2010年12月8日(水)
新作旧作問わず、さまざまなミステリー・ホラー・サスペンス系のアドベンチャーゲームを紹介していく“まり蔵探偵事務所”。今回は、アルケミストから12月16日に発売されるPS3用ソフト『うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~(以下、うみねこ)』のプロデューサー・中川滋さんに、電撃オンラインの読者から募集した質問に答えていただきました!
本作は、『ひぐらしのなく頃に』を手掛けた07th Expansion・竜騎士07さんのPC用最新作『うみねこのなく頃に』を、PS3用に作り直したもの。PS3版では、PCでリリースされた原作のうち4つのエピソードを収録しており、すべてのシーンがフルHD仕様となっています。キャラクターデザインは、江草天仁さんとFFCさんが担当されています。
以前、まり蔵探偵事務所のWebラジオ『まり探 誰得ラジオ』内で、電撃オンライン読者から開発スタッフへの質問を募集しました。投稿されたものの中から選考した質問について、本作の中川プロデューサーに答えていただいただきましたので、『うみねこ』ファンはぜひチェックしてください! 結構、赤裸々に答えていただいております。なお、インタビューは原作のPC版の内容を一部含んでいます。
ちなみに、『まり探 誰得ラジオ』第9回では、『うみねこ』に関するアンケートについての発表も行っておりますので、ぜひあわせてお聴きください~。(※質問者のハンドルネームは質問の末尾に記載、敬称略)
▲『うみねこ』PS3版プロデューサーの中川滋さん。Xbox 360『ぎゃる☆がん』のイカしたメガネを装着してご登場。ちなみに『ぎゃる☆がん』の発売日は2011年1月27日です☆ |
――アルケミストは、このPS3版『うみねこ』の制作にどのくらい本気で挑んでいるか教えてください。(キロ)
売れなかったら会社をたたむ予定でした、総力戦です。
――作る上で心がけた点を教えてください。(華凛)
原作準拠、この1点に尽きます。
――原作通りにやるんですよね?(ローズマリー)
はい!
――制作中、一番の問題になったことは何ですか?(宮城県民)
残虐でエグい部分、楼座のネグレクトなど、『うみねこ』に含まれる倫理感をどこまで許容してもらえるか、でした。
――コンシューマ版を作るにあたって、PC版の原作をプレイしましたか? 原作者である竜騎士07先生との意思疎通は十分に行いましたか?(くーる)
原作プレイは当然として、原作・07th Expansionの皆様とはかなり密にやらせていただきました。
――原作者はどこまで制作にかかわっているのですか?(nm)
グラフィック、音声収録、演出など、ほぼすべての要素でご意見・ご監修をいただいております。特に音声収録は、3カ月以上にもおよびましたが、ほぼすべてに付き添っていただき、本当に感謝しております。
――なぜすべてのエピソードを収録しないのでしょうか?(あけおす)
まだEP8が出ていないからです。
(C)竜騎士07・07th Expansion/Alchemist