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2010年12月17日(金)

義元が世界の蹴鞠人を目指す、の! 『戦国無双3 Z/猛将伝』

文:電撃オンライン

 コーエーテクモゲームスは、2011年2月10日に発売するPS3『戦国無双3 Z』およびWii『戦国無双3 猛将伝』の新情報を公開した。

 『戦国無双3 Z』は、2009年12月にWiiで発売された『戦国無双3』に新要素を加えたタクティカルアクションゲーム。新要素としては、ガラシャ、福島正則、綾御前といったプレイアブルキャラクターの追加や、ゲームモード2種の実装などがある。『戦国無双3 猛将伝』は前述の追加要素を収めた作品で、『猛将伝』ならではの要素として村雨城モードの通信プレイ対応などもある。

 今回は、追加要素の1つである無双演武の新ストーリーを紹介。追加された10ストーリー分のうち、ガラシャ、濃姫、森蘭丸、今川義元、風魔小太郎の5キャラクターの序盤について掲載する。

●ガラシャ 無双演武ステージ“木津川口の戦い”

『戦国無双3 Z/猛将伝』

 ガラシャは織田家の名将・明智光秀の娘である。大切に育てられたためか、あまり世間の様子を知らずにいた。光秀はガラシャによく己の志を語って聞かせた。戦のない、優しい世を創る、そのためには戦わねばならないこと。それがどういうことなのか、ガラシャには想像もつかなかった。

 ある日、光秀に戦の招集が掛かった。戦とは何か、優しい世とは何か。ガラシャは好奇心を抑えきれず、戦場に向かう船に忍び込んだ。

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▲信長の天下に反対する毛利軍と雑賀軍との戦い。本物の戦さを知るため、ガラシャは父の光秀に黙って戦場へ赴く。

●濃姫 無双演武ステージ“桶狭間の戦い”

『戦国無双3 Z/猛将伝』

 斎藤道三の娘・濃姫は、尾張の織田家に嫁いだ。2家を取り持つための政略結婚である。しかし、道三の真意は他にあった――「信長がうつけであれば討て」。だが濃姫は、信長を殺すべきか答えを出せずにいた。

 そんな濃姫に絶体絶命の危機が迫る。駿河の名門・今川義元が、京へ上洛しようと大軍をおこし、その途上にある尾張へ侵入、今にも織田家を飲み込もうとしていた。

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▲信長とともに戦場へ出る濃姫。そこで彼女は、信長の策によって負け戦が勝ち戦へ変わる様を目の当たりにする。信長がただのうつけではないことを知る濃姫だった。

●森蘭丸 無双演武ステージ“姉川の戦い”

『戦国無双3 Z/猛将伝』

 森蘭丸は忠実なる小姓。信長に幼いころから仕え、主のため、命を張って戦うのが務めである。信長は天下布武を掲げ、上洛を果たすと越前・朝倉を攻める。だが、盟友・浅井が朝倉方に付き、織田を挟撃。京へ逃げ帰った信長はすぐさま浅井・朝倉討伐の軍をおこした。

 蘭丸は討伐軍の最前線にいた。眼前の敵をただほうむれ、という信長の命に従って。

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▲信長による苛烈な復讐戦“姉川の戦い”。信長の意志に盲目的に従う蘭丸は、ひたすら敵を斬る修羅となる。

●今川義元 無双演武ステージ“桶狭間蹴鞠戦”

『戦国無双3 Z/猛将伝』

 今川義元は海道一の弓取りと呼ばれる名将である。芸能にも通じ、特に蹴鞠(けまり)に関しては並び立つ者がいない。しかし、時は乱世。義元の相手が務まる者などそうそういるはずもない。蹴鞠仲間のいない義元は日々、悲しみに暮れていた。

 そこに転機が訪れる。伊達政宗と立花宗茂である。2人は言った。日本に相手がいなければ世界へ行け。義元の目が輝き始めた。まずは東海一の蹴鞠人となるため、尾張の織田信長に挑んだ。

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▲奇襲を掛けてきた織田軍を迎え撃つ戦いとなる。政宗と宗茂の言葉に目覚めた義元は、蹴鞠の技で織田信長に挑む!

●風魔小太郎 無双演武ステージ“利根川の戦い”

『戦国無双3 Z/猛将伝』

 風魔小太郎は、北条家に仕える風魔忍軍の首領である。ある時、関東制覇を狙う上杉謙信が北条領に侵入した。北条家の当主である北条氏康は甲斐の武田信玄と手を結び、謙信を迎え撃つべく出陣を下知した。

 人が生きれば自然が壊れる。だが、それでも人の営みに手を貸さねばならぬ縁由がある。風来坊・前田慶次にそう答えた風魔は、主・氏康と合流すべく、忍びを引き連れ戦場に入る。

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▲このストーリーでは、風魔小太郎の好敵手となる慶次との出会いが描かれる。氏康から厚い信頼を受けていることもうかがえるだろう。

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