2010年12月17日(金)
日本コロムビアから12月29日に発売される音楽CD『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON-』の『07 萩原雪歩』、『08 双海真美』、『09 高槻やよい』について、キャストにインタビューを行った。
『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2』は、バンダイナムコゲームスのXbox 360用新作『アイドルマスター2(以下、アイマス2)』に関連したCD。新設定の765プロアイドルたちによってつづられる、キャラクター別のアルバムだ。これまでに『Prologue』を含めて7作品がリリースされている。
■『07 萩原雪歩』トラック
01.トーク01
02.【新曲】『何度も言えるよ』
03.トーク02
04.【カバー曲】『スウィートドーナッツ(Version Yukiho)』
05.トーク03
06.『LOST』リミックス版
07.【カバー曲】『恋』
08.トーク04
09.【新曲】『MEGARE!(M@STER VERSION)』
10.『何度も言えるよ』オリジナル・カラオケ
■『08 双海真美』トラック
01.【新曲】『ジェミー』
02.トーク01
03.『黎明スターライン』リミックス版
04.トーク02
05.【カバー曲】『夢の中へ』
06.トーク03
07.【カバー曲】『スウィートドーナッツ(Version Mami)』
08.トーク04
09.【新曲】『MEGARE!(M@STER VERSION)』
10.『ジェミー』オリジナル・カラオケ
■『09 高槻やよい』トラック
01.トーク01
02.【新曲】『スマイル体操』
03.『キラメキラリ』リミックス版
04.『スマイル体操』オリジナル・カラオケ
05.トーク02
06.【カバー曲】『スウィートドーナッツ(Version Yayoi)』
07.トーク03
08.【カバー曲】『さんぽ』
09.トーク04
10.【新曲】『MEGARE!(M@STER VERSION)』
今回、『07 萩原雪歩』、『08 双海真美』、『09 高槻やよい』に出演している3人にお話を伺ってきた。雪歩役の浅倉杏美さん、真美・亜美役の下田麻美さん、やよい役の仁後真耶子さんが、ざっくばらんにCDの魅力を語っている。CD購入前の予習として、ぜひご覧いただきたい。(インタビュー中の名前は敬称略)
▲左から、仁後さん、下田さん、浅倉さん。 |
浅倉 今まで雪歩は、明るい曲を歌うことはあっても、『Kosmos, Cosmos』や『First Stage』のように感情を抑えて表現することが多かったと思うんです。でも『何度も言えるよ』はすごく明るくて、17歳の雪歩の等身大な、アイドルというよりも普通の女の子のかわいらしい部分を強調して作られた歌です。聴いているとウキウキするような曲で、レコーディングでも楽しく、順調に進めることができました。
コーラスや、(ボーカルの)追いかけっこの部分も、今回はすべて自分でやりましたので、全編にわたって雪歩が息づいている曲になったと思っています。何度も聴いていただけるような、そして「雪歩といえば『何度も言えるよ』だな」というイメージを作っていけたらいいな、と思える曲になりました。
下田 『アイマス2』では前作から彼女たちが成長していることもあって、そうした心情や環境の変化が、皆さんのソロ曲それぞれに出ているんじゃないかなと思います。真美は中学生になり、少しだけ大人の女の子になったためか、『ジェミー』はめずらしく、かわいらしい恋愛ソングになっています。
この曲は、作詞の方がいろいろなマジックを施していらっしゃいます。紹介したいのが「本当に美しいもの探してね」という歌詞で、「本当に美しい」→「真に美しい」→「真美」という字になるんですね! いろいろ探してみると「コレってそういう意味なのかな」と思えるような発見があるはずですので、歌詞もじっくり見ていただきたいです。
私は「ものすごい王道なアイドル曲だな」と聴いた時に思いました。『スタ→トスタ→』とか『黎明スターライン』とか、これまで亜美として歌ってきた曲は変化球気味というか、クセの強い曲が多かったんです。『ジェミー』のような、ここまでストレートな曲が彼女にやってくるとは……と驚いています。曲の最後には、聴いた方の心を射貫く作戦が施されております(笑)。ですので、ぜひ最後まで聴いていただきたいです。
仁後 『スマイル体操』ってどういう意味なんだろうと思いまして、レコーディング前に作詞のyuraさんとお話しました。「何をするにしても、体を動かすなら体操だよね、みんなでニコニコとしていたらハッピーになれるんじゃないか」、そんな気持ちがいっぱい含まれている曲です。ただの体操の歌では……ないです(笑)。歌詞を読んでいただくと、本当にホロリとするようなものになっていて、それをやよいが元気いっぱいに歌っています。『07』『08』『09』と順番に聴いていただいて、最後でギャフンとなってくれればいいかなぁって(笑)。『07』『08』とかわいい歌が続いているから、「最後コレかよ!」って。
下田 かわいいよー、この曲!
仁後 そうかな! でもタイトルだけ見ていると、どうして最後が『スマイル体操』なんだろうって、自分でも思っちゃったんだけど(笑)。
下田 ビリー隊長みたいなのを想像していたんだけど……。
浅倉 もっと激しい曲だと思っていましたよ!
仁後 仮歌の時、曲調がカッコいい感じだったので、歌っていた方もカッコいい感じになさっていたんですけど、実際に私が歌ってみたら全然違うものに……。(曲のできあがりから収録まで)時間がなかったので、仮歌で聴いていたんです。だから“やよいの声で仮歌と同じように歌わなきゃ”と思っていたんですけど、全然雰囲気が合わなくて。
ですので、仮歌の曲を聴くのはやめて、それを忘れて一からやりました。それで歌ったら、最初は全然違う方向に行っちゃったんですけど(笑)、できあがりを聴いて「いい方向に戻ってきている」と思いました、よかったです。もしライブとかで歌えるなら、みんなで歌いたいなって。掛け声のところもいっぱいありますし。やよいは14歳になったけど、あんまり変わってない……。
下田 うん。いいことだ。変わらない方がいいこともある。
浅倉 うんうん。
仁後 歌もあんまり変わっていないのが“やよい”なのかな、変わらないところがいいところなのかな、と思っています。
(C)窪岡俊之 (C)NBGI