疾風龍馬伝』。この記事では、本作の情報を一挙にまとめてお届けする。
『維新の嵐 疾風龍馬伝』は、小説や大河ドラマでおなじみの坂本龍馬にスポットを当てた幕末アドベンチャーゲーム。プレイヤーは坂本龍馬となって、日本各地をめぐりながら要人を説得していき、日本の思想を統一することになる。基本的には坂本龍馬の人生を追体験していく流れだが、龍馬の果たせなかった夢を追い、ifの歴史をつむぐことも可能だ。
▲史実では、一時は土佐勤王党を率いて一大勢力を誇るものの、元土佐藩主の山内容堂に用済みとされて死ぬこととなった武市半平太。たとえば彼を、プレイヤーの力で生き長らえさせることもできる。 | ▲尊王派であるはずの龍馬が佐幕派の新撰組と行動をともにしている。史実の龍馬の人生とは、大きく異なる展開を歩むこともできる。 |
記事では、本作の物語を彩るキャラクターたち、ゲームの流れ、各種イベントなどを紹介していく。
坂本龍馬をはじめ、彼の家族や同郷の志士たち、あるいは薩長の要人、幕府の要人、果ては町人や商人など、日本各地に200人以上のキャラクターが登場する。彼らと交流しながら人脈を広げ、波乱万丈のイベントを体験しながら、日本を1つにまとめるのがゲームの目的だ。ここでは、主要なキャラクターたちと彼らのプロフィールを紹介する。
坂本龍馬
「わしゃ土佐藩の人間じゃないぜよ。
わしは……日本人・坂本龍馬やき!」
本作の主人公。
土佐(現在の高知)で剣術の修行に励む若者。
ゲームでは、江戸での剣術修行の折に、黒船来航や吉田松陰との出会いなどさまざまな出来事を体験し、特に松陰の言葉に大きな影響を受ける。やがて土佐を脱藩した彼は、日本を外国の脅威から守るため、戦いではなく話し合いで日本を1つにしようと決意。多くの人物たちと交流しながら日本中で活動をするようになる。
武市半平太 | 岡田以蔵 | |
▲龍馬の幼なじみで、土佐勤王党のリーダー。文武に優れ、多くの人から尊敬を集めている。武士として主君のために働くことに誇りを持つ。そのせいか真面目すぎて、時には融通がきかないこともある。 | ▲龍馬の幼なじみで、剣の達人。貧しい家の出ながら、その剣の腕には並ぶ者がいない。外見のせいで、周囲は以蔵に距離を置いているが、分けへだてなく接してくれる武市と龍馬のことを慕っている。 |
中岡慎太郎 | 陸奥陽之助 | |
▲龍馬と同じく土佐藩を脱藩し、ともに薩長同盟を実現させるべく奔走した同志。もとは、武市の土佐勤王党に所属していた。龍馬に劣らぬ行動力の持ち主で、薩摩を説得すべく、国中を歩き回った。 | ▲元紀州藩の脱藩浪士で、勝海舟の神戸・海軍操練所に飛び込む。坂本龍馬には一目置いている。口の悪さがたたって、他の操練所の人間とトラブルになることが多い。 |
徳川家茂 | 徳川慶喜 | |
▲徳川幕府の第十四代征夷大将軍。幕臣の信望も厚く頭も切れるが、病弱で床に伏せがち。龍馬の師である勝海舟を信頼し、重用する。 | ▲徳川幕府の重臣。崩れ行く幕府を支えるために奔走する。のちに第十五代征夷大将軍、すなわち徳川幕府最後の将軍となる。 |
篤姫 | 和宮 | |
▲家茂の先代である、徳川幕府第十三代征夷大将軍・家定の正室。家定が死んでしまった後も大奥を取り仕切る。聡明な女性で、日本の平穏を願っている。 | ▲徳川家茂の正室。孝明天皇の異母妹でありながら幕府と朝廷を結びつけるため、将軍である家茂と若くして政略結婚する。 |
坂本乙女 | お龍 | |
▲龍馬の姉。背が高く剣も強いため周囲からは“坂本のお仁王様”と呼ばれている。時には母、時には姉として龍馬を支え育てた。龍馬の師匠にして、最大の理解者。 | ▲寺田屋という宿屋で奉公する、京では評判の美人。ただ勝ち気で愛想もないため、周囲には恐れられている。他人には冷たく見えるが、母や弟妹らを養うために自らを犠牲にして働く優しい娘。 |
千葉佐那 | 平井加尾 | |
▲江戸の北辰一刀流師範・千葉定吉の娘。名門・千葉道場の娘として育てられ、剣術のみでなく、馬術・弓術・長刀にも優れた。龍馬に対して好意を抱いているが、素直になれない。 | ▲龍馬の幼なじみ。龍馬の友人・平井収二郎の妹で、優しくおっとりとした明るい女性。素直な半面、周囲に迷惑をかけることを嫌い、さまざまなことを抱え込んでしまう一面も持つ。幼いころから龍馬のことをいつも気にかけている。 |
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