2010年11月22日(月)
セガは、12月16日に発売するPSP用ソフト『シャイニング・ハーツ』について、キャラクターやシステムの情報を新たに公開した。
『シャイニング・ハーツ』は、“ココロ”が物語や攻略上のカギとなるRPG。ストーリーは、平和な島に流れ着き暮らしていた主人公・リックと、感情を失った少女・カグヤが出会うところから始まる。プレイヤーはリックとなり、いろいろな事件に巻き込まれながら、島の住人たちと“ココロのやりとり”をしてカグヤの感情を取り戻していくことになる。(第1報、第2報、第3報、第4報)
今回は、島へやって来る海賊たちや、主人公の働くパン工房のマイスターなどのキャラクターを紹介。集めたココロを使ったさらなるシステムの情報もお伝えしていく。
島には、それぞれの理由から複数の海賊団が平和を脅かしにやってくる。主人公たちは、カグヤや島の人々を守るために彼らと争うことになるが、海賊団の1つ“海賊騎士団アークバッカニア”とは、何らかの条件で仲間となるようだ。以下に、ゲームに登場する4つの海賊団を紹介する。
◆魔導海賊セイレーン◆
女海賊ミストラルが率いる海賊団。妖魔や魔獣を使役している。
謎の少女カグヤの持つペンダントを狙って、ウィンダリア島を大船団で襲撃する。
▲左から、海賊団の頭領ミストラルと、その下で働く幹部のガデム、バルダー卿、レイドン。詳しいプロフィールは下で紹介する。 |
海賊令嬢 ミストラル CV:田村ゆかり
~冥海の紅き魔女~
“冥海の魔女”として恐れられる強大な魔力の持ち主。暗黒魔法の使い手だが、魔獣召喚術も得意とする。カグヤの持つ精霊石を狙い、主人公たちの前に立ちはだかる。
クールでプライドの高いお嬢様海賊で、三獣士を従えている。マジックパラソルを武器とし、華麗に戦う。
◆亡霊海賊ヘルガイスト◆
▲水晶のどくろを顔に持つ不死の海賊で、配下もすべてアンデッドモンスター。幽霊船は黒い霧とともに現れ、無差別にあたりの船を襲う。失われた何かを探し求めて、海をさまよっている。ラグナス王子の物語に深くかかわってくるキャラクター。 |
◆海賊騎士団アークバッカニア◆
海賊ディランが率いる義賊集団。
何らかの条件で、主人公たちに味方をしてくれるようになるらしい。
双剣の海狼 ディラン CV:中井和哉
~伊達と酔狂の両刀使い~
「野郎ども、いくぜぇっ!
海を荒らすヤツはこの俺が許さねえ!」
種族:人間 年齢:32歳 性別:男性
クラス:双剣士 武器:双剣&銃
主要魔法:少し使える程度
敵か味方か謎の存在として主人公たちの前に現れる海賊。理と人情を求めて生きる海の男で、海賊たちの間でも一目置かれている。
ある事件をきっかけに、主人公たちとともに敵の海賊と戦ってくれるようになる。
▲ディランは、高いHPと攻撃力を持つ近接戦闘タイプ。敵の注意を自分にひきつけるスキルで、仲間を守ることもできる。 |
▲会話の様子から、ディランはパートナーキャラクターと知り合いであるようにも見える。どのようなイベントを経て、主人公と意気投合するようになるのだろうか? |
▲アイザックといい、精霊石を狙うミストラルといい、海賊の中には物語上で重要な位置を占めるキャラクターが多いようだ。イベントシーンも目の離せないものが多そう。 |
ここから紹介するのは、主人公と最初に選んだパートナーが働くパン工房の女主人マデラと、彼女の友人であるドワーフ鍛冶師のハンク、パン大好きな獣人のクオン。ハンクは、パーティメンバーとしても活躍してくれる。
鋼の豪腕 ハンク CV:佐藤正治
~歴戦のドワーフ鍛冶師~
「フン、なんじゃ!
ワシに刀を打って欲しいというのはオヌシか」
種族:ドワーフ 年齢:65歳 性別:男性
クラス:重戦士 武器:ハンマー系
主要魔法:覚えない
片腕が機械仕掛けの義手になっている老ドワーフ。左腕は、古代遺産をめぐる過去の戦いで失った。村の北にある鉱山に住む鍛冶師で、武具の強化や合成をしてくれる。古代文明の遺産に詳しいが、古代兵器の危険性を身をもって知る男でもある。
友人であるマデラの願いにより、主人公たちの戦いに参加してくれる心強い存在。愛想はよくないが、気に入った相手には親身になってくれる。機械を前にすると夢中になってしまう。
▲全キャラクター中で、最大級の防御力と攻撃力を誇るハンク。素早さに欠けるものの、左手の機械の義手を使った必殺技が強力だ。機械の敵に対しても強い。 |
▲互いに友人だというマデラとハンクは、主人公たちを豊富な知識と経験でサポートしてくれる存在のようだ。人間の言葉が通じないクオンとは、どのようにコミュニケーションをとるのだろうか……? |
これまでも紹介している通り、本作ではココロと呼ばれるハート型エネルギーを集めることが肝心。集めたココロは、戦闘、会話、パンの作成など、さまざまな場所で使用することになる。
▲バトル中に繰り出す必殺技は、ハートを消費して使用する。使用するハートの色と必要個数は、それぞれの技ごとに決まっている。必殺技は、対応する色のハートと個数を持っていないと使用できない。 |
▲会話の選択肢の中に、ハートを消費しないと選べないものがある。たとえば、相手に想いを伝える時には好意の赤ハートが必要になる。 |
▲住人に配達するパンを自分で焼く場合に、ハートを使用する。本当にココロをこめて焼く魔法のパンは、ハートのエネルギーで焼き上げる必要があるからだ。使うハートの色によって、パンの仕上がりが変化。“芳醇な”、“もっちもちな”などの接頭語がついたり、戦闘で食べたときの効果が変わったりする。人の心を動かす時にも、魔法のパンが必要になるかも? |
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