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2010年12月24日(金)

花澤香菜さんが歌う新ED追加! 『ヴィオラートのアトリエ』の新情報を公開!!

文:電撃オンライン

 ガストは、2011年2月3日に発売するPSP用RPG『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出(以下、ヴィオラートのアトリエ)』の新情報を公開した。

 本作は、2003年に発売された『アトリエ』シリーズ第5弾『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~』をPSP用に作り直したもの。カロッテ村に兄と暮らすことになった主人公・ヴィオラートを操作して、錬金術を駆使しながら村を発展させることが目的となっている。PSP版では登場キャラクターが増えている他、イベントやエンディングが大幅に追加されている。

 2報では、PSP版で追加される新エンディングテーマをはじめ、システムやキャラクターの情報を掲載する。11月26日に公開した初報とあわせてチェックしてほしい。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲本日12月24日はクリスマスイヴということで、本作のイラストを担当している双羽純さんから、描き下ろしのイラストも届いた!

■花澤香菜さんが歌う新エンディングテーマ

 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』と同じく、本作もマルチエンディングが採用されている。新キャラクターの追加に伴って、専用の新エンディングも追加。さらに、スフィア役の花澤香菜さんによる新エンディングテーマも用意されている。

●新エンディングテーマ『ゼンマイ式しあわせクロック』
作詞/作曲/編曲:柳川和樹

くるくる回る銀の針が二つ あなたと私みたいに 透明なマルの上 ずーっとずっと しあわせ刻むの

追いかけて追いついて 追い越して追いかけられる 円の上で延々と かけっこ・逢瀬のエンドレス

行き着く果ては円卓? 冒険と恋の物語? …あ そろそろ ゼンマイまかないと

うきうきうき ネジ巻いたら わくわくわく 歯車がまた回る

くるくる回る銀の針が二つ 重なるほんの一瞬 きゅっと裾を掴んでみたりもして なんだか楽しい

曜日とか日にちとか 日取りとか日照りだとか そんなものは分からない 時間と分とが分かればいい

今日が水曜か月曜か あやふやで鏡花水月… うん ぐるぐる まわってるだけでしあわせ

くらくらくら 眩むハート どきどきどき 気持ちも動き出すの

くるくる回る銀の針が二つ 背中越しに伸びた時 ぎゅっと握った手と手が温かくて なんだか嬉しい

かちこちかちこ ちかちこちかち
こちかちこちか ちこちかちこち?

くるくる回る銀の針が二つ 重なる五秒前から カウントを始めるの 5・4・3・2・1・ぜろー!

くるくる回る銀の針が二つ 刻む音を聴きながら しあわせを私も刻んでいくの ずーっと あなたと


★花澤香菜さんからのコメント

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』

 最初にこの曲を聴かせてもらった時、とてもかわいらしい曲だったのでうれしかったです。今までの『アトリエ』シリーズのエンディングテーマとは違った印象になっているとのことなので、シリーズのファンの方はちょっと驚いてしまうかもしれません(笑)。頑張ってラップに挑戦したのでぜひ一度聴いていただきたいです!! 聴いていてハッピーな気持ちになれる曲だと思いますので、ゲームと一緒に楽しんでいただけたら幸いです。


■限定版“プレミアムボックス”の発売が決定!

 限定版“プレミアムボックス”の発売が決定した。限定版には、ゲームソフト本体の他、PSP掛け替えジャケットや世界観を伝える豪華イラストブック、それらのアイテムが収納できる限定版オリジナルケースが付属する(画像はイメージ)。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』

■さまざまなゲームシステムを紹介!

●アイテム販売

 カロッテ村で錬金術のお店“ヴィオラーデン”を営むことになったヴィオラート。特にこれと行った特産品のないカロッテ村を、錬金術で一躍有名にするために、お店ではお客との交流を中心に、個性あふれるキャラクターたちとのやりとりを楽しむ独自のシステムを搭載している。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲ゲームを進めると工房をお店にリフォームするイベントが発生! 開店すると看板が付く。

 お店ができたら、さっそく商品を商品棚に陳列しよう。錬金術で調合したアイテムだけでなく、拾ってきた材料もそのまま配置できる。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲時にはブームが発生することもある。対象アイテムを陳列すると、売り上げも増加する!▲商品を棚のどこに置くかで売り上げが変わってくる。イチオシのアイテムは目立つところに配置しよう!

 お客ごとに、お店に対する評価は異なる。それを総合的に表すのが“お店ステータス”だ。これまでの売上や、お客さんがお店をどのように思っているかなど、お店を経営していくうえで必須の情報が確認できる。またお店には、経験値と評価レベルが設定されており、ヴィオラートが店主としての経験を積んでいくと上昇する。お店が繁盛してレベルが上がると、棚も広がり商品がたくさん陳列できるようになる。さらに、新しい看板や店内装飾品を調合することにより、お店の様子も変化する!

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲最初は殺風景なお店もにぎやかに!

