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2011年1月8日(土)

3DS新作はすれちがい通信にも期待! 『メタルギア ソリッド』ステージレポ

文:電撃オンライン

 本日1月8日~10日にかけて幕張メッセで開催中の“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”で、ステージイベント“ニンテンドー3DSソフト紹介プレゼンテーション『METAL GEAR SOLID』シリーズ”が行われた。

『メタルギア ソリッド スネークイーター』

 体験会には、オートデモとして『HIDEO KOJIMA’S METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D “The NAKED Sample”』が出展されている。その3DS用ソフト『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER』について、プロデューサーを務める松花賢和さんが語った。ちなみにステージイベントの模様は、イベントの公式サイトでも見られるので、まだ見ていない人はチェックするといいだろう。ここでは、そのさわりをお伝えする。

『メタルギア ソリッド スネークイーター』 『メタルギア ソリッド スネークイーター』
▲松花プロデューサーは、『スナッチャー』の開発で小島秀夫監督と一緒に仕事をした後、PS『メタルギア ソリッド』からシリーズの制作に参加。小島監督の陣頭指揮で制作されたオートデモを引き継ぐ形で、3DS『メタルギア ソリッド スネークイーター』のゲーム制作を担当することになったという。▲3DS『メタルギア ソリッド スネークイーター』は、1964年の冷戦時代を背景に、メタルギアサーガの原点ともいえる物語を描いたPS2『メタルギア ソリッド 3 スネーク イーター』をベースにした作品となる。

 「残念ながら、ネット越しでは3DSのすごさがわからないと思います。なので、なんとか時間を作っていただいて、触りにきていただければと思います」と話した松花プロデューサー。ステージでは、出展オートデモの見どころについても紹介が行われた。

『メタルギア ソリッド スネークイーター』

 松花プロデューサーによれば、出展オートデモで特に注目してほしいポイントは3つで、冒頭のロゴのシーン、吊り橋のシーン、兵士が落とし物をするシーンだという。中でも兵士が落とし物をするシーンは、3DSならではの描写がたくさん詰まった場面でもある。兵士がタバコを落としたため、スネークが兵士に見つかりそうになるこのシーン。兵士が落とし物を探すのをあきらめたと思いきや、突然、兵士の腕が飛び出してくるという演出だ。この演出について松花プロデューサーは、3DSならではの「びっくり箱的な表現」と語っていた。

 また、3D映像の裸眼立体視以外にも、ジャイロセンサーや、すれちがい通信、いつの間に通信、3Dカメラなど、さまざまな機能を搭載している3DS。それらの機能をどのように生かしていくのかを尋ねられると、ソフトを挿していなくても使える3DSの“すれちがい通信”を「使わない手はないし、『MGS』の中ですれ違った時、何が交換できるかを皆さんワクワクしていると思います。ぜひ期待していただければと思います」と話していた。

『メタルギア ソリッド スネークイーター』

 また3Dカメラ機能についても、「ゲーム内に(アイテムとして)カメラがあって、特定の場所で使うことで、心霊写真を撮ることができました。今回はそれがひょっとして立体になるかも……」とほのめかす内容のコメントもあった。松花プロデューサーも、3DSの新機能を使った遊びはいろいろと考えているようだ。今後の発表に期待しよう。

 なお“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”は明日、明後日も開催されており、入場は無料となっている。時間のある人は、ぜひ足を運んでみるといいだろう。

(C)Konami Digital Entertainment

■NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会 概要
【開催日時】
 2011年1月8日10:00~17:00(入場16:00まで)
 2011年1月9日10:00~17:00(入場16:00まで)
 2011年1月10日10:00~16:00(入場15:00まで)
【開催会場】幕張メッセ 展示ホール9
【料金】無料

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