【世界の社窓から vol.3】牛やヒヨコが出迎えてくれるマーベラス

文：電撃オンライン

　昨年12月に突如始まった“世界の社窓から”は、メディアもなかなか入れないオンラインゲーム会社の奥深くを、覗いてみたいという好奇心がきっかけの訪問企画。昨年は2つの会社を訪問してきましたが、今年も色んな会社を紹介していく予定ですので、レポーターのおハナともどもよろしくお願いいたします。

　2011年最初の訪問先は『牧場物語』シリーズ、『ルーンファクトリー』シリーズで有名なマーベラスエンターテイメント（以下、マーベラス）に行ってきました。最近はWeb版『みんなで牧場物語』をリリースするなど、オンラインゲームにも進出してるんですよ。

　某駅を出ると目の前にどっかりとそびえる大きなオフィスビル。このワンフロアにマーベラスは入っています。しかし、これがものすごい罠でした……。 広いイベント会場や大学の校舎などで“サウス/ノースエリア”とか“イースト/ウエストタワー”のように、区画をわけている建物がよくありますよね？ ここもオフィスエリアが東西に2つにわかれ、平面図で見るととってもシンプルなのに、現地は複雑に曲がった通路や方向感覚がくるう吹き抜けロビーなど数々の罠で、おハナをかなり迷わせてくれました。

すみません、道に迷って取材当日5分ほど遅刻した言い訳でした。

　気を取り直して、こちらがマーベラスの正面入り口です。左手にはこれまでに発売されたゲームソフトや、そのテレビCMなどが流れていました。『プリキュアオールスターズDX2』DVD＆Blu-rayの看板が目立ちます。

　右手には簡単なミーティングスペースと小会議室があります。社内の打ち合わせ程度ならここで済ませる人も多いようです。おハナは一度だけ、このオープンスペースでインタビューをしたことがあるんですよ。温かみのあるオレンジの壁と、ウネウネと柔らかいカーブが続く設計は結構落ち着きます。大会議室は別のフロアにありました。

▲ガラス張りの会議室には、目隠し代わりに手書き風の白いラインが。水森亜土さんを思い出したのですが、電撃オンライン読者の何割にわかってもらえるか不安です。

　続いては憩いの場、忙しいランチタイムにホッとするための休憩室をお見せしましょう。食卓があるだけのシンプルな休憩室ですが（すぐ隣が給湯室）、さすが高層ビル、窓からの眺めはバツグン！ よく晴れた日にここでお弁当を食べるのはちょっと気持ちよさそうですねー。そして、おハナのひそかな楽しみ“自販機チェック”を行おうと、給湯室に足を踏み入れたところ気になるメモを発見。100円コーヒーが調整中で飲めない……だと。それにしても1杯100円って気軽に飲めていいですね。ちなみに誰の役にも立たない情報ですが、おハナは毎日10杯前後のコーヒーを飲みます。たぶん胃はとっくに荒れています。

▲缶ジュースで110円。あまり安くなってない……。		▲窓から地上を見下ろすと「見ろ、人が●●のようだ！」と言いたくなりました。		▲100円コーヒー飲みたかったです。

●なんとか恒例にしたいスタッフへのファッションチェック！

　さて、最後はゲーム会社で働く人々の日常を鋭く（？）観察する、ファッションチェックのコーナーです。実は出演を承諾してくださる方が少ないんですよね……。おハナの愚痴はさておき、一人目は会議室前で捕獲された女性スタッフさん。本日のオシャレポイントは胸元の大振りなネックレスだそうです。

　二人目はエレベーターホールで出会ったプロモーションチームのスタッフさん。男性だけどシャイなのか、顔出しはNGでした。おハナが働く電撃オンライン編集部（とその周辺）には、スーツ＆ワイシャツ姿の人がものすごく少ないので、スーツ姿の男性は新鮮かつ貴重なものに見えました。

▲『牧場物語』に登場するブタさんぬいぐるみを、強烈にアピールされました。担当なんでしょうか？

　ここで、二人とも顔出しNGという状況にしきりと恐縮し始めたのが、今回の会社訪問で案内をしてくれたプロモーションチームの中村信彦さん。突然「僕も出演します！」と申し出てくれました。ありがたい申し出なので、何の遠慮も見せずに「じゃあポーズつけてください」とワガママを言ってみましたが、快く引き受けてくれることに。何でもとりあえずお願いしてみるもんですねぇ……。本記事のために体を張ってくれた中村さんの勇姿を、みなさんじっくり眺めてください。

▲立ち姿がきれいにキマってるマーベラス プロモーションチームの中村信彦さん。

▲この日のファッションは、細いストライプと浅めのVネックが爽やかなマリンボーダーTシャツと上着の組み合わせ、そして靴がポイントなんだとか。確かに会社員らしいきちんと感を打ち出しながらも、きれいにカジュアルダウンしてますよね（と、偉そうにチェックしてみた）。

　マーベラスさんは、他のオフィスもたくさん入居しているビルの一部ということもあって、撮影できる範囲にちょっと制限があり、これにて取材は終了となりました。次回、別の取材で訪問するチャンスがありましたら、その時は100円コーヒーを飲んで帰りたいです。

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