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲お客さんの感想はさまざま。よい評価をたくさんもらえれば来客数も増加する。

 錬金術のアイテム調合や採取など、日々忙しいヴィオラート。しかし、それにばかりかまけていては、お店が開店休業状態になってしまう。そんな時の心強い味方が“お店番”だ。忙しい時や留守の時に、友だちにお店を頼んでおけば安心。一緒にお店を切り盛りしていけば交友値もアップするだけでなく、いつもは見せてくれない意外な一面を見せてくれることもある。ただし、店番を頼んでいる時は、お客さんへの対応もお店番キャラ次第。売上がアップするかも知れないが、時には思わぬトラブルが発生することも……。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲店番は自分ですることもできるが、仲のよいキャラクターがいれば、代わりにやってくれるよう頼むこともできる。

●村の発展

 ヴィオラートのお店には、時間とともに王国中から人が集まってくるようになる。買い物をしたお客さんは、自分が満足度したかどうかで各自が判断し、いい店だと認めれば情報が口コミで王国中に広がっていく。何も特徴のないカロッテ村では、お店の評価がカロッテ村全体の評価になる。さらに、お店での販売傾向により村の印象が変化し、結果として村の発展にも大きな影響をおよぼす。

 ヴィオラーデンが繁盛し、村が変化していくことで新しい住人が移住してくる。やってくるのは、カロッテ村の発展傾向に合った個性的な人々。その中には、新たにお店を開く人もいる。もちろん、彼らのお店の品ぞろえも、発展の仕方によってさまざま。とある発展の仕方をした時だけ店頭に並ぶというレアアイテムも存在する。必要なアイテムや、欲しいアイテムに合わせて村を発展させるのも、1つの方法だ。

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▲初期のカロッテ村郊外には、にんじん畑程度しか見あたらないが……。▲お店でどんな物を扱ってきたかは、ステータス画面で確認可能。▲たとえば“珍品”を多く扱っていると、ファンシーな街になっていく。

●オークション

 カロッテ村発展のため、村長主催による村をあげての開催となる一大イベント“チャリティオークション”。1年に1回しか開催されないこのオークションには、村民からさまざまな珍アイテムが出品される。それらに一番高い値段をつけた人が落札でき、落札金額は全て村の復興資金に回されるというルールだ。自分で採取したり調合したアイテムを出品することも、もちろん可能。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲オークションが始まると、すぐに値段が釣り上がっていく。“ひっさつ”を選ぶと、スロットが回転! 狙った技が出せれば有利にことを運べるが、失敗すると……。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲オークションには、自分で参加することも可能。珍しいアイテムを出品すれば……。

 チャリティオークションなので、出品者に報酬が入ることはない。しかし、一番高い値段がついたアイテムを出品した人にはレアアイテムが与えられる。さらに、3年間のトータルで高額出品をした人には、もれなくクラーラ+αがプレゼントされることにもなっている。自分で頑張るのもいいが、他のキャラクターを優勝させると意外な展開になることも……?

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲ヴィオラートが見事優勝! 村にも変化が?

●採取

 ヴィオラートが調合でアイテムを作り出すためには、各種の材料が必要となる。それを調達できるのが、冒険の舞台となる採取地だ。前作『ユーディーのアトリエ』の2倍以上の場所が用意されているので、各地をめぐり材料を集めよう。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲カロッテ村の近くにある森。1日で往復できる立地にあるが、モンスターも出没するため、村人が訪れることはあまりない。冒険者のウワサによると、謎の遺跡があるらしいが……。

 採取地の一部には、行き止まりになっている地形も存在する。最初のうちは通れないが、錬金術で新しいアイテムを作り出すことで先に進めるようになる。突破方法は1つではないので、現在のレベルに合わせたアイテムで通り抜けよう。たとえば、川岸で行き止まりの場合、フライングボードで空を飛ぶ、氷の爆弾“レヘルン”で川を凍らせる、水中を歩けるようになる“エアドロップ”を使って川の中を渡るなど、方法はさまざまだ。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲ワールドマップ上で“フライングボード”を使えば、目的地まで一気に進むこともできる!▲“レヘルン”で川を凍らせたシーン。これで先に進める。

●戦闘

 戦闘のルールは、前作『ユーディーのアトリエ』と同様、敵味方ともにHP(耐久力)、MP(精神力)、LP(生命力)というパラメータがあり、そのどれかがゼロになると行動不能になる。キャラクターによっては、特定パラメータが最初からゼロで、そのパラメータに関連したダメージを受けない者もいる。相手の弱点を見極めて戦えば、効率よく冒険を進められるだろう。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲幽霊系やエレメンタル系の敵は、HPダメージを受けないことが多いので注意しよう。

 ヴィオラートと、ともに戦ってくれる仲間たちは、それぞれが“スキル”と呼ばれる特有の技能を持っている。スキルには戦闘中に任意に使用できるものを中心に、安く買い物ができたり、自動的にヴィオラートを防御してくれたりなど、さまざまなものが存在する。スキルの種類は冒険者レベルがアップすると増えていき、レベルアップ時に得られるスキルポイントを割り振ることで、強化が可能だ。

『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』 『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
▲レベルアップ時に、スキルポイントを獲得。よく使うスキルにポイントを多く割り振ろう!

→登場キャラクターや新イベントCGを公開!(2ページ目へ)

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