2010年12月1日(水)
ども、日曜の朝にTwitterで実況した形跡がないと、同僚から心配されるカネキングです。今回は、12月2日に発売されるWii/PSP用ソフト『仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ』のプレイレポをお届けします。
『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』は、平成ライダーたちが一堂に会してバトルを繰り広げる、ライダーファン垂涎の対戦アクションゲーム。「最強の平成ライダーってクウガのアルティメットフォームだろ?」「ディケイドのコンプリートフォームじゃね?」「お前らMOVIE大戦2010見てないの? W(ダブル)が最強ですよ」「カブトのハイパーフォーム以外あり得ないから」「G3-Xだろ。ただの人間という意味において」。そんな“最強ライダー論議”になったら、このゲームの出番です。好きなライダーを使って自分たちの手で“最強のライダー”を決めましょう。本作の概要は、これまでに紹介した以下の記事を参照してください。
●『仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ』! これまでの、3つのできごと!
・1つ! オーズ&各ライダーの最強フォームが参戦!
・2つ! 仮面ライダーW ファングジョーカーと仮面ライダー アクセルが参戦!
・3つ! 仮面ライダー オーズ ガタキリバ コンボとラトラーター コンボが参戦!
・そして4つ! 仮面ライダー オーズ サゴーゾ コンボが参戦!
まぁ、3つと言いつつ4つあるんですけどね。えぇ、やりたかっただけです。
●これまでの『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』は!
そんな『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』も、今作で3作目。PS2で1作目が、Wiiで2作目が発売され、今作ではPSPとWiiで同時発売されることとなりました。『仮面ライダー クライマックスヒーローズW(ダブル)』は、第1作に“仮面ライダーW(ダブル)”を追加したような形のタイトルでしたが、今作は完全新作となり、新モードも追加されています。そして最初に言っておくと、ボリュームがかーなーり、すごい。これはもうキャラクターセレクト画面を見れば一目瞭然です。
▲隠しキャラクターを含めて、38キャラクター分の枠があります。平成ライダーってこんなにいたんだ……とちょっと考えさせられる数です。 |
目を引くのは、その隠しキャラの多さ。画像中の隠しパネルは全19個。隠れていないキャラのちょうど2倍です。隠しすぎですね。はたして一体どんなライダーが登場するのか。公式ブログやこれまで掲載した記事をしっかりチェックしていた人ならお気付きでしょうが、今作では『仮面ライダー龍騎』のライダーが大量に登場するみたいです。シザースやインペラーの姿まで確認されているので、これはつまり全員出るって解釈で……いいのかな? あ、カイザも画面に登場していましたね。みんな大好き草加雅人! まぁ、仮に『龍騎』のライダーが全員出たとしても、残る隠し枠は8つ(カイザを抜くと7つ)も残っており、まだまだ期待が持てますね。どんなライダーが出るのか、あれこれ予想するのも楽しみの1つではないでしょうか!
●最強フォームが操作可能に!
単にキャラクターが増えただけではなく、ライダーたちの最強フォームが収録されているのも、本作の大きなポイントの1つです。
▲タイトル画面に、最強フォームのライダーたちがずらり。オーズだけタトバ コンボ。 |
前作では最強フォームは超必殺技の演出時のみの登場でしたが、今作では自分の手で操作可能になりました。このへんのフォームチェンジの仕組みについては1報で詳しく紹介しているのですが、簡単に言えば、使用ライダーを決定後にフォームチェンジのタイプを選択できるようになった、という感じでしょうか。
Wを例に挙げると、バトル中、サイクロンジョーカーから……
1.ヒートメタルなど基本の9フォーム
2.ファングジョーカー
3.サイクロンジョーカーエクストリーム
のどれにチェンジするかを、キャラクター決定時に一緒に選んでおくといった仕様です。システム上、ヒートメタル→ファングジョーカー→サイクロンジョーカーエクストリームとチェンジはできませんが、劇中でもそういった変身をすることはまれだったので、プレイしてみて違和感はありませんでした。思い切ってチェンジ先を分けたのは英断だったと思いますね。また今作では、フォームチェンジのタイプによっては、バトル開始時のフォームも選択可能になりました。
▲1の場合は、ガイアメモリを自由に入れ替えてチェンジ可能です。ヒートジョーカーやルナメタルなど、思いのまま。好きなフォームでバトルを始められるようにもなりました。 |
ただ、ゲーム内ではバランスを取るためか、“最強フォーム”とはいえ、圧倒的に強くは設定されていません。ここは意見が分かれるところかもしれませんが、対戦を踏まえると仕方ないのかも。なおフォームは、これら最強フォーム以外にも、主要なものがひと通り収録されているのでご安心ください。
▲劇中では圧倒的な強さを発揮した歴代の最強フォームたちも、ゲームでは丸くなっています。 |
●オーズは10枚のメダルを自由に入れ替えられる!
オーズのフォームチェンジのシステムはすごく凝っていて、バトル中にメダルを選んでベルトに入れることで自由にフォームチェンジできます。“コンボ”だけでなく、タカキリバやタカトラーターといった細かいフォームも自由自在に変身可能。しかし自由になったぶん、操作が忙しくなって、慣れるまでが難しい(笑)。
「“コンボ”にしたいから、頭はライオンで、胴はトラで……」なんてカチャカチャやっている間に、相手にボコボコにされます。ライダーはヤミーのように待ってはくれないようです。ライダー容赦ないな! まぁ操作に慣れてくると、攻撃中にササッとメダルを入れ替えてチェンジできるので、すごく楽しいんですけど。いちいちアンクにメダルを要求する必要もないので、好き放題メダルをチェンジできるのもいいですね! もちろん、コンボの組み合わせになると、串田アキラさんが「タットッバッ!」と歌ってくれます。1試合で何回串田さんを歌わせられるか、そんな戦いをしたくなる時もあるでしょう。
▲メダルを入れた後は、オーズがフォームチェンジのポーズを取るのですが、この間は無敵。うまくやれば、相手の攻撃をこのポーズでやり過ごして、反撃を決める……なんてカッコいい使い方もできます。 |
→新システム“クライマックスタイム”が熱い!(2ページ目へ)
